09/06/11 14:51:33 0PuCDs8D0
今回の企画、何かと考えると、
一つは現在のネット流通するボーカロイド音楽世界の手っ取り早いビジネス化だと思う。
音楽出版社が擁するプロ歌手が、ネットの野に流通するボーカロイドの楽曲を歌うという事は
そうした野の楽曲を
音楽出版-JASRAC-テレビ・ラジオ放送網-CD販売-カラオケ、携帯といった
既存の流通経路へ乗せる窓口になるという事であり、ボーカロイド楽曲の作り手もファン層も
そっくりそのまま既存の流通経路に取り込む事が可能になるという事でもある。
何のことはない、手法は違えど戦略は電車男の時のそれと変わりはない。
だが、ネットで流通する一方で既存の流通経路への道が開かれる事そのものは悪い事でないだろう。
手っ取り早くビジネス化したいのは音楽出版側だけでなく、作り手の中にもいるだろうし。
自己レスだが>>30
しかし、よくよく考えてみると、そうしたネット内と異なる判断基準なり価値観が
ネット内に再びフィードバックされる事はないのではないか。
プロ歌手、音楽出版社、JASRACといった既存の流通経路に乗った楽曲なり作り手は
もうネットの世界に帰ってこないだろう。