07/10/30 20:28:45
関連書籍
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3:デフォルトの名無しさん
07/10/30 20:28:50
2
4:デフォルトの名無しさん
07/10/30 20:29:36
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5:デフォルトの名無しさん
07/10/30 20:30:11
・日本語の扱いについて
Haskell98によると、Charは一つのUnicode文字を表す(6.1.2)。
これに従って、比較的新しいHugsやGHC(6.4系を含む)ではCharは32ビット整数になっている。
ただし、どちらも入出力に際しての変換が完全でない。具体的には、
・ソースコード中の文字列リテラル
・System.IOライブラリでの入出力
が問題になる。
1. GHC6.4.2以前
ソースコード・入出力ともLatin-1を仮定する。Latin-1ではバイト値と
コードポイントが一致するので、入力時には外部エンコードの各バイトがそのままCharに
入り、出力時にはCharの下位8ビットのみが出力されるような実装になっている。
このため、あるエンコーディング(Latin-1とは限らない)の入力をgetLineで受け取り、
それをそのままputStrで表示すれば、入力時とおなじエンコードにおいて正しく表示される。
これを利用して、[Char]を、本来のコードポイントの列としてではなく、特定のエンコードの下での
バイト列として使うことができる。ただし文字列リテラルについては、GHCはLatin-1として
不正な文字を受け付けないので、EUC-JPのような例外を除くと、単純にリテラルを使うことはできない。
2. GHC6.6
ソースコードにはUTF-8、入出力にはLatin-1を仮定する。このため、EUC-JPでリテラルを直に
書くことはできない。
(続く)
6:デフォルトの名無しさん
07/10/30 20:30:47
(続き)
3.最近のHugs(非WindowsかつCのwchar_tがUnicodeの環境、というかLinux)
ソースコード・入出力ともロケールのエンコードを利用する。
4.最近のHugs(Windows)
ソースコード・入出力ともLatin-1を仮定する。ただし文字列リテラルにShift-JISを使ってもエラーにならない。
5.最近のHugs(それ以外)
未調査。
・結局どうするか。
規格どおりにCharにUnicodeを入れるか、Charを単なるバイトとして扱うかの二択。
i. CharをUnicodeとして扱う
(3)以外の場合入出力で変換が必要。(2)または(3)以外の場合文字列リテラルでは
明示的なエスケープ(たとえば"\22234")が必要。
ii. Charをバイトとして扱う
(3)ではファイルをバイナリモードで開くなどの対策が必要。(1)でEUC-JPを使う場合と(4)
を除き文字列リテラルでは明示的なエスケープ(たとえば"\143\153")が必要。
lengthやisAlphaのような関数、およびwin32パッケージの関数(win32API)が正しく動作しない。
7:1
07/10/30 20:33:11
テンプレはここまで。
前スレが終わってからしばらく建ってなかったので建てました。
初めてスレ建てしたので、行き届かないところがあったらごめんなさい。
8:デフォルトの名無しさん
07/10/30 21:15:53
乙一
9:デフォルトの名無しさん
07/10/31 01:00:13
一乙
10:デフォルトの名無しさん
07/10/31 01:32:18
4日くらい前にHaskell初めてふつけるは2回読んだんだけどモナドのとことかがよくわかんないレベルの俺が練習のためにcatコマンドの各オプションの関数作ってみた
URLリンク(uproda11.2ch-library.com) PASS:mu
であげてみたので、「この手続き脳が!」とか「貴様はなんもわかっちゃいねぇ!」とかってアドバイスしてくれると嬉しいです
あとフリーポイントスタイルの関数定義で
hogehoge = abc $ def $ ghi
hogehoeg = abc.def.ghi
↑がダメで↓がOKなのが何故なのか理解できない
.は関数合成用で$は部分適用用なの?Hoogleとかみてもよくわかんなかった
11:デフォルトの名無しさん
07/10/31 02:08:52
>>10
直した方がいいところはいろいろあるけどまずは簡単なところを一つ。
combinateStr = zipWith (++)
Preludeモジュールに入っている関数を一通り読んでおくと勉強になるよ。
12:デフォルトの名無しさん
07/10/31 07:06:57
>>11
あんがとー読んでみる
