関数型プログラミング言語Haskell Part9at TECH
関数型プログラミング言語Haskell Part9 - 暇つぶし2ch655:デフォルトの名無しさん
08/08/29 14:13:46
ReadPはdata宣言じゃなくてnewtype宣言だから、
記述上は包まれた形になってるけど、実装では包みが外れた形になる。

参照: URLリンク(haskell.g.hatena.ne.jp)

Pは直接的にはうまく束ねることができないから、一旦仮想的なReadPで束ねてるって感じ?

656:デフォルトの名無しさん
08/08/29 15:53:54
>>655
どうもありがとうございます。

実際にはReadPの所はR Get やR Lookなどが渡されることになりますよね。
そのあとすぐにrunで即Rはずしてますし。

>Pは直接的にはうまく束ねることができないから
これってどういう意味で仰ったんですか?
P を束ねてパーサとして使うことも、実際できる(>>654のget'など)のでわざわざどうしてReadPにするのか、
Pの>>=が左結合的に作用するのが問題らしいんですけどそれが問題になる具体的なケースについて
私にはサッパリ思い付かなかったので先人たる皆様にお聞きしたかった次第です。


657:デフォルトの名無しさん
08/08/29 17:28:28
>>654
ReadP の計算で左結合になってる >>= がある場合でも、
内側の P の >>= をすべて右結合にすることで、
P の >>= の再帰が無くなって効率が良くなる。

9節の第1パラグラフに書いてある通りなんだけど。

左結合を右結合にってのは、>>= の結合則
(m >>= f) >>= g == m >>= (\a -> f a >>= g)
の左辺を右辺にするってな話。
例えば、string s >>= f でも string s の中で
>>= を使ってるので、左結合になってる。
つまりほとんど全ての場合に当てはまる。

658:デフォルトの名無しさん
08/08/29 17:29:19
効率が悪くなる事情は、そこにも書いてあるようにリストの ++ と同じ。

リストの ++ は左引数に関して再帰する。
[] ++ ys = ys
(x:xs) ++ ys = x : (xs ++ ys)
そのため (xs ++ ys) ++ zs は xs に関して二重に再帰することになる。
foldr (++) [] (map show [1..10000])
foldl (++) [] (map show [1..10000])
実際これらを実行してみると前者はすぐ終わるけど、後者は "1" を10000回結合、
"2" を9999回結合、... "10000" を1回結合、みたいになって遅い。加速してくけど。
遅いだけじゃなく、中間リストを生成するので無駄にメモリを使うことにもなる。
foldl は極端な例だけど、foldr も極端で、いつも無駄が無いようにはいかない。

659:デフォルトの名無しさん
08/08/29 17:30:18
で、回避策。

xs ++ ys は、xs の最後の [] を ys に置き換える。
それを効率よくやるには、最初っから [] なんか使わないで、
1:2:3:[] を \nil -> 1:2:3:nil みたいにしとけばいいじゃんという発想。
つまり [a] を [a] -> [a] に、xs を xs ++ に、++ を (.) にする。

こうしておくと、[] を与えてリストに戻すときには、
(.) が右結合になってなくても ++ は右結合になる。
(((xs ++) . (ys ++)) . (zs ++)) []
= ((xs ++) . (ys ++)) (zs ++ [])
= (xs ++) (ys ++ (zs ++ []))
= xs ++ (ys ++ (zs ++ []))

実際 String の ++ を頻繁に使う class Show あたりでは、
できるだけ type ShowS = String -> String を使うことになってる。
shows :: Show a => a -> ShowS を使ってさっきの
foldl (.) id (map shows [1..10000]) []
をやってみると、今度は問題無く速い。

660:デフォルトの名無しさん
08/08/29 17:31:29
で、ReadP。

m >>= f (P の >>=)は、m の最後の return a を f a に置き換える。
それを効率よくやるには、最初っから return なんか使わないで、
Get (\c1 -> Get (\c2 -> return [c1,c2])) を
\k -> Get (\c1 -> Get (\c2 -> k [c1,c2])) みたいにしとけばいいじゃんという発想。
つまり P a を forall b. (a -> P b) -> P b に、
m を m >>= に、>>= を \m f k -> m (\a -> f a k) にする。

以下略。

661:デフォルトの名無しさん
08/08/29 17:32:22
で、余談。

foldr c n xs は、xs の : を c に、[] を n に置き換える。
それを効率よくやるには、最初っから : や [] なんか使わないで、
1:2:3:[] を \c n -> 1 `c` 2 `c` 3 `c` n みたいにしとけばいいじゃんという発想。
つまり [a] を forall b. (a -> b -> b) -> b -> b にする。
リストに戻すときは build xs = xs (:) [] を使う。
すると foldr c n (build xs) ==> xs c n と変換できる。

map f xs <==> build (\c n -> foldr (c . f) n xs)
例えばこういう変換を定義すれば、
(map f . map g) xs = map f (map g xs)
==> build (\c n -> foldr (c . f) n (build (\c n -> foldr (c . g) n xs)))
==> build (\c n -> (\c n -> foldr (c . g) n xs) (c . f) n)
==> build (\c n -> foldr (c . f . g) n xs)
==> map (f . g) xs
のように map f . map g ==> map (f . g) という変換ができる。
map f . map g 以外にも、他のいろいろなリスト関数の
foldr/build を使った形への変換を定義しておけば、いろいろな変換ができる。
foldr/build による融合変換ってやつ。今の GHC もこれを使ってる。
詳しくは GHC User's Guide の 8.13. Rewrite rules あたりを見てくれ。

662:デフォルトの名無しさん
08/08/29 18:19:15
>>657-661
とても分かりやすい解説どうもありがとうございます!
ちょっと解決の糸口がつかめた感じがします、これからじっくり考えてみたいと思います。
とてもご丁寧にありがとうございました。

流石だ。。。

663:デフォルトの名無しさん
08/08/30 18:34:32
Haskellが宣言型言語とか最初に言い出したのは誰なのかしら

664:デフォルトの名無しさん
08/08/30 18:44:45
imperative language ←→ declarative language の対比で
ごく自然発生的なものだと思うが?

665:デフォルトの名無しさん
08/08/31 00:07:29
宣言型言語 = what(何をしたいか)を記述
手続き型言語 = how(どうやるか)を記述

クロージャをいかに早めに潰すかに苦心するHaskellは後者ですな

666:デフォルトの名無しさん
08/08/31 00:38:36
>>665
宣言型言語=述語論理を記述

と思ったらHaskellも述語論理の仕様記述言語に非常に近い特徴を持っていることに気づく。

667:デフォルトの名無しさん
08/08/31 03:38:00
>>665
> クロージャをいかに早めに潰すかに苦心
ってどういうこと?

668:デフォルトの名無しさん
08/08/31 09:45:13
>>667
関数のインライン展開のようなものじゃないか
よく分からんが
関数リテラルなら展開しやすいが高階関数の戻り値のクロージャは展開しにくい気がする
だからどう書くか (how) を工夫する

人間が問題を「宣言」するだけでコンパイラが問題を解いてくれる
というのは
素朴な解決策は簡単に見つかるのだが最適化が難しい (が機械的にできる) 問題に限定されるはず

669:デフォルトの名無しさん
08/08/31 15:47:12
計算資源が有限なため、howが分からないとwhatも記述できないという罠

670:デフォルトの名無しさん
08/08/31 15:59:09
本質的には what -> how の書き換えと how -> how の最適化は似たようなもんだからな。
最適化は手続き型でもやってるから、非手続き型の人はwhatの部分を強調してみたりC/C++より速くなると言ってみたり。

LLの人は最適化にあまり拘らないし、テストさえ通ればhowを直接書いてもいいやって感じだけど。

671:デフォルトの名無しさん
08/08/31 17:18:22
>>667
>>600前後の流れ参照
要するに未評価の式(これはクロージャで実装されてる)を溜め込まないように注意する必要がある

672:デフォルトの名無しさん
08/08/31 20:51:42
しかし、そんなこと言ってたらprologだって宣言型と言えなくなるんじゃない?


673:デフォルトの名無しさん
08/08/31 21:42:38
お前らは
人間の性格はA型B型O型AB型の4種類に分けることができる
とか思ってそうだよな。

674:デフォルトの名無しさん
08/08/31 23:36:24
なんでも過不足なく分類できると思い込む愚かさ
血液型と性格をろくな検証なしに簡単に結びつけてしまう短絡さ
どっちをさしてるのか紛らわしいので例としては不適

675:デフォルトの名無しさん
08/09/01 01:06:10
>>674
おもしろおかしい

676:デフォルトの名無しさん
08/09/01 07:57:32
URLリンク(www.realworldhaskell.org)
書き終わったって。

677:デフォルトの名無しさん
08/09/01 15:40:49
zipで(ry

678:デフォルトの名無しさん
08/09/02 14:15:50
>>666
試しにZあたりの実行系でもつくってみればw

679:デフォルトの名無しさん
08/09/02 17:56:25
>>678
何が言いたいのははっきり言え。
小馬鹿にするだけでは情報価値ゼロだぞ。

680:デフォルトの名無しさん
08/09/03 08:50:51
述語論理なめんな、ってことじゃね?
せめてホーン論理に限定するとかじゃないと話にならんだろ。

681:デフォルトの名無しさん
08/09/03 23:53:10
関数とKleisli以外のメジャーなArrowってあるの?っていうかArrowって死滅したの?

