09/04/15 18:01:55 2DjBTUXM0
そんなある日、ついに店主は行動を起こしました。
店に時折やって来る悪い人達を、テーブルごと店から追い出し始めたのです。
ですが、同じテーブルに座っていた、悪い事をやっていない人は堪りません。
当然文句を言います。
「なんで俺を追い出すんだ!こいつだけ追い出せばいいことだろう!」
その人は店主に無視されました。
「冷静になれって。悪い奴等なんか無視しろよ。俺らみたいにさ」
その人は店主に追い出されました。
店内にいた人が言いました。「なんか最近追い出される人多くね?」
その人も店を追い出されました。
また店内にいた人が言いました。「追い出される様なテーブル教えてよ」
その人もまた、店主に店を追い出されました。
そうこうしている内に、店の前は店を追い出された人達でいっぱいになりました。
その中には、常連客だった人達の姿が多く見受けられました。
「やってらんねーよ、こんな店!」
ある人は立ち去って別に店に行きました。
「しょうがないね。店主の機嫌が治まるのを待とう」
ある人はその場に座り込み静観することにしました。
ですが、文句を言いつつもこの店を愛していた人達は、何とかしてまた店に入りたいと思いました。
「なんとか店内に入れてもらえるようにしよう」
彼らは店の外から、店主に入れてくれと要望を出すようになりました。
そんなある日、店主が店の前に現れました。
彼らは、てっきり自分達を店内に入れてくれるものだと思いました。
だけど店主は、なんと彼らに向かっていきなり罵声を浴びせ始めました。
続く。