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ネットオークション詐欺容疑の被告に無罪判決 神戸地裁
2007年04月23日
商品がないのにインターネットオークションに出し、落札者から計約600万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた神戸市中央区古湊通2丁目、自営業川内久美子被告(37)の判決公判が23日、神戸地裁であった。
佐野哲生裁判官は「落札後に商品を仕入れて発送できると考えていた可能性がある」などとして、無罪(求刑懲役5年)を言い渡した。
川内被告は04年11~12月、商品がないのにデジタルカメラなどをネットオークションに出して落札者に現金を振り込ませ、だまし取ったとして神戸地検に起訴された。
判決は、オークションの収支が赤字続きだった川内被告が、新たな落札代金を以前の落札者に発送する商品の仕入れに充てていたと指摘、
同年11月中旬以降、手元にない商品も含めて出品数を増やしたことについて「商品の仕入れ資金を得ようとしたものと認められる」と判断した。
同地検の大野宗(むね)・次席検事は「意外な判決だ。内容を検討し、上級庁と控訴するかどうか協議する」とコメントした。