13:デフォルトの名無しさん
07/10/31 10:20:02
abc $ def $ ghi は abc(def (ghi)) と書くのと同じなので、
ghiがdefの引数になってしまう。
一方abc . def . ghi は \ x -> abc(def(ghi x))
14:デフォルトの名無しさん
07/10/31 17:00:34
>>10
headとかdrop 1とか使うよりパターンマッチの方が楽だぜ
groupEmptyLine :: [String] -> [String]
groupEmptyLine ls = case ls of
[] -> []
[]:[]:rest -> groupEmptyLine ([]:rest)
line:rest -> line : groupEmptyLine rest
createLineNumber :: Int -> [String] -> [String]
createLineNumber n ls = case ls of
[] -> []
[]:rest -> [] : createLineNumber n rest
line:rest -> (fillSpace 6 n ++ ":" ++ line) : createLineNumber (n + 1) rest
15:デフォルトの名無しさん
07/10/31 18:08:02
createLineNumber n ls = snd $ mapAccumL f n ls
where
f n "" = (n, "")
f n line = (n+1, fillSpace 6 n ++ ":" ++ line)
16:デフォルトの名無しさん
07/10/31 18:13:54
mapAccum*の引数順と渡す関数の戻り値の順序が覚えられねえ
17:デフォルトの名無しさん
07/10/31 20:22:23
>>13
よくわかんねー ためしに↓をコンパイルしてみたら怒られなかった件 …アレ?
main = do
cs <- getArgs
putStr $ test2 $ unlines cs
test1 = abc $ def $ ghi
test2 = abc.def.ghi
abc cs = cs
def cs = cs
ghi cs = cs
>>14
かっけー! なるほどー 今日一日綺麗にかけねーなーって悩んでたのがバカみたいだ
>>15
今日勉強してたんだけど
foldr←何やってるかはわかるけど何が嬉しいかはわからない
mapAccumL←意味がわからない
だったんだぜ… Hoogleで見てみてもまず引数の型に何が書いてあるかもわかんなかったんだぜ… accってなんだ…
18:デフォルトの名無しさん
07/10/31 20:53:29
>>17
Hoogleもいいけど、こっちのリファレンスなら使用例ものってるよ
URLリンク(www.zvon.org)
19:デフォルトの名無しさん
07/10/31 21:16:09
>>17
それはabc,def,ghiが全部a->a型だから通る。
例えばdef, ghiの型がInt -> Intだったらdef $ ghiってのは
引数がInt型の関数defにInt->Int型の引数ghiを突っ込むことになるので
Int ≠ Int->Intってことで型エラーになる。
20:デフォルトの名無しさん
07/10/31 21:41:32
>>17
foldrは演算子を使ってリストを潰したいときに使う。
foldr (+) 0 [1,2,3,4] = 1+(2+(3+(4+0)))
他にも、
foldr (*) 1でリスト要素の積
foldr (&&) Trueでリスト要素のAND
foldr max 0で0を下限とした最大要素
foldr union emptyで複数の集合の和集合
foldr (.) idで複数の関数の合成
など応用いっぱい。
accてのはただの型変数の名前で、aとかbとかと一緒。
21:デフォルトの名無しさん
07/10/31 22:43:13
>>18
今夜うちにきて妹をファックしていいぜ
>>19
よくわからんからあとでよく考えてみる…
>>20
なんか使いこなせば幸せになれる代物らしいことは分かった
お前らありがとな
またスレに話題がないときにでも構ってくれ ノ
22:デフォルトの名無しさん
07/10/31 23:29:45
>>17
mapAccumL のイメージ図
URLリンク(www.lab2.kuis.kyoto-u.ac.jp)
23:デフォルトの名無しさん
07/11/01 08:01:37
>>20
どれもfoldrよりfoldr1のが楽そうだな
24:デフォルトの名無しさん
07/11/01 08:07:22
>>23
maxの例はそうだけど、それ以外は空リストでも問題なく扱えるfoldrの方が使いやすくないか?
