10/02/18 15:49:48 f4StnH3Y0
>>786
甚だ暗い見通しのお話になるのですが、今後の建設業に関して明るい見通しは
何一つないと言うのが私を含めて周りの人々の共通した見解です。
8年前、まだ方針転換が効く今だからと考えて依願退職しました。
それからほどなくして市内でも何社もの建設会社が倒産、元勤務していた会社も
賃金は年俸制へ移行、ボーナスは夏も冬も完全にカット、なおも人件費削減で
職員を半分近く減らしたと聞きました。
中規模以上の公共工事は、今や殆ど予定価格制から完全競争制になっています。
即ち役所があらかじめ予算を提示し、企業努力でそれ以下で施工できる業者を
選定していくやり方です。
当然、ノウハウを蓄積して低コストで施工可能な大手企業が圧倒的に有利で、
従来のような地場の小・中堅企業が発展する余地はありません。
精々、営繕的な小規模工事を食いつないでいく程度です。
こうなったのも個人的には(非難を承知で敢えて提言しますが)建設業界に
つきものである「公共工事の談合イコール完全悪」という誤認のせいです。
談合と言えばすぐグレーなイメージがつきまといますが、最近の言葉で言えば
単なる「ワークシェアリング」です。
従来のような予定価格の上限が決まっている公共工事に対し、民間業者によって
工事価格を吊り上げられる訳もないのです。
結局、地場の業者で仕事を分け合う風習は談合と決めつけられ、排除することで
大手ゼネコンや海外からの参入には追い風となりました。
責任ある発言でないかも知れませんが、この業界に限界を感じられたなら
なるべく早く他の得意分野を磨き、いつでも転職できる準備を整えておいた方が
良いように思います。
繰り返しますが、強みのある部門を持つ建設会社以外、生き残る術はありません。