682:デフォルトの名無しさん
08/09/04 00:04:13
>>676
おお!でも英語疲れる。訳書出版の予定はないの?

683:デフォルトの名無しさん
08/09/04 01:25:52
>>681
死滅しそうなのはHaskellだが、新しいHaskellのライブラリはほとんどArrowベースだよ。

684:デフォルトの名無しさん
08/09/04 11:41:24
このスレって嘘多いよな。

685:デフォルトの名無しさん
08/09/04 12:00:02
このスレって~

ってレス多いよな。

686:デフォルトの名無しさん
08/09/04 15:00:58
そういえば、大学入試のときに大学ランクとタバコの関係に気づかされたなぁ・・・
東大 誰も吸っていない
京大 誰も吸っていない
同志社大 ちらほら
関西大 校舎内で吸っているやつがいる(!!!)

ありえないです、低ランク大・・・
やっぱりランクの低い大学出身のやつは信用できない・・・

687:デフォルトの名無しさん
08/09/04 15:19:00
そして増える意味不明なレス

688:デフォルトの名無しさん
08/09/04 15:20:04
>>684
素人なのでどの変がうそなのか教えてください

689:デフォルトの名無しさん
08/09/04 15:45:52
686みたいな奴がhaskellを使うとはとても思えんのだが、
何しに来てるのかね?

690:デフォルトの名無しさん
08/09/04 15:50:35
>>689
Haskellがどういうものだと思っているんですか?

691:デフォルトの名無しさん
08/09/04 17:36:25
>>686は今マルチされてるコピペ、スルー推奨です。

692:デフォルトの名無しさん
08/09/04 19:33:03
>>690
全角数字を見るといらっとくる人が使う言語

693:デフォルトの名無しさん
08/09/04 19:35:16
確かにイラっときた

694:デフォルトの名無しさん
08/09/04 21:21:38
>>693
それはカルシウム不足

695:デフォルトの名無しさん
08/09/06 23:15:53
Haskellで良いコード綺麗なコードというのはどんなコードですかね。

出来るだけ変数使わない方がいいとか、何が何でもポイントフリーにするとか、
あるいはそれ以外でも、何でも。

696:デフォルトの名無しさん
08/09/06 23:55:28
>>695
y f = f (y f)

697:デフォルトの名無しさん
08/09/07 00:05:33
>>695
haskellでは数学的にきれいなコードが「きれいなコード」と呼ばれます。

698:デフォルトの名無しさん
08/09/07 00:12:32
良いコード:
意味のあるところでControl.*を使う
悪いコード:
ポイントフリーのためにControl.ApplicativeやControl.Arrowをimport

699:デフォルトの名無しさん
08/09/07 00:15:18
っていうか、ポイントフリーってなにがいいの?せっかくパターンマッチがあるのに。

>>687
ライブラリはそうだろうけど、普通のアプリを書くときは?

700:デフォルトの名無しさん
08/09/07 00:33:20
単純な場合には無駄に変数が増えず、シンプルに分かりやすくなるから良い。
複雑な場合には無理をしても分かりにくくなるだけだから悪い。
パターンマッチとは使いどころが違う。

701:デフォルトの名無しさん
08/09/07 00:34:19
>>699
圧倒的に短く書けるからだよ。
それにポイントフリーだと関数の入出力の流れみたいなのがまっすぐ表せるから、処理の全貌が見通しやすい

702:デフォルトの名無しさん
08/09/07 00:41:52
まっすぐだけど、流れが逆じゃん。
というわけで>>>使うのはやっぱダメ?逆なのに脳味噌合わせるべきなの?

703:デフォルトの名無しさん
08/09/07 00:46:48
GUIアプリを書くときはどういうのが綺麗なんだ?

704:デフォルトの名無しさん
08/09/07 00:59:26
>>702
逆なの? y = f x より x f = y が脳味噌に合ってるの?

705:デフォルトの名無しさん
08/09/07 01:11:04
>>704
なんでやねん。
unlines . take 10 . filter (> 10) . map read . lines
より、
lines >>> map read >>> filter (> 10) >>> take 10 >>> unlines
の方が、少なくとも俺は脳に優しく感じる。

で、こう書くと、map read と filter (> 10) を分けてるのが冗長でダサい気もするが、
(filter (> 10).read)みたいにした方が良いのか、かえってこっちの方がダサいのか、
あるいは、(filter (\x -> 10 > read x)) みたいにラムダにすべきなのか、綺麗の勘所が判らんのです。

706:デフォルトの名無しさん
08/09/07 01:12:53
>>705
あ、前半がStringに戻してないのはご愛敬と言う事で、よろしく。

707:デフォルトの名無しさん
08/09/07 01:32:55
>>705
String に戻さないといけないなら
filter ((10 <) . read) だろう。ラムダでもいいけど。
まあ、その辺はこだわるとこでもないかと。

> なんでやねん。
f (g x) と (f . g) x の向きは関係あるんですよ。
数学でも向き的事情から x^f という記法を使うこともある。

708:デフォルトの名無しさん
08/09/07 02:23:43
>>702
左から右だろうが右から左だろうがどっちでも一緒だろ。
俺には違いが分からん。

709:デフォルトの名無しさん
08/09/07 02:27:05
>>702
こういう反抗したい年頃のやつが言語を汚くしていくんだろうな。
なんでもないものを指差して「使いにくい」などと言ったり、まるでガキ。

710:デフォルトの名無しさん
08/09/07 03:31:39
現代日本では横書き文字は左から右だから、
その方が自然に感じるのは当然と思います。

また、bind演算子が(>>=)で左結合である事を考えても
Haskellを設計した人もその方が自然と感じたのではないでしょうか?

慣れの問題かもしれませんが、
そんなにおかしな意見とは思えません。

711:デフォルトの名無しさん
08/09/07 07:34:52
まあ関数合成の向きが右から左なのは>>707の説明の通りだし、Haskellに限らず数学でも同じルールだからな。数学でも気持ち悪いって云う人は結構居るしまあそんなに変わった意見でもあるまい。

712:デフォルトの名無しさん
08/09/07 21:48:37
社内コーディング規約でここにスペースを入れろとかそういうのよりは高尚が感じがするかもしれないけれど
所詮バイクシェッド
乱用すれば読みにくいし、パズルみたいにポイントフリーするのは間違ってる
数学的に綺麗綺麗とか、圏論的に自然とかというけれど、誰でも圏論がわかるわけじゃないし。

しかし、いかにポイントフリーで書くか、という事を考えると確かにおもろいよ

713:デフォルトの名無しさん
08/09/07 21:56:43
亀だが

>>36
>FPGAとかのHDL記述とかに応用したりしてる人いないの?

Lavaがあるよ。並列性とか関係ないし、回路をそのまま関数で書くだけなんだけど。そしてVerilogより使いやすい、なんてこたーない。HDLよりましだが、副作用を書くのがまわりくどい

URLリンク(www.cs.chalmers.se)



714:デフォルトの名無しさん
08/09/07 22:31:52
s/HDL/VHDL/

715:デフォルトの名無しさん
08/09/08 21:55:12
>>713
ArrowっぽいHDL作りたいな

716:デフォルトの名無しさん
08/09/09 18:48:21
Real World Haskell
November 15, 2008

待ち遠しい。

717:デフォルトの名無しさん
08/09/12 22:50:22
過度の並列化で複雑化するゲーム開発
コスト削減の鍵は純粋関数型言語らしい
URLリンク(www.watch.impress.co.jp)

718:36 ◆K0BqlCB3.k
08/09/12 22:54:50
>>717
そうだろうね。
俺はずううっと前からそう論文に書いてたけど。
だんだんpi-calculusの人気が出てきたね。

719:デフォルトの名無しさん
08/09/12 23:58:55
> Sweeney氏は純粋関数型言語のもつ並列処理安全性に着目しており、
>将来的にゲームプログラミングはそういった処理系に移行していくべきだとした。
>Sweeney氏はそのひな形として言語“Haskel”を挙げているが、
>ゲーム開発のメインストリームたり得る言語はまだ登場しておらず、将来に期待しているという。

なんでHaskellは駄目なんだろう。
ライブラリ含めた開発環境の問題か処理系の最適化の問題か
それとも言語仕様レベルで本質的に向いていないのか。

720:デフォルトの名無しさん
08/09/13 00:06:19
前者じゃない?

721:デフォルトの名無しさん
08/09/13 00:09:07
こんなことでもないと注目せんのだな

722:デフォルトの名無しさん
08/09/13 00:48:51
遅延評価に漬かりまくりで、ダメなのでは?
遅延評価って言ってみれば、後ろからの逐次でそ?
無限リスト使えないHaskellってHaskell?

