09/12/17 10:29:13 9JrjFJxUP
>>363
>VMware WS7で複数のゲストOSを同時起動させる際に、1ウィンドウ内に複数のゲストOSを起動した方がいいのか
>それともゲストOSごとに別ウィンドウにした方がいいのか、主にパフォーマンスの観点からは
>どちらの方が良いものだろうか?
ちょっと気になったんで実際に比べてみたんだが、意外にも大きな差があったよ。
別々のWindowで起動した場合はゲストPC1に高負荷の仕事をさせた場合でも、ゲストPC2はそれなりに
サクサク動いてくれる。しかし同様の実験を同一ウィンドウ内で行うと、ゲストPC2もゲストPC1の負荷のあおりを
直接受けるようになってしまう。また、スナップショットの作成/復元を行う際にも、別々のWindowならば
ゲストPC1のスナップショット処理中にゲストPC2を操作できるメリットがある。
では別々に起動した方がいいのかと言えば必ずしもそうではない。2つのゲストOS間で連携を強めたい場合、
たとえばゲスト1PCのファイルをドラッグ&ドロップしてゲスト2PCに落とすような事が必要な場合は
同一ウィンドウ内で稼働させなければならない(カット&ペーストは別窓でも可能)
しかし最もパフォーマンスに大きく影響するのはホストPCとのメモリやディスク等のリソースの共有だろう。
原則としてホストPCが使用するディスクにはゲストPCはアクセスしないように心がけることが大切だ。
それゆえ、ゲストPCの仮想ディスクはホストPCが存在するローカルディスクと切り離してNASに設置した方が
パフォーマンスは向上する。データの配置もホストPCがインストされたローカルディスクまたは
同じインタフェースにぶら下がるローカルディスクよりも、むしろUSB接続のHDDに置いた方が
ゲストOSのパフォーマンスは向上する。データの信頼性という観点は別にある訳だが。
その意味でVMware Workstationをうまく使うコツはNASの有効利用にかかっているような気がする。
ブレードサーバーもずいぶん安く出回るようになったので検討されたい。