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『触法障害者』救済へ 支援センター県が前橋に開設
知的障害によって罪悪感がないまま罪を繰り返す「触法障害者」を救済するため、
国が都道府県に設置を求めている「地域生活定着支援センター」が今月、前橋市青
梨子町の知的障害者更生施設「こがね荘」に開設された。県が、施設を運営する高
崎市の社会福祉法人「はるな郷」に業務を委託した。センター開設は、関東地方では
、栃木県に次いで二番目となる。
触法障害者は刑務所を出所後も行政や福祉の支援が少なく、生活苦から窃盗な
どの微罪を重ね、入所を繰り返す実態が社会問題化。このため、厚生労働、法務両
省が、出所した触法障害者に、保護観察所と連携しながら福祉サービスの申請など
を支援し、福祉施設への受け入れも仲介するセンターの設置を働き掛けている。
県は本年度当初予算に委託費約千七百万円を計上。委託先を公募したところ、はる
な郷のみが応募し、四月二十日に県内の大学や司法関連施設などで構成する選定委
員会が審査した。その結果、県内最大の入所者ら約五百人を抱えるはるな郷が適切
と判断された。
センターはこがね荘の一室に入り、法人職員二人が専任となり、契約職員も一人雇う
予定。最初の業務は今月中旬にも職員二人が前橋保護観察所を訪れ、打ち合わせを
する。今後は触法障害者を一時的に預かったり、一定期間受け入れることも検討する。
センターの若井隆弘所長は「入所者や保護者、地域住民に事業の重要性を理解しても
らうのが大切。触法障害者一人一人に応じた接し方をしていきたい」と意欲を見せている。
(菅原洋)
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