25:デフォルトの名無しさん
07/11/01 08:10:09
>>24
なるほど。納得
26:デフォルトの名無しさん
07/11/01 12:49:18
Haskellオワタ・・・
所詮おもちゃ言語か
23 名前:デフォルトの名無しさん[sage] 投稿日:2007/11/01(木) 04:45:00
darcsのスケーラビリティは改善したか?
百メガ程度のソースで、2Gでもメモリ不足でコケてどうにもならなくて泣いた。
Haskell勉強中だから応援してはいるが、Haskellユーザ以外で使ってる奴いるのか?
25 名前:デフォルトの名無しさん[] 投稿日:2007/11/01(木) 05:12:27
>>23
あれはdarcsを位置から作り直さないと直りそうもないんだけどwww
そこまでやる気あるのかな
28 名前:デフォルトの名無しさん[sage] 投稿日:2007/11/01(木) 12:47:17
>>23
それはdarcsではなくHaskellが悪い。
Haskellでは文字列のメモリ効率が悪すぎるから、あまり大きな文字列は扱えない。
27:デフォルトの名無しさん
07/11/01 13:25:07
オワタもなにも既出なんだが。
今頃気づいたのか?
28:デフォルトの名無しさん
07/11/01 20:13:54
100MBのソースコンパイルってすげーなw
誰かsequenceの説明してくれないか?
モナドがなんで便利そうなのかイメージ的にはわかったんだけど、なんでもいいけどなんかモナドをリストにして扱いたいのの具体例が思いつかね
29:デフォルトの名無しさん
07/11/01 20:59:21
説明ってsequenceが何をするか分からんってこと?
sequence [putStr "Hello", putChar ' ', putStrLn "world"]
とかすれば"Hello world\n"と表示できたり、
sequence_ $ repeat (putStrLn "hoge")
とすればhogeが無限に表示できたり。
実用例が知りたいってことならGoogle Code Searchでいくつか見つかる。
mapM(mapしてsequence)は日常的に使うけど、sequenceを単独で使うことはそれほど無い気がする。
リストモナドに適用して総当たりという使い方も一応ある。
Prelude> sequence [[1,2], [3,4,5], [6]]
[[1,3,6],[1,4,6],[1,5,6],[2,3,6],[2,4,6],[2,5,6]]
30:デフォルトの名無しさん
07/11/02 01:07:34
>>29
sequence自体が何をするのかはわかるんだけど…
google code明日にでも漁ってみるよ
分からないのは、たとえばその例だと
putStr "Hello world"で済むじゃんいらないじゃんみたいな
リストモナドに総当たりうんぬんはすごく幸せそうに見えるわ
31:デフォルトの名無しさん
07/11/02 01:23:24
>putStr "Hello world"で済むじゃんいらないじゃんみたいな
うん。だからsequenceの真価が発揮されるのはリストの内容や要素数が実行時まで決まらないときだ。
なんか人為的な例だけど、
g :: Int -> IO (Maybe (IO ())
という関数があるとする。これは何か動作を実行するんだけど、それは失敗するかもしれなくて、
そのときはNothingを返す。成功した場合は後で後始末をしなきゃいけない。そのために(Just 後始末)を返す。
gを0から9までを引数にして実行して、それが終わったら全部後始末をしたいとしよう。これはsequence_を使って
do
cleanups <- liftM catMaybes $ mapM g [0..9]
sequence_ cleanups
と書ける。
32:デフォルトの名無しさん
07/11/02 01:38:06
GHC 6.8.1がstableにupされてる
URLリンク(www.haskell.org)
33:デフォルトの名無しさん
07/11/02 20:17:45
>>31
むずかしーな…
sequence_ ~~のほうはわかるけどgがどんな関数なのかわからん…
時間かけて考えてみる
そして今度はStateモナドが意味わかんない件
あと>>=とかreturnも微妙によくわからない…
ふつけるP.277の
main = do g <- getStdGen
let ns = take 3 (randoms g)
-- print (ns :: [Int])
って>>=使った記法にどうやったら変形できるの?
