10/01/25 22:33:04 yKhuFqa00
>>907
> アートを普通の人が普通に買う文化なのよ欧米は
> だから路上画家とかも多い。
路上画家の話でよければ、バザーとかで
アマチュアが書いた絵を気に入って飾るために買う人は日本でもそれなりにいますよ
どこが違うの?
で、欧米という言葉で一つにくくれるほど
アメリカの各地域ととヨーロッパの各国が同じだとは思えないけれど
どこの国のどういう階層のこと念頭においてるの?
ハイアートとして認知されるような作品の場合
「普通の人」が買う作品って
作家と個人的知り合いでない場合、付き合いのある画廊の推薦がある作品がほとんどですよ
画廊は、将来的に高く売ることが出来る作品ということで売りつけ
買う側は価値が下がらないという前提で買う
アーティストに金を出すのは、将来、より高く売れるという前提があるから
もちろん作品を気に入って買うにせよ
基本的には画廊側の提示する選択肢から選ぶだけであって
「普通の人」が、新人を発見して、投資して育て上げるなんてことはないですよ
もちろん、それで市場がまわり、アーティストも食べていけるので
仕組み自体は有効だけれど、そんなに理想的で綺麗な世界じゃないですよ
あと「普通の人」というのでどういう階層を思い描いているか謎だけど
実際には、かなりの可処分所得のある階層だけだよ
比較的階級差が少なかった日本の視点からは「普通の人」に見えるかもしれないけど
ゴミ収集車の作業員は買いませんし買えませんよ
いずれにせよ、外国に理想郷があるかのごとく描いて議論するのって、
存在しない理想郷に自分の勝手な理想イメージを押し付けてるだけで、実りある議論にはならないと思うけど