723:デフォルトの名無しさん
08/09/13 07:07:42
LazyがいやならSMLやOCAML使えばいいだけ。何が不足よ?

724:デフォルトの名無しさん
08/09/13 08:23:12
>>723
前方参照,where構文

725:デフォルトの名無しさん
08/09/13 09:32:44
>>724
LETで何が不足よ?

726:デフォルトの名無しさん
08/09/13 10:42:16
>>717,>>719からのコンテキストを読んでくれよ。

727:デフォルトの名無しさん
08/09/15 18:14:08
質問です

たとえばJavaなどではクラスのインスタンスをオブジェクトと呼びますが、
Haskellの代数的データ型に格納されたデータのことをなんと呼べば良いですか?

728:デフォルトの名無しさん
08/09/15 18:21:45
>>727
関数

729:デフォルトの名無しさん
08/09/15 19:00:09
>>727
「オブジェクト」に対応する用語は普通は「値」でいいんじゃないか

>Haskellの代数的データ型に格納されたデータ
これどういう意味?
型が代数的データ型であるような値のことならそのまま「代数的データ型の値」
代数的データ型の構築子に渡した値のことなら「フィールドの値」くらいか?

data Point = Pt Int Int

x = Pt 0 3
-- xはPoint型の値
-- xのフィールドの値は0と3

730:デフォルトの名無しさん
08/09/15 20:26:27
Haskellのプログラミングスタイルのことはなんて呼べばいいですか?
ストリーム指向?

731:デフォルトの名無しさん
08/09/15 20:30:20
関数指向

732:デフォルトの名無しさん
08/09/16 23:55:40
Haskell系のShellでオススメってある?

733:36 ◆K0BqlCB3.k
08/09/17 00:00:30
>>732
シェルって何のこと?
言語とは関係ないと思うけど。
シェルスクリプトのことを言っているの?

734:デフォルトの名無しさん
08/09/17 00:07:44
>>733
HSHみたいなやつ

探してみた奴だとどれも開発止まってて…

735:デフォルトの名無しさん
08/09/17 00:09:07
Haskell風構文のシェルっていくつかあるんだな、ググって初めて知ったわ

736:デフォルトの名無しさん
08/09/17 00:15:11
Haskell系の自然言語でオススメってある?

737:デフォルトの名無しさん
08/09/17 00:22:13
lojbanとか?
自然言語じゃないけど

738:デフォルトの名無しさん
08/09/17 15:52:29
Yiとか使ってる人いるの?

739:デフォルトの名無しさん
08/09/17 17:56:30
Yi って 彝 ?

740:デフォルトの名無しさん
08/09/17 18:20:56
ぅぃ?

741:デフォルトの名無しさん
08/09/17 18:31:27
URLリンク(haskell.org)
使ったこと無いなぁ。

742:デフォルトの名無しさん
08/09/19 17:29:49
ひょんなことからerlangを勉強し始めたが、構文はともかく、思想としては面白いな。
並行指向プログラミングというのかな?
このパラダイムはオブジェクト指向よりも現実志向のパラダイムのように思う。
Haskellでも並列化がうまくいけばerlangみたいな仕組みを実装できるかもしれない。

# erlangの構文は糞 糞 糞 糞杉

743:デフォルトの名無しさん
08/09/19 18:18:31
ぅぃゅ

744:デフォルトの名無しさん
08/09/19 20:28:25
コンカレントハスケル?

745:デフォルトの名無しさん
08/09/19 20:34:40
ああ、コンカレントは並行だったか・・・

746:デフォルトの名無しさん
08/09/20 11:00:42
>>743
私はProlog屋なので、erlangの構文のクソ部分に敏感でない。
お手数かけて恐縮だが、糞の部分を列挙していただけると有難いのだが。

747:a36 ◆K0BqlCB3.k
08/09/20 12:04:07
>>742
たぶん、その思想というのはpi-calculusのことかな。

748:デフォルトの名無しさん
08/09/20 13:08:03
ここのみんなからするとgtk2hsって綺麗なの?

749:デフォルトの名無しさん
08/09/20 13:29:19
Erlangってpi-calculusベースなのか

750:デフォルトの名無しさん
08/09/20 13:56:48
>>746
743ではないけど、
receive...endとか、カリー化できないとかではないですか?

751:デフォルトの名無しさん
08/09/20 14:52:33
>>723
元記事ではSTMが挙げられてるけど、OCamlだと無くね?

>>749
綺麗って何が?Gtk2Hsを使ったコード?
それならあまり綺麗じゃないんじゃない。
GUIを綺麗に書くためのハイレベルなライブラリは
いろいろあるけど、どれも決定打にはなってないような。

752:デフォルトの名無しさん
08/09/20 15:23:34
>>751 >>749 じゃなくて >>748 ?

753:デフォルトの名無しさん
08/09/20 15:27:39
>>752
>>748な俺からでもそれはわかる。


754:デフォルトの名無しさん
08/09/21 00:46:57
gtk2hsと言えば、
gtk_rc_parse_string相当の関数や、
gtk_widget_modify_cursor(これは新しいからか)相当の関数が見付からなくて諦めたことがあります。。
いや私の検索能力が低いだけだと思うんですが、かなり頑張ってもどうしても見つかりませんでした。。。
皆さんgtkやpango、gdkの関数を捜すときってやっぱり根性ですか?
大抵はキャメルケースにすれば大丈夫ですがそうでない時はかなり困りますよねー。。

755:デフォルトの名無しさん
08/09/21 12:17:25
いや、検索能力の問題じゃなくて、実際に無いんじゃない?
Gtk2Hsのソースgrepしてみて無かったら無いような。

756:デフォルトの名無しさん
08/09/22 08:20:06
webで読んでるけどreal world haskell凄いヴォリュームだな
一週間やってもまだ終わらん
製本版はもう鈍器レベルだな


757:デフォルトの名無しさん
08/09/22 09:55:41
なにか面白いこと書いてあった?

758:a36 ◆K0BqlCB3.k
08/09/22 15:02:13
これでしょ
URLリンク(book.realworldhaskell.org)

759:デフォルトの名無しさん
08/09/22 16:29:27
url知らないって意味じゃなくて、自分では読む気が無いってことだよ。

760:a36 ◆K0BqlCB3.k
08/09/22 16:37:06
ぱっと見た感じでは、名前の通り実際にHaskellで開発する時に「背中に手が届く」本になってる感じ。
たとえばデータベースと通信する方法とか、
GUIを作るときのライブラリとかツールとかの紹介とか、
どちらかというと「Haskell逆引きクイックリファレンス」
みたいな感じだね。
目新しいことは何もないけど、逆引きリファレンスとしてはいろんなライブラリとか紹介されていて便利かな。

761:a36 ◆K0BqlCB3.k
08/09/22 16:39:11
いろいろサンプルコードも載ってるからわかりやすい。
文章の良よりコードの両方の方が多いから英語が苦手な人でもわかると思う。

762:a36 ◆K0BqlCB3.k
08/09/22 16:39:49
良 → 量
コードの両方 → コードの量

763:デフォルトの名無しさん
08/09/24 11:57:39
Parsec.Tokenをロードすると
ERROR file:{Hugs}\packages\parsec\Text\ParserCombinators\Parsec\Token.hs:64 - Syntax error in data type declaration (unexpected `.')
とでて読み込めないのですがどうしたらいいのでしょうか

764:デフォルトの名無しさん
08/09/24 12:09:05
>>763
Hugsを標準モードじゃなくて拡張モードで起動すればいい
hugs -98

765:デフォルトの名無しさん
08/09/24 12:51:18
>>764
無事読み込めました。ありがとうございます

766:デフォルトの名無しさん
08/09/24 15:23:46
do構文で、変数の使用が強制されるのはなんとかならんの?
.とか$とかの気の利いたバージョンない?

767:デフォルトの名無しさん
08/09/24 15:27:56
何を言ってるのかよく分からんが >>= とか?

768:デフォルトの名無しさん
08/09/24 15:36:59
>>=だけですっきりいけるならdo構文使わないでしょ(ってこともないか?少なくとも俺は)。
do構文でモナドを「外す」ためだけに一時変数がやたら必要になるのがイヤって話。
つまるところ>>=になっちまいそうな気もするけど、
便利な演算子なり特殊なカッコなりで、無駄な変数使わずに何とかならんかなぁ、と。


769:デフォルトの名無しさん
08/09/24 16:11:24
なにか具体例見せてくれ

770:デフォルトの名無しさん
08/09/24 16:18:02
do式の中で、
  a <- v
  b <- f a
は、aを使わずに
  b <- v >>= f
と書ける

同様に、
  a <- v
  let b = f a
は、
  b <- liftM f v
と書ける

こういう話?
>>=は普通にdo構文の内部で使えるよ
俺はこの場合=<<を使う方が好きだけど

771:デフォルトの名無しさん
08/09/24 16:26:30
何を言ってるのか俺もよく分からん。
do ...; a <- m; f a; ...

do ...; f =<< m; ... -- m >>= f でも同じだけど...
とか
do ...; a <- m; let b = f a; ...; g b; ...; h b; ...

do ...; b <- liftM f m; ...; g b; ...; h b; ...
とかすればいいって話じゃなくて?

