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☆ 昭和天皇 御冠 宮中装束 ☆ 皇室 宮家 御下賜品
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「本品は、「御金巾子冠(おきんこじのかんむり)」でございます。共箱付き。
明治時代以降、天皇陛下が宮中祭祀、特に節折の行事において、御小直衣という御装束をお召しの際におかぶりになるものと伺っております。
冠の巾子(こじ)すなわち髻(もとどり)を納めるために冠の上部に突き出した部分を沿って纓(えい)を折り畳み、檀紙に金箔を貼ったもので押し止めたものでございます。」
京都市の風俗博物館 URLリンク(www.iz2.or.jp)
「日本の服飾史」
URLリンク(www.iz2.or.jp)
「御小直衣」のページに御冠 御金巾子とある。
Wikipedia 「日本の冠」
URLリンク(ja.wikipedia.org)
「特殊な着装
通常、上皇・皇太子以下男性貴族は公的な場に冠・私的な場に烏帽子を対応する装束と共に使い分けていたが、天皇はその在位中常に冠を被って過ごしていた。 神事や食事などの際は、長い纓が邪魔になるためそれぞれ特殊な手段で処理していた。
* 御金巾子(おきんこじ)
中心に四角く穴を開けた檀紙二枚を重ねて金箔を張った巾子紙(こじがみ)と呼ばれる留め具に、巾子ごと纓を挟んだもの。 食事の際などに行ったもので、現代皇室でも行われることがある。」
有職装束研究会【綺陽会】 URLリンク(www.kariginu.jp)
装束の種類(狩衣) URLリンク(www.kariginu.jp)
小直衣は上皇、親王以下、大臣・大将以上が着用するものとされ、あまり一般的ではありません。江戸時代以降には天皇も着用されていますが、これは略儀のものです。
その場合、冠の纓を畳んで金紙で夾む「御金巾子冠」をかぶります。天皇のかぶりものは在位中、冠のみです。
現在では、天皇、神宮祭主(男子)、及び皇族のみが着用します。天皇は六月と十二月の「節折」、宮中より神宮・神社に御奉納になる御霊代御覧に用います。皇族は神事学習の際に着用します。
神職では出雲大社で用いられているほか、便宜的に諸式に用いられるようです。中には袍の生地で作り、冠をつけて衣冠の代わりとするような極端な例もあるようです。