09/02/10 20:31:17 e07Gz7iB0
朝起きたらとなりでささが寝ていた。
俺は死ぬほど嬉しかった。何せ夢にまで見たささだ。
童貞の俺にもついに彼女が出来て幸せに暮らしていける。
そしてマイホームを買って子供をつくって毎日幸せな生活をする。
そんなことを一瞬にして考えた。
でも、ささは「アゲハはどこ?アゲハどこにいるの?」
って言うんだよ。俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。ささはアゲハと幸せになるべきだって。
だから俺は一緒にアゲハを探してあげた。
やっぱりささの笑顔は俺に向ける笑顔よりアゲハに向ける笑顔のほうが可愛い。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。
そんな夢を見た。
起きてとなりをみた。
ささの自家製抱き枕があった。
目から涙がこぼれた。