getStdGen >>= (\g -> take 3 (randoms g)) じゃダメなの?
34:デフォルトの名無しさん
07/11/02 20:46:19
>>33
getStdGenはIOモナドだけどtake 3 (randoms g)はモナドじゃないから
return (take 3 (randoms g))にしないとだめ。
main = getStdGen >>= return . take 3 . randoms >>= (print :: [Int] -> IO ())
35:デフォルトの名無しさん
07/11/02 23:57:32
そっか!
でも\gが勝手に型推論されていい感じになったりはしないのか?
あと(print :: [Int] -> IO ()) もよくわからんから明日勉強してみるよ!
36:デフォルトの名無しさん
07/11/03 00:14:35
質問です。
前スレで↓のような宣言が書かれていたのですが、
これはどのような実装で使うことができる構文なのでしょうか?
type Hoge' = { h in Hoge | (one h) < (two h)}
37:デフォルトの名無しさん
07/11/03 00:16:45
>>28
sequenceはモナドができるまでのHaskellのIOに使われていたもので、
現在ではレガシーです。
38:デフォルトの名無しさん
07/11/03 04:20:37
>>36
その書き込みに対して「それはどういう方言?実装ある?」という
質問があったけどその後誰も反応しなかったところを見ると
ガセだったじゃないのかな。
39:デフォルトの名無しさん
07/11/04 15:38:45
またhaskell.org落ちてやがる
管理どうなってんだ
40:デフォルトの名無しさん
07/11/04 22:27:26
GHC 6.8.1リリース
URLリンク(haskell.org)
41:デフォルトの名無しさん
07/11/05 02:47:40
マニュアルの日本語訳も早くこーい
42:デフォルトの名無しさん
07/11/05 21:43:44
>>41
お前が書くんだよ
43:デフォルトの名無しさん
07/11/06 09:02:10
HaskellってGPL?
44:デフォルトの名無しさん
07/11/06 10:39:43
GHCとかHugsは非GPL。
45:デフォルトの名無しさん
07/11/06 12:17:28
どうせコンパイラいじる気がないから何でもいい
46:デフォルトの名無しさん
07/11/06 20:22:54
ちょっとお前ら教えてくれよ
>>33の続きなんだけど
①
genNRandom :: Int -> IO ()
genNRandom n = do
g <- getStdGen
let ns = take n (randoms g)
putStr $ show (ns :: [Int])
②
genNRandom :: Int -> String
genNRandom n = do
g <- getStdGen
let ns = take n (randoms g)
show (ns :: [Int])
③
genNRandom :: Int -> [Int]
genNRandom n = do
g <- getStdGen
take n (randoms g)
①はコンパイル通るけど②と③がダメなのはなんでなんだぜ?
で、
URLリンク(www.sampou.org)
読んでたらなんとなく分かった気がしたんだけど要するにIOモナドは1方向モナドで、値が取り出せないし、
IOモナド使ってる関数は返り値の型が絶対IO()とかになるから参照透明じゃないのが他の関数まで波及しないよって意味なのか?
じゃMaybeとかStateとかは使っても参照透明なままなのか?
47:デフォルトの名無しさん
07/11/06 20:57:35
2は型がInt -> IO Stringで、最後をreturn(show(ns::[Int]))にせないかん。
3は型