09/09/23 23:42:43 J9kl+kY60
>>466
大体この問題でジョージ・オーウェル持ち出して「言論の自由侵害!管理社会到来!」と話すやつは、
「VOCALOID技術が誹謗中傷の道具に成り果てて、やがて消滅する」という、より身近な脅威を無視する。
1km先の道路を走る車がこちらに突っ込んできはしまいか?と心配しながら、足元の石ころで転んで大怪我する可能性を無視するのに似てるだろうか。
酒井は確かに犯罪で検挙され、今後の裁判でも有罪(執行猶予付きになるかも知らんが)になるだろうが、
それでも無根拠の流言蜚語にさらされなきゃならないいわれはない。
いかな犯罪者であれ人間にはそうした権利がある。
クリプトンにしてもヤマハにしても、自社製品・技術が誹謗中傷・流言蜚語を広めるような使われ方をすることに抗議する権利がある。
これを認めないのは、ネット上の多数の要求の前に、元来認められるべき私権が不当に制限されることになると思うが。
この状況が当然というなら、それはオーウェルの描いた小説世界以上の恐怖だと思うけれども。