って書き込もうとしたんだけどその前に新着レス見たら>>770被りすぎ。

772:デフォルトの名無しさん
08/09/24 16:44:57
n <- m
a <- n

a <- join m
にするパターンもあるかも。

n <- m
o <- n
a <- o

a <- join (join m)
とか。

773:デフォルトの名無しさん
08/09/24 16:48:50
ぱっといい例は書けないけど、例えば単純な例で
do args <- getArgs
cnt <- getContents
now <- getClockTime
return someFunc args cnt now
を、
do return soumeFunc #getArgs #getContents #getClockTime
とかこんな感じに書けないかと。(#が架空のモナド外し演算子とか)


774:デフォルトの名無しさん
08/09/24 16:53:15
>>770,771,772
ありがとう。特にjoinは使った事なかった。
俺がアホでした。


775:デフォルトの名無しさん
08/09/24 16:56:54
あれ?やっぱ違うや。求めてるのとjoin。いや、それはそれで勉強になったけど。

776:デフォルトの名無しさん
08/09/24 17:01:37
というか、liftM3ですね。とりあえず釣って来ます。

777:デフォルトの名無しさん
08/09/24 17:21:21
ちなみに、
do args <- getArgs
   cnt <- getContents
   return otherFunc args True cnt
だったら?

778:デフォルトの名無しさん
08/09/24 17:27:31
>>773みたいな構文は俺も欲しい
このスレで前に同じことを書いた記憶がある
Template Haskellを使えばなんとかなるかな

>>777
liftM3 otherFunc getArgs (return True) getContents
不恰好だけど

779:デフォルトの名無しさん
08/09/24 18:03:09
>>773 は Control.Applicative を使って
soumeFunc <$> getArgs <*> getContents <*> getClockTime

return sumFunc <*> getArgs <*> getContents <*> getClockTime
って書ける。infixl 4 # ; (#)=(<*>) とすればあのままいける。
っていうのは
(return soumeFunc) #getArgs #getContents #getClockTime
じゃなくて
return (soumeFunc #getArgs #getContents #getClockTime)
のつもりだろうから嘘だけど。

ただ、IO は Applicative のインスタンスになってるけど、
一般のモナドは WrappedMonad って型が用意されてるだけなので、ちょっと面倒。
でも Control.Monad に <*> と同じ意味の ap ってのがあってこれはどのモナドにも使える。
<$> とかの Control.Applicative にあるいろいろな関数がないけど。

あと Control.Applicative には f (a -> b) -> a -> f b な関数が無いけど
それを f *$ x = f <*> pure x とか定義すれば
liftM3 otherFunc getArgs (return True) getContents は
otherFunc <$> getArgs *$ True <*> getContents と書ける。さすがにキモイ。

780:デフォルトの名無しさん
08/09/24 18:18:11
おおっ、あるのね。
俺の見る程度の範囲じゃ<*>とかはあんま見ないけど、そういえばapは見るな。
まあ、>>698とか見ると、>>778の書き方が普通は落とし所って所かも知れんけど、調べてみます。

781:デフォルトの名無しさん
08/09/24 23:29:43
windows環境でunix 2.3.0.0のインストールに成功した方っていらっしゃいますか?
私の環境では以下のエラーを吐いてbuildに失敗します。

compiling dist\build\System\Posix\DynamicLinker\Module_hsc_make.c failed
command was: C:\ghc\ghc-6.8.3\bin\ghc.exe -c -package base-3.0.2.0 -package directory-1.0.0.1 -Iinclude dist\b
uild\System\Posix\DynamicLinker\Module_hsc_make.c -o dist\build\System\Posix\DynamicLinker\Module_hsc_make.o

どなたか知恵をお貸しください

--unix.cabal
>The package is not supported under Windows (except under Cygwin).
Windowsは基本的に非サポート、
Cygwin環境下はOKという意味だと思ったんですが違いますか?


782:デフォルトの名無しさん
08/09/24 23:58:13
長くて貼れなかった部分(すみません)のログを見てみると
cygwinのフォルダにあるheaderファイルの発見に失敗しているようでした。

終電の時間が近いので、検索パスの追加をした所で今日は帰ります

783:デフォルトの名無しさん
08/09/25 00:01:22
仕事でハスケル使ってんの?

784:デフォルトの名無しさん
08/09/25 01:25:45
言語設計学者の悲願の言語だけど、開発環境はまだ全然整備されていないから、ほぼ0

785:デフォルトの名無しさん
08/09/25 03:02:05
学生だろ?

786:デフォルトの名無しさん
08/09/25 03:18:09
学生のうちから終電まで勉強してんのかよ。
そんなんじゃ社会に出てからもたんぞ。

787:デフォルトの名無しさん
08/09/25 03:51:42
Schemeのcondみたいのはどう書くのがよいでしょうか?
case でマッチング無しガードのみにすればとりあえず出来るけど、dummyや_が冗長。
case dummy of
   _ | conditionA -> bar
     | conditionB -> foo
   otherwise -> baz


788:デフォルトの名無しさん
08/09/25 04:41:08
そこだけ別函数にしちゃえば良いんじゃ?

789:デフォルトの名無しさん
08/09/25 12:37:19
>>786
何という優しさ。

790:デフォルトの名無しさん
08/09/25 19:56:07
こういうsyntax sugarが欲しいなあ。

data X = A | B | C | D

case x of
A | B -> 1
C | D -> 2

791:デフォルトの名無しさん
08/09/25 19:58:51
確かに欲しい
でも縦線だとガードに見えるから別の記号が要るな

792:781
08/09/25 20:53:49
だめでした。
定義されていない型、定義されていない関数のエラーは
HsUnix.hに手を加えてなんとかしましたが(includeするファイルを追記)

↓結果
dist/build/System/Posix/DynamicLinker/Module_hsc_make.o(.text+0x49):Module_hsc_make.c: undefined reference to
`_impure_ptr'
dist/build/System/Posix/DynamicLinker/Module_hsc_make.o(.text+0x8d):Module_hsc_make.c: undefined reference to
`_impure_ptr'
dist/build/System/Posix/DynamicLinker/Module_hsc_make.o(.text+0xb5):Module_hsc_make.c: undefined reference to
`_impure_ptr'
dist/build/System/Posix/DynamicLinker/Module_hsc_make.o(.text+0xe9):Module_hsc_make.c: undefined reference to
`_impure_ptr'
collect2: ld returned 1 exit status
linking dist\build\System\Posix\DynamicLinker\Module_hsc_make.o failed

それはともかく、今夜はwww.haskell.orgに繋がりにくいですね

793:デフォルトの名無しさん
08/09/26 13:22:23
>>790
そういう、かゆいところに手が届くのは、やっぱりLISP系最強なんだろうか。


794:デフォルトの名無しさん
08/10/01 23:03:38
流行に乗ってHaskellを勉強しているのですが、バイナリファイルの扱い方に困ってます。

int numFloat;
int numInt;
float floats[numFloat];
int ints[numInt];

C的な擬似コードで書くとこんな感じのバイナリファイルに対して、
floatsとintsのデータを取ってきて文字列でフォーマット化して表示してみよう、と思っています。

hFile <- openFile filepath ReadMode
cs <- hGetContents hFile

ひとまずこれで[Char]を持ってきて、そこからnumFloatとnumIntを切り出せばよいか、
と思ってるのですが、じゃあそれってどうするんだろう、ってところで詰まってます。

(numFloat,numInt,残り) = hogeFunction cs

みたいな感じで切り出すのが関数型的な感じなのかな、と思っているのですが、
そもそもこの辺の考え方からして駄目っぽいですか?

795:初心者修業中
08/10/01 23:29:57
>>794
バイナリモードじゃないとダメなんじゃないでしょうか?
こんなのがありました

URLリンク(ha6.seikyou.ne.jp)

796:デフォルトの名無しさん
08/10/01 23:38:17
>>795
ありがとうございます。
BinaryModeって付けないと駄目なのと、
あとPtrを経由してデータを取ってくるんですね。

これで勝つる!

797:デフォルトの名無しさん
08/10/02 00:03:06
べつにPtrを経由しなくても>>794の方針でいけるよ
効率を気にするなら別だけど

798:デフォルトの名無しさん
08/10/02 00:27:22
Ptrを経由しないとバイナリ表現のFloatから
HaskellのFloatを得る手段が難しいよ。
URLリンク(thread.gmane.org)

799:初心者修業中
08/10/02 00:56:54
>>797
テキストモードの場合、、
control-ZをEOFと認識したり、CRLFを LFに変換すると
GHCのマニュアルにありますが、
問題ないのでしょうか?

