05/06/05 15:31:45 GmVev+K5
>>94
> 自作板でSiSの評価が高くなった理由は、N-S帯域重視のchip setの先導者だったから。
自作板での評価(大笑)はともかく、性能は大して変わらんね。
たとえばSiSの648FXを例に挙げればブリッジ間の帯域は確かにあるが1GB/sあるが、
サウスブリッジがドライブしているのは結局ATA133x2と100BASEx1とPCI。
ATAにHDDを2台つなげたところで帯域は266MB/sしか必要としないのだから、
ブリッジ間の帯域が1GB/sあっても宝の持ち腐れ。
一応SiS160ってSATA用の外付けのチップが用意されていてこれはRAIDも構築できるが、
いかんせんこれはオンボードについているものの接続はPCIバスなので、ここにHDDを
つけたところでPCIバスにRAIDカードをさすのと同じで帯域は133MB/sに制限される。
まあPCIバスをフルに使ってなおかつ100BASEをフル稼働させてやっと+133+10MB/sだから
合計400MB/sちょっとの帯域が使われることになる。
結局PCIバスが主流の間はブリッジ間の帯域を大きく上げる必然性が希薄だった。
インテルがながらくブリッジ間の帯域を266MB/sから上げなかったのもそうする理由が希薄だったからなわけで、
648FXのようにいくらブリッジ間の帯域が太くてもサウスブリッジが直にドライブしているデバイスが増えなければ
(たとえばATA133x4とかね、1000BASEとか)意味はない。SiS160の機能が648FXに統合されてて、
この帯域がそのまま1GB/sに流れ込んでいるならまったく評価は違ったんだけどね。
その意味で同時期のインテルのチップセットが他社のチップセットに劣っているとはいえないですな。
俺自身この頃PCIバスにさすRAIDカードを使い限りRAIDのパフォーマンスが頭打ちなので
あれこれ探してSiSとかも検討対象ではあったのだけど、上記の理由で「意味なし」って結論になった。
帯域の問題は一カ所だけ広くても意味ないんだよ?わかってる?(笑