07/03/19 20:58:58 JrOX5nV1
実機でのBIOSの編集はくれぐれも慎重にお願いします。私は必ずしも
推奨しません。それでも、自己責任で果敢に挑戦されるのであれば、
BIOSの構造をよく理解していることと、BIOS改造の経験があることが
大前提になります。さもないと、必ずBIOSが死んでお助けサービスに頼る
ことになりますので。
とは言っても果敢なチャレンジャーのために、いくつかアドバイスをしましょう。
1) メモリのダンプリストと、ターゲットにするSLP文字列のアドレスをよく比較
して文字列埋め込みの可能性を慎重に検討してください。
(BIOSの未使用エリアである0x00や0xFFが連続しているエリアか、
"書き換え可能な"文字列がすでに存在しているエリアに埋め込む
のが基本です。それでも問題発生の可能性は排除できません。)
2) AMIやPhoenix系のBIOSではそのような未使用エリアとSLP用アドレス
が重なっているケースがあるので編集の可能性がありますが、
Award系のBIOSではBIOSプログラムのメモリ上のアロケーションが大きく異
なりますので、素直に諦めた方が良いと思います。
3) 確かにAward-BIOSでは"F000:E05E - F000:E06E"あたりに
BIOS Versionの文字列("Phoenix-Award BIOS"など)がある
ので、Dellの文字列に変更できると思われるかもしれませんが、
ここはシステムBIOSの中心であり簡単には変更できません。かりに
AwardBIOS Editorなどで強引に書き換えたら"Checksum Error"
になって必ずBIOSが死にます。ここのエリアは非常に高いスキルが
ある方しか不可能です。
上の方で誰かおっしゃってましたが、BIOS弄りはまさに"酔狂"で危険な
遊び以外の何物でもありませんので、くれぐれも慎重に・・・。