800:デフォルトの名無しさん
08/10/02 01:06:55
>>799
問題ある
>>797は、バイナリモードで開いた上でgetContentsすればいい、という意味で言った

>>798
確かにそうだな
ちゃんとテストしてないけど一応こんなんでいけるみたいだ

import Data.Bits
import Data.Word

w32ToFloat :: Word32 -> Float
w32ToFloat w
  | ep == 255 && sf /= 0 = 0 / 0
  | sf == 255 = sign / 0
  | sf == 0 && ep == 0 = sign * 0
  | otherwise = sign * encodeFloat r e
  where
    sn = shiftR w 31
    ep = shiftR w 23 .&. 0xff
    sf = w .&. 0x7fffff

    sign = if sn == 1 then -1 else 1
    e = fromIntegral ep - 127 - 23
    r = fromIntegral sf + 0x800000


801:デフォルトの名無しさん
08/10/02 01:37:29
バイト列をFloatとして解釈させたいわけだから、
必要なのは Word32 -> Float じゃなくて [Word8] -> Float なんじゃなかろうか。
というわけでPtr経由だけど書いてみた。

import Foreign

fromBytes :: Storable a => [Word8] -> a
fromBytes bs = unsafePerformIO $ allocaArray (length bs) $ \ p -> pokeArray p bs >> peek (castPtr p)

toBytes :: Storable a => a -> [Word8]
toBytes x = unsafePerformIO $ alloca $ \ p -> poke p x >> peekArray (sizeOf x) (castPtr p)

toBytes (0.5 :: Float) => [0,0,0,63]
fromBytes [0,0,0,63] :: Float => 0.5

802:デフォルトの名無しさん
08/10/02 09:32:32
で、整数のendianはどうするとか色々とケチがついていくにしたがって、重くて遅いコードに変身していくわけだ。

803:デフォルトの名無しさん
08/10/02 10:50:10
endian変更は[Word8]にreverseかければ良いんじゃね。

システムのendian判定はこんな感じ?
isLittleEndian = (1 :: Int) == fromBytes [1,0,0,0]
isBigEndian = (1 :: Int) == fromBytes [0,0,0,1]

804:デフォルトの名無しさん
08/10/02 13:03:52
やっぱり>>800にはバグがあった
-  | sf == 255 = sign / 0
+  | ep == 255 = sign / 0

>>802
[Word8]からWord32を作って、そこからFloatにすればシステムのendiannessを気にする必要ないよ
この場合PtrやUArrayを経由するのでもencodeFloatでも良い

805:デフォルトの名無しさん
08/10/02 17:35:05
-- テストしてみた。

-- import Test.QuickCheck

(f `eq` g) x = Result (Just (f x == g x)) [] [show (f x), show (g x)]

forAllBinaryFloat :: (Testable b) => ([Word8] -> b) -> Property
forAllBinaryFloat t =
 forAll (choose (0,1)) $ \s ->
 forAll (oneof [elements [0,255], choose (1,254)]) $ \e ->
 forAll (oneof [elements [0], choose (1,2^23-1)]) $ \f ->
 t (sefToBytes s e f)

sefToBytes :: Int -> Int -> Int -> [Word8]
sefToBytes s e f = endian [shiftL s' 7 .|. shiftR e' 1, shiftL e' 7 .|. f1, f2, f3]
 where
 [_,f1,f2,f3] = endian (toBytes f)
 [s',e'] = map fromIntegral [s,e]
 endian = if head (toBytes (1 :: Word32)) == 1 then reverse else id

prop_float :: (Float -> Float) -> Property
prop_float fl2fl = forAll (oneof fls) (id `eq` fl2fl)
 where fls = [elements [0,{-0/0,-}1/0,-1/0], fmap (/ 2^127) arbitrary, arbitrary]

prop_bytes :: ([Word8] -> [Word8]) -> Property
prop_bytes bs2bs = forAllBinaryFloat (id `eq` bs2bs)

806:デフォルトの名無しさん
08/10/02 17:36:01
-- quickCheck test1 や verboseCheck test5 とかで実行。

test1 = prop_float (fromBytes . toBytes)
test2 = prop_float (w32ToFloat . fromBytes . toBytes)
test3 = prop_float (uncurry encodeFloat . decodeFloat)
test4 = prop_bytes (\bs -> toBytes (fromBytes bs :: Float))
test5 = prop_bytes (toBytes . w32ToFloat . fromBytes)
test6 = forAllBinaryFloat $ \bs -> not (isNaN (fromBytes bs :: Float)) ==>
 (fromBytes `eq` (w32ToFloat . fromBytes)) bs

{- 1, 3 は通った。最初 NaN/=NaN をうっかりした。
w32ToFloat は非正規化数を無視してるので、2, 5, 6 が通らなかった。
4 は NaN のときに、仮数部の最上位ビットがおかしくなった。
5 は w32ToFloat は NaN を全て 0/0 にするのもあって通らなかった。
NaN の表現が変わるのは Float を解釈する場面
(つまりコピーとかじゃない)なら問題無いだろうけど。-}

807:デフォルトの名無しさん
08/10/02 21:41:10
QuickCheckすげー
盲目的なランダムテストだけじゃないのな

概念的には、(ieee754で表現される)外部フォーマットのデータを読んで、
ネイティブのFloatに変換して使いたいのか、
それともieee754データとしてそのまま扱いたいのかでやることが変わってくるな
実際にはどうせieee754を採用してるアーキテクチャでしか動かさないから、ショートカットが効くわけだけど

808:デフォルトの名無しさん
08/10/03 01:51:57
QuickCheckってどうも使い方が解らない。
テストが元実装と結局ほとんど同じにならない?
元実装は仕様をすでに表してるわけで、その仕様にあってるか確認するコードは、
結局同じになるのは必然だと思うんだけど。
仕様から演繹出来る他の事を確認しろって事かな?
でも、演繹で導かれる事が、元仕様とは別の理由で成り立つ事もあるよね?


809:デフォルトの名無しさん
08/10/03 03:06:21
>テストが元実装と結局ほとんど同じにならない?
ならない。>>805-806を見れば分かる通り

>元実装は仕様をすでに表してるわけで、その仕様にあってるか確認するコードは、
>結局同じになるのは必然だと思うんだけど。
そういう場合もあるし、そうでない場合もあるから、決して必然じゃない
たとえば、ソート関数が正しいかどうか確認するコードと、
実際にマージソートやクイックソートをするコードは全然違うものになる
さらに「マージソートでもクイックソートでも結果が同じになる」みたいなのもテストになるし

>でも、演繹で導かれる事が、元仕様とは別の理由で成り立つ事もあるよね?
もちろん
だれもテストで全ての誤りを発見できるとは思ってない

810:デフォルトの名無しさん
08/10/03 14:26:34
あと、ランダムテストが有効な場合とそうでない場合があるよね。
>>805-806はあまりランダムである必要が無いかも。
きわどいケース(上の場合だと0、非正規化数、無限大、NaN)を
並べ上げにくい場合にランダムテストが有効な気がする。

811:デフォルトの名無しさん
08/10/03 14:35:10
ああそうか、例えばソートの例の場合、
「正しくマージソート出来てるか」じゃなくて
「正しくソート出来てるか」のテストになるからか。

前者はQuickCheckに関わらず外部テストでは確かめようがないから、
「ソートする」じゃなくて「マージソートする」という仕様はソースレビューするしかないのか。

812:デフォルトの名無しさん
08/10/03 16:36:28
単なる関数じゃあまり意味がなくて、
結果としてのアウトプットが特徴的で綺麗な性質を持ち、
かつ、その性質自体が目的である場合に威力を発揮するって感じか。
その類の物は、性能が競われる事が多い気がするから、その辺りのサポートもあると良いかも。

813:デフォルトの名無しさん
08/10/03 18:38:09
2chって連続した半角スペースが に置換されるようになったの?

f :: A -> B のテストは
・B (or A) の == を使う場合
  ・一般の場合
    ・h :: A -> B を用意して f x == h x をテスト
  ・逆関数 g :: B -> A がある場合
    ・x == g (f x) をテスト
    ・y == f (g y) をテスト
・使わない場合
  ・r :: A -> B -> Bool をうまく用意して r x (f x) をテスト
(テストはランダムな x :: A, y :: B に対して)
大概こんな感じ。

元実装とほとんど同じテストってのは、
g やうまい r が無くて、f x == h x というテストしか無いんだけど、
f と違う h も無くて、でも f x == f x じゃバカ丸出しなので、
== を明示的には使わないで実質的に f x == f x と同じことをやる、
みたいな感じじゃないかな。

814:デフォルトの名無しさん
08/10/03 18:39:53
うわ俺バカ丸出し。&nbsp;って書きたかった。

815:デフォルトの名無しさん
08/10/03 19:31:09
datを直接見るようにすればnbspなんて使わなくてもインデントされるよ

816:デフォルトの名無しさん
08/10/08 12:19:55
滅茶苦茶な事を聞いていそうで済みませんが、
cabal configure と runhaskell Setup.hs configure、
cabal build と runhaskell Setup.hs build、
cabal install と runhaskell Setup.hs install、
って何か違うんでしょうか。
同じだとしたらなんのために両方あるんでしょうか。

817:初心者修業中
08/10/08 15:33:21
>>816
・runhaskell はHaskellのソースプログラムを実行するコマンド
・cabal はパッケージをインストールするコマンド
…と認識しています。

参考

URLリンク(haskell.g.hatena.ne.jp)

818:デフォルトの名無しさん
08/10/08 23:08:47
オラ本でねーぞコラ


819:デフォルトの名無しさん
08/10/09 00:31:08
cabal なんてコマンドあるの?
あるとしたら runghc Setup と打つより楽だからじゃ?

