09/01/04 03:39:44
ポインタってのは2つの属性から構成されている。
1つはメモリ上の占有している領域の先頭の住所(アドレス)と、
そしてそのアドレスにある値を「何の型の値だと見なすか」だ。
ある変数のポインタは、変数に & をつけることで得られる。
変数に & を付ける事によって得られるポインタの型は、
元の変数の型に * をつけた形で表現する。
ポインタは基本的にただアドレスなんつー単なる値を保持するだけのもんなので、
ポインタを保持する変数なんかも作る事ができる。
例えばこんな感じだ。
int *p = &n;
変数 p は n のアドレス、例えば12938100番地などといったような値を保持しているわけだ。
んでさらに、p は int* という型なわけだが、
この int って部分は、12938100番地から始まる領域を int 型の値だと見なすよ、って意味を持っている。
これを char 型の値だと見なしたい場合は、char* にキャストしてしまえばいい。
char *c = (char*)p;
これで、やっぱり変数 c には p に入れられていた領域と同じ場所を指すアドレスが入れられるわけだけど、
c の型は char* なんで、その領域を char 型の値だと見なすようになるわけだ。
この話の int と char を sockaddr_in と sockaddr に置き換えれば、
connect に関する話も分かるはず。