08/09/11 20:17:20
>>195
どんな業界で働いている方か分かりませんが、
実務に役立つ知識が増すようなテーマを選ぶと、
何かと都合がいいのではないでしょうか。
為替、株式市況、地価、青果水産物市況など、
ネット上にはたくさんの生データが公開されています。
それらを自動的に取得し、テーマに沿って演算し、
レポートを出力するマクロを組むだけでも、
相当勉強になると思います。
やるのであれば、日々刻々と変化する数字の方が面白いです。
例えばある人は、東京に10数箇所ある中央卸売市場の毎日の市況データを
取得し、各市場の卸売価格差をグラフに出力するマクロを作っていました。
仲買業者なら、どこの市場で買い付けをすれば一番安いか、
逆に生産者なら、どこの市場に出荷すれば一番高いか、
一目で分かるというものです。ちなみに彼は商社に勤めていますが、
似たようなことをしている人は結構いるでしょう。
Excelは基本的にデータ処理の道具なので、何を試すにしても、
まずは題材になるデータを見つけてこなければなりません。
ならば自分が、分析対象として最も興味を覚えるデータを選ぶのがベターです。
その上で、自分のスキルに応じた試行錯誤をしてみればいいと思います。
仮に「VBA解説書に載っている多機能な家計簿を作るんだ」と決意したとして、
自分で小遣い帳をつけているほどの人ならともかく、付属CDに入っている
仮想データを使って作っていくようなやり方は、モチベーションが湧きづらい
ように感じます。