820:初心者修業中
08/10/09 01:00:41
>>819
参考

URLリンク(haskell.g.hatena.ne.jp)
cabal-installというパッケージにcabalというユーティリティがあった。
パッケージのダウンロードからインストールまでを自動化してくれるようだ。

821:デフォルトの名無しさん
08/10/09 04:00:42
今んとこ、RubyGemsを目指して整備中って事で、
最終的にSetup.hsはなくなるかオプショナルになってcabalコマンドに統一されるんじゃない?
URLリンク(page.freett.com)
URLリンク(hackage.haskell.org)

現時点でのそれら重複してるコマンドの詳細は判らないけど、installについては、
cabal install monadius
monadius
で遊べるってのは、Setup.hsでは無理だろう。


822:デフォルトの名無しさん
08/10/09 04:20:27
>>821
RubyGemsなんて目指されると非常に困る。

823:デフォルトの名無しさん
08/10/09 12:13:24
ん?どんな風に?

824:デフォルトの名無しさん
08/10/09 18:45:20
質問です。
Haskellにて、二次元配列を時計回りに90度回転させるには、どうすればいいでしょうか?

今あるコードが
rot90 list = reverse (map (head) list) : rest
where rest = if length (concat taillist) == 0 then []
else rot90 taillist
where taillist = map tail list
ですが、ものすごく非効率的だと思います。

825:デフォルトの名無しさん
08/10/09 19:03:11
>>824
length (concat taillist) == 0
の部分を
all null taillist
にでもすれば別に非効率的でもない気がする

俺ならtransposeを使うな
rot90 = transpose . reverse

826:デフォルトの名無しさん
08/10/09 19:24:00
>>825
素早い回答ありがとうございます。
実は、transposeも定義しないといけなく、transposeでrot90を使っているので…。

transpose list = rot90 (hflip list)
hflip list = reverse list

というふうになっております。

827:デフォルトの名無しさん
08/10/09 19:39:20
どうしてもrot90でtransposeを定義しなきゃいけないの?
そうでなくて単にtransposeが必要ってだけならその定義は捨てて
import Data.Listしてtransposeを使えば良いんじゃない?

828:デフォルトの名無しさん
08/10/09 19:45:38
transposeって標準の関数ではないんですか?

829:デフォルトの名無しさん
08/10/09 19:53:59
>>827

課題では、自分でtransposeを定義しろ、とのことでした。

830:デフォルトの名無しさん
08/10/09 20:20:13
>>828
Prelude関数ではないのでData.Listをインポートしないと使えない。

>>829
だったら >>825 が最初に言ってる変更をするか、rot90を使わずにtransposeを定義すれば。

831:デフォルトの名無しさん
08/10/09 21:12:45
Data.Listのtransposeはこれ
transpose :: [[a]] -> [[a]]
transpose [] = []
transpose ([] : xss) = transpose xss
transpose ((x:xs) : xss) = (x : [h | (h:t) <- xss]) : transpose (xs : [ t | (h:t) <- xss])

832:デフォルトの名無しさん
08/10/10 06:57:02
>>813
連続した半角スペースはjavascriptモードで書き込むときに置換されるらしい。

>>824-825
長方形じゃないときに、all だとエラー、any だと長方形になるように切り落とす。
filter 使えば>>831の transpose に map reverse . したような感じになる。
([<h or t> | h:t<-xss] = map <head or tail> (filter (not.null) xss))

違ったやり方なら
rot90 = foldl c []
 where
  c yss [] = yss
  c [] xs = [[x] | x<-xs]
  c (ys:yss) (x:xs) = (x:ys) : c yss xs
とか。

833:デフォルトの名無しさん
08/10/10 07:01:54
あ、any じゃ list == [] のときまずいという話もあるか。

834:デフォルトの名無しさん
08/10/11 00:49:41
>>823
パッケージの管理方法にいろいろと問題がある。

835:デフォルトの名無しさん
08/10/11 01:26:24
>>834
具体的に言ってくれよ。そして開発者達にも。

836:デフォルトの名無しさん
08/10/27 20:53:56
質問です。ディレクトリの階層構造をData.Tree型に納めようとしてい
るのですが、遅延評価が効くようなコードが書けません。
type FileTree = Tree FilePathとして、以下のような関数を作ってみたのですが。
recursiveFileTree :: FilePath -> IO FileTree
recursiveFileTree name = do
 contents <- catch (getDirectoryContents name) (\e -> return [])
 children <- let
  filtered = filter filterDots contents
  pathadd = map (\x -> name </> x) filtered
  mapped = map recursiveFileTree pathadd
  in sequence mapped
 return (Node (takeFileName name) children)
  where filterDots :: FilePath -> Bool
   filterDots "." = False
   filterDots ".." =
   filterDots _ = True
(インデントしてるように見せるために全角スペースを入れています。見えますか?)
おそらくsequenceで[IO FileTree] -> IO [FileTree]としているあたりが問題なのだと思いますが、解決策が分かりません。

837:デフォルトの名無しさん
08/10/27 22:14:59
・unsafeInterleaveIOを使う
・Data.Treeを使うのをやめて、明示的なIOを伴う木を定義して使う

好きな方を選んでくれ

838:デフォルトの名無しさん
08/10/27 22:22:13
一応言っておくが、HaskellのIOは基本的に遅延しないし、普通はそれで正しい
IOは実行順が重要なことが多く、遅延させて順番をうやむやにすると厄介なことになりやすい
それだとどうしても不便というときのためにunsafeInterleaveIOがある

839:デフォルトの名無しさん
08/10/30 10:12:08
f a b c の部分適用として f a b と書くことはできますが、(\a -> f a b c) にあたる部分適用を a を省略して書く方法はありますか?

840:デフォルトの名無しさん
08/10/30 11:26:17
flip使え

841:デフォルトの名無しさん
08/10/30 17:56:42
flip (flip f b) cはさすがに悪趣味だろ

842:デフォルトの名無しさん
08/10/30 18:02:48
(\a -> f a b c) → 15文字
flip (flip f b) c → 17文字

843:デフォルトの名無しさん
08/10/30 19:39:38
($c).($b).f flip (`f`b) c

844:デフォルトの名無しさん
08/10/30 19:45:59
こんなのもありました。

(flip.(flip f)) b c

3引数flip
URLリンク(haskell.g.hatena.ne.jp)

845:デフォルトの名無しさん
08/10/30 19:54:21
>>844>>841 の変形だね。
あと、内側の括弧は無くてもOK

846:デフォルトの名無しさん
08/10/30 21:45:30
f # b c みたいな構文(# は未適用引数を表す)があったら便利だったかもね

847:デフォルトの名無しさん
08/10/30 23:03:15
SRFI 26 みたいな?

848:デフォルトの名無しさん
08/10/30 23:47:19
\x->f x b c

849:デフォルトの名無しさん
08/10/31 08:29:54
>>848
>>839

850:デフォルトの名無しさん
08/10/31 11:19:22
>>846
それだと
f # b c -- \a -> f a b cと同等

(f #) b c -- (\a -> f a) b cと同等
を区別する必要が出てきて面倒だな

851:デフォルトの名無しさん
08/11/02 13:03:16
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
ブログ持ってないのでここで。酒井さんのパクリ。

{-# OPTIONS -fglasgow-exts #-}

import Control.Monad (liftM2)
import Data.Either
import Test.QuickCheck


infix 4 :<->:
type a :<->: b = (a -> b, b -> a)

(.>) :: a:<->:b -> b:<->:c -> a:<->:c
(f1,g1) .> (f2,g2) = (f2 . f1, g1 . g2)

un :: a:<->:b -> b:<->:a
un (f,g) = (g,f)


type a :+: b = Either a b
infixr 5 :+:

alt :: a:+:b :<->: b:+:a
alt = (f,f) where f = either Right Left

swap :: a:+:b:+:c :<->: b:+:a:+:c
swap = (f,f) where f = either (Right . Left) (either Left (Right . Right))

rt :: b :<->: c -> a:+:b :<->: a:+:c
rt (f,g) = (r f, r g) where r = either Left . (Right .)

852:デフォルトの名無しさん
08/11/02 13:04:16
data T = L | N T T deriving (Eq, Show)

fold :: a:+:(T,(T,a)) :<->: (T,a)
fold = (f,g)
 where
 f (Left a)            = (L,a)
 f (Right (t1,(t2,a))) = (N t1 t2,a)
 g (L,a)       = Left a
 g (N t1 t2,a) = Right (t1,(t2,a))

h :: (T,a) :<->: a:+:(T,a):+:(T,(T,(T,a)))
h = un fold .> rt (un fold)

s :: a:+:(T,(T,(T,a))) :<->: (T,a):+:(T,(T,(T,(T,a))))
s = rt (un fold .> alt) .> swap .> rt fold .> alt

853:デフォルトの名無しさん
08/11/02 13:05:44
st :: (T,a) :<->: (T,(T,(T,(T,(T,(T,(T,a)))))))
st =
 -- T
 h
 -- 1 + T + T^3
 .> swap
 -- T + 1 + T^3
 .> rt (s .> s .> s .> s
 -- T + T^4 + T^7
       .> alt)
 -- T + T^7 + T^4
 .> swap
 -- T^7 + T + T^4
 .> rt (s .> s .> s .> s .> s)
 -- T^7 + T^6 + T^9
 .> swap
 -- T^6 + T^7 + T^9
 .> un h
 -- T^7

854:デフォルトの名無しさん
08/11/02 13:08:02
instance Arbitrary T where
 arbitrary = oneof [return L, liftM2 N arbitrary arbitrary]

main :: IO ()
main = do
quickCheck $ \x -> x == (snd st (fst st x) :: (T,()))
quickCheck $ \x -> x == fst st (snd st x :: (T,()))


型検査で漏れてるのは fold の定義ぐらいで、QuickCheck 意味ないのかも。

855:デフォルトの名無しさん
08/11/03 11:50:00
すげえ、読みやすいな

856:デフォルトの名無しさん
08/11/05 07:40:02
GHC 6.10.1リリースあげ

857:デフォルトの名無しさん
08/11/05 08:34:43
((f.) . g) a b
みたいなテクニックが沢山載ってるようなページを教えてください

858:デフォルトの名無しさん
08/11/05 12:06:08
unsafeInterleaveIO :: IO a -> IO a
unsafeInterleaveIO (IO m)
= IO ( \ s -> let
r = case m s of (# _, res #) -> res
in
(# s, r #))

この#って何なんですか?ghc6.8.2ではエラーになりますし…

859:デフォルトの名無しさん
08/11/05 12:38:02
>>858
unboxed tupleってやつだね。
URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)

>>856
Windows版を入れてみたんだけど、ライブラリの置き場所がキモイな。
6.8だと$topdir/lib以下に入ってたのが6.10.1だと$topdirに入ってる。
キモイし$topdirの見通しも悪いので6.8と同じように$topdir/libの中に移動して
package.confの中の$topdir\\を$topdir/lib\\に全置換した。

860:デフォルトの名無しさん
08/11/05 14:29:51
>>859
ありがとうございました
拡張構文なんですね

861:デフォルトの名無しさん
08/11/06 23:45:00
weakリダクションって何?

862:デフォルトの名無しさん
08/11/08 00:10:49
googleで検索したらひっかかったので、ここに書かせていただきます。質問していいでしょうか?

Haskellの処理系だけを使って、prologみたいなことができないか調べています。
↓でprologのタプル parent(tom, bob). のような感じにすると、

parent::[Char]->[Char]->Bool
parent "tom" "bob" = True
parent "liz" "bob" = True
parent "mike" "liz" = True
parent _ _ = False

とりあえず、
main = print $ parent "tom" "bob"
main = print $ parent "mike" "bob"
で True や False が出て、prologっぽくなります。

そこで、
parent X "bob"
という質問に対し、
X=tom
X=liz
みたいに変数にユニファイするような定数を手に入れるような仕組みってあるでしょうか?

入門書に、コンパイル時に内部でグラフを作るみたいな話が書いてあったので、
そのグラフを参照できるようなことができれば実現できると思うのですが、無理でしょうか?

863:デフォルトの名無しさん
08/11/08 00:23:23
>>862
無理
Haskellの関数は文字通り関数なので、引数を放り込んで結果を観察する他に使い道は無い

864:デフォルトの名無しさん
08/11/08 00:43:20
中間形式のグラフみたいなの見れないのん?

865:デフォルトの名無しさん
08/11/08 01:15:29
中間形式のグラフって何?
グラフ簡約のことを言ってるのなら、グラフが作られるのは実行時だし、
要するに「未評価の式」を表してるだけだから、それを見ても>>862みたいなことをする助けにはならんよ

866:デフォルトの名無しさん
08/11/08 01:27:35
少なくとも書こうとしてるプログラムの中からは見れない。
Haskellって厳格な言語で、その手の変なことは基本的にできないよ。
何をやりたいのか知らないけど、インタプリタ的なものを書いて、
それをライブラリとして使えば?

867:デフォルトの名無しさん
08/11/08 01:38:05
ん、普通にMaybeとかそれ以前にListモナドとか使えば普通に実現出来るって云うかモナドのすべて読んだ方が良いと思うよ

868:デフォルトの名無しさん
08/11/08 02:16:43
関数から引数への参照は、関数が展開されても複数の場所から同じ場所を参照するという話と、
先にグラフを作って、実行時に、そこにデータを流し込むような感じの説明があったから、
処理系をそのまま利用して、かなり高速なデータベースが作れると思ったんですけどダメですかね。

実現できればprologよりも表現能力が高いから面白そうだと思ったんですが。

869:デフォルトの名無しさん
08/11/08 03:27:38
>関数から引数への参照は、関数が展開されても複数の場所から同じ場所を参照する
これはその通り

>先にグラフを作って、実行時に、そこにデータを流し込む
これはぜんぜん違う
多分どこかで誤読してると思う

870:デフォルトの名無しさん
08/11/08 11:40:05
>>867
zs <- everything
append [1..100] [1..100] zs
こういうやり方じゃ生きてるうちに終わらないかもよ。
Listモナドは、もちろんユニフィケーションや制約伝播なんて無くて、
総当りで解を求めようとする非決定性計算ってだけなんで。

871:デフォルトの名無しさん
08/11/08 11:50:02
yet another embedding of pure Prolog into Haskell
URLリンク(okmij.org)

いまいち使い方はわからんけど、ググったら見つかったので貼っておく。

872:デフォルトの名無しさん
08/11/08 20:48:35
>>870
failや[]で枝狩り


873:デフォルトの名無しさん
08/11/09 00:44:22
>>872
変数をどう表現して、何をどう枝刈るの?


874:デフォルトの名無しさん
08/11/22 08:25:24
887 名前:デフォルトの名無しさん[] 投稿日:2008/11/22(土) 00:28:37
Real World Haskellは糞本だと思う

875:デフォルトの名無しさん
08/11/23 12:49:16
出版されたの?

876:デフォルトの名無しさん
08/11/25 23:01:38
出版されたかは知らないけど訳してる人がいる
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

877:デフォルトの名無しさん
08/11/25 23:27:23
始まったばかりにしても、ひでえ訳

878:デフォルトの名無しさん
08/11/25 23:41:58
Real World Haskellって翻訳本が出ると思いますか?
マイナーな言語だけど、微妙にブームになってるし
来年ぐらいに出版されたりするかなあ?

879:デフォルトの名無しさん
08/11/25 23:48:26
確かに一時期あったけど、とっくに沈静化したような…>ブーム

880:a36 ◆K0BqlCB3.k
08/11/25 23:50:52
>>879
最近は沈静化したように見せかけて、ジワジワきてるよ。
各大学の卒研レベルではHaskellやったりしてるところが増えてきてる。

881:デフォルトの名無しさん
08/11/26 00:04:13
うーん、訳の出来とは別になんか期待できなさそうな感じ


882:a36 ◆K0BqlCB3.k
08/11/26 00:08:27
原文自体平易な英文なので今後のことを考えるなら英文に慣れるために原文で読むことをお勧めします。

883:デフォルトの名無しさん
08/11/26 00:12:16
まだ10章までしか読めてないけど
ふつケルの次くらいに読む分には悪くないと思う>RWH

タダだし

884:デフォルトの名無しさん
08/11/26 00:17:39
本買おうと思ったけど、WEBで読めるわけだし
翻訳本が出るまでそれですまそうかなw

885:デフォルトの名無しさん
08/11/26 00:19:34
RWHクソだろ~
11章からはページを増やすためにネタを書きましたって
レベルのオナねたのオンパレードだぞ

886:デフォルトの名無しさん
08/11/26 00:36:34
RWHってネットでもう出回ってるんだなw

887:デフォルトの名無しさん
08/11/26 00:45:56
出回ってるつーかあれを最近本にしたんでしょ?

888:デフォルトの名無しさん
08/11/26 00:49:09
存在型ってなんですか?

889:デフォルトの名無しさん
08/11/26 01:23:56
バキシルとか大麻のことだ

890:デフォルトの名無しさん
08/11/26 01:48:33
ありがとうございます。

891:デフォルトの名無しさん
08/11/26 07:48:38
>>888
Cardelli読め

892:デフォルトの名無しさん
08/11/26 13:02:02
Haskell: The Craft of Functional Programming

Programming in Haskell
のどちらがお勧めですか?ふつけるの次くらい。

893:デフォルトの名無しさん
08/11/26 21:24:32
>>884
下手糞な翻訳の恐れ大。最近多いね、いや昔からか

894:デフォルトの名無しさん
08/11/26 22:52:49
Programming in Haskellはいいよ。ふつけるの前でもいいです。

895:デフォルトの名無しさん
08/11/27 19:14:12
>>892
自分はふつけるの後にCraftでした。というか、その間にSICPが
あるので、あんまり参考にならないかな。ふつける読んでも
ちょっとピンとこなかったんですね、よくまとまってるとは思うのですが。

自分は普通の文系プログラマで、関数型プログラミングの世界とは
無縁だったので、SICPをくぐる必要があったと感じてます。


896:デフォルトの名無しさん
08/11/27 19:30:50
Craftはいつ第3判が出るのですか?

897:デフォルトの名無しさん
08/11/27 19:55:34
Craft第2版以降で目立ったHaskellの技法というと、Arrowぐらいでしょうか。

あとはReal Worldみたいな実用面を書いたものになりますかね。

898:デフォルトの名無しさん
08/11/27 20:02:06
ガンズのニューアルバムが出るころに出版されるそうです。

899:デフォルトの名無しさん
08/11/28 20:17:32
それは出版されないってのとどう違うのだ

900:デフォルトの名無しさん
08/11/28 22:32:12
泳げる頃にh(ry

901:デフォルトの名無しさん
08/11/28 23:59:30
1版ならともかく3版なら別に出なくてもいいんじゃね

902:デフォルトの名無しさん
08/11/29 00:04:26
Implementing Functional Languages: a tutorial

ってのをやってますが、練習問題の回答とかどっかに転がってますでしょうか。

903:デフォルトの名無しさん
08/11/29 11:25:49
>>902
著者本人が公開してる。あとは自分で探せクズ。

904:デフォルトの名無しさん
08/11/29 11:27:36
>>903
おめーがクズだろ
この引きこもりw

905:デフォルトの名無しさん
08/11/29 21:15:40
自演乙

906:デフォルトの名無しさん
08/11/29 22:05:13
Haskellで書かれた数式処理ソフトがあると聞いたのですが
maximaと比べると
言語から直接利用するときの利用しやすさは、どんな感じなのでしょうか?

907:デフォルトの名無しさん
08/11/30 09:20:37
PJの答を探しているクズ、どこのゼミ生かしらんが、これで次の輪講はアウトだなwww

908:902
08/11/30 09:56:28
>>907
自分では探してみましたが、部分的なコードだけしか見つけられませんでした。

ちなみに、自分は学生ではないんです。輪読の場があったりしたら入りたい
ですけど、ちょっと今は時間的に厳しいかな。ネットでやってたりするといいん
ですが。

909:デフォルトの名無しさん
08/11/30 16:00:41
探すもなにも、入手方法ちゃんと書いてあるじゃんwww

910:デフォルトの名無しさん
08/11/30 21:28:44
>>896
2021年4月19日に出るみたいです。
まだ相当先ですね。

911:デフォルトの名無しさん
08/12/01 20:25:35
どんどん延期してると思ったら
今度はありえないくらいに延ばしたな・・・

912:デフォルトの名無しさん
08/12/07 12:54:19
ghci の補完って windows じゃ効かないんですかね。
Linux 上だとちゃんと動いて便利だったのでショックです。

ネット探してみると rlwrap 使えとかあったけど
rlwrap って動的な補完(スコープ内の関数一覧等)
って可能なんでしょうか。

913:デフォルトの名無しさん
08/12/07 13:54:21
そんな高度な補完はemacsのinferior-haskellとかeclipseの拡張でもできるかどうか怪しいな

914:デフォルトの名無しさん
08/12/07 13:56:28
英語配列30g早く!

915:902
08/12/07 20:05:48
>>909
書いてありました。これって個人でも送ってくれるのでしょうかね。

ただ、まだ半分ぐらいなんですけど、問題簡単なので別に解答不要
になりそうです。ありがとうございました。

916:デフォルトの名無しさん
08/12/13 18:52:49
do記法と(>>=)の対応についてですが、
do;putStr "a\n";putStr "b\n";putStr "c\n";

putStr "a\n" >>= (\_->putStr "b\n" >>= (\_-> putStr "c\n"))
なんですかね?

右結合的になったり匿名関数に変換されたりと難しいです

917:a36 ◆K0BqlCB3.k
08/12/13 19:06:24
>>916
一緒です。
でも
putStr "a\n">>putStr "b\n">>putStr "c\n"
と書いた方がきれいですよ。

918:a36 ◆K0BqlCB3.k
08/12/13 19:06:57
あと、括弧なくても良いですよ。

919:デフォルトの名無しさん
08/12/14 10:36:09
なるほど、そう言えばlambda式ってかなり優先順位が高いんでしたね
ありがとうございました

920:デフォルトの名無しさん
08/12/14 15:42:38
F#からポロロッカしてきました

fold/undold、flip とかを使った関数合成がすげえ苦手なんですが
このあたりに特化した書籍とかってないでしょうか

モナドとか継続とかはわりとどうでもいいんですが

921:デフォルトの名無しさん
08/12/14 16:19:34
プログラムの変形やそこで使う公式を見るのがいいと思う。
birdがそういうの得意な人だから、
Introduction to Functional Programming using Haskell
URLリンク(www.amazon.com)
"Using Haskell"じゃない前の版の方がその辺は内容が濃かった。

The Algebra of Programming
URLリンク(www.amazon.com)
は関数合成、変形ドリルみたいな内容だった。
たしかparserを必要な機能を持つように変形する論文もあったはず。



922:デフォルトの名無しさん
08/12/14 17:06:40
undoldって何かと思ったけど、unfoldの間違いだよね?


923:920
08/12/14 17:19:51
間違いですw

>>921
ありがとう
Introduction~とRealWorldHaskellをぽちってみました
下は高杉…

924:デフォルトの名無しさん
08/12/15 17:13:13
yet another haskell tutorialの4.6で

cfold' f z [] = z
cfold' f z (x:xs) = f x z (\y -> cfold' f y xs)

という継続fの与え方次第でfoldlにもfoldrにもなるものが出てきたんですが
普通のfoldlやfoldrの定義からこれを導きだす手順のようなものがあるなら知りたいです

また「なんでも再帰」流に一つ引数増やして、最後にそれを必ず呼び出すようにして
末尾再帰の形に直していく…ってやり方で書こうとしてますがさっぱりです

925:デフォルトの名無しさん
08/12/16 12:48:15
面倒だからfactorialで書くと、
fac 0 = 1
fac n = n * fac (n-1) なのか
fac n = fac (n-1) * n なのかってことだから、

fac n = ((n *) . fac) (n-1)あるいは、
fac n = ((* n) . fac) (n-1)

fac n = (((\m ->(m *)) n) . fac) (n-1)あるいは、
fac n = (((\m ->(* m)) n) . fac) (n-1)

fac0 f n = ((f n) . (fac0 f)) (n-1)で
fac0 (\m ->(m *)) nあるいはfac0 (\m ->(* m)) n

\m ->(m *)と\m ->(* m)は、
fac(n-1)を計算した後にすべき計算、つまり継続になっています。



926:デフォルトの名無しさん
08/12/16 12:51:01
要するにfoldってのは累積を計算しているのだから、
その累積演算を関数に独立させると、foldの性質上、継続的になるのです。
mapだとこうはなりません。

927:デフォルトの名無しさん
08/12/16 22:40:24
>>926
ところがどっこい、この説明のすぐ後で、
「CPSを使ってmapとfilterを書け」なんて演習問題が出されてるわけですよ。

それを考えると、foldlの定義からcfold'へ持っていってあげたほうが
親切かもしれません。

928:デフォルトの名無しさん
08/12/16 22:53:36
あっと、「この説明」ってのは
「yet another haskell tutorial の cfold' の説明」のことね。

929:デフォルトの名無しさん
08/12/16 23:38:03
>>927
cfold'は、元のfold*の引数に渡す演算自体が継続的になるのに対して、
mapでは引数に渡す演算ではなくて、:が継続的になるわけです。
だからYAHTでは微妙に表現を変えています。
map f = foldr (\x -> ((f x) :)) []
ですから当たり前ですけども。

930:デフォルトの名無しさん
08/12/19 19:38:36
>>929
すまん、「継続的」という言葉の意味がさっぱり分からん。
CPSにしたときに最後に行われる計算、という意味なら、
foldlは「foldl」自体が継続的、
foldrは引数として渡す関数「f」が継続的ということになるので、
fold*で継続的となる関数が同じになるとは思えない。

931:デフォルトの名無しさん
08/12/21 19:58:16
おそらく激しいFAQだとは思うのですが、日本語の扱いについて。
Charの仕様からして、 >>5の「i. CharをUnicodeとして扱う」が筋と思いますが、
リテラルはともかく、IOでの変換のスタンダードな方法はもう固まってきてるでしょうか。
URLリンク(blog.kfish.org) によると、
メジャーな方法が3つあるらしいですが、どれか、もしくはどれかがdefactoになっているでしょうか。
Haskell'でも使えるのがいいですが…。

932:デフォルトの名無しさん
08/12/21 22:14:48
utf8-stringっぽいかな‥‥


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