08/02/16 18:03:55
DrSchemeの話題で盛り上がっているところ申し訳ありません.
macro 展開の際に,あらかじめ symbol の束縛関係が参照されると理解しました.
この点についてもう少し具体的に質問させてください (>>589の記述に関係しているのかもしれません).
内部で set! を呼ぶだけの macro Set1 を書いてみました.
;; マクロ定義
(define-syntax Set1 (syntax-rules () ((_ macroSymA macroSymB) (set! macroSymA macroSymB))))
;; 前準備
(define variable 200)
(define newValue 900)
variable ;;==> 200
;; マクロ呼び出し
(Set1 variable newValue)
;; 結果
variable ;;==> 900
もしも処理系が macro 適用時に「手続き set! は第1引数として symbol を取る」という事実を知らないで
無条件に macro に渡された引数の束縛関係を解決 (symbol を束縛値に置換) してしまうのであれば,
(newValue を束縛値 900 に置換するのと同様に) variable も束縛値 200 に置換してしまってから
macro 展開が行われるので,評価対象が (set! 200 900) となってエラーになってしまうはずです.
実際にはそうならないのは,処理系が macro 適用時に
(set! macroSymA macroSymB) が特殊な手続き set! の呼び出しであることを認識して,
(第2引数の newValue のほうは通常どおり束縛値 900 で置換してよいのだが)
第1引数である variable については束縛値で置換することを敢えて行わず,
symbol 「variable」 のまま macro 展開しているからである,と理解してよいでしょうか.