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【Technobahn 2008/6/19 18:44】Windows XPからVistaへの移行を促進させる目的でマイクロソフトが
Vistaに認めてきたXPへのダウングレード・ライセンスに新たな制限を付ける手段を講じていたことが18日、
米デルコンピュータによる発表によって明らかとなった。
今回、明らかとなったXPへのダウングレードする際に設けられた制限とは、6月30日以降は、
Vista BusinessとVista Ultimateに認めてきたダウングレードのパスを原則廃止し、ダウングレード可能
なのは一部のホーム・ユース用のPCだけに限定するとするもの。
また、Vista HomeからXPにダウングレードする場合においてもダウングレードのライセンス付きのマシン
を注文する場合には、追加で20ドル(約2000円)の費用の支払いが求められるとも、米デルでは説明を行っている。
マイクロソフトでは既に、6月30日をもってXPの店頭販売を停止すると同時にXPプリインストールPCの
販売も縮小するとする新ライセンスの規定を明らかにしており、今回、設けられたXPへのダウングレード時の
制約事項とも相まって、新規にPCを購入する消費者がXPを選べる可能性は大幅に縮小。
また、企業ユーザー(SOHOを除く)の場合はXPへのダウングレード権付きPCは選べなくなる。
マイクロソフトはXPの後継OSとしてVistaを2007年1月30日に世界同時発売を実施。しかし、
アーキテクチャー上の問題から一部のソフトウェアで互換性がなくなったり、Vistaを動かすには
比較的能力の高いPCが必要ということもあり、一般消費者だけでなく企業ユーザーの間においても
Vistaへの移行には慎重な見方を示す動きが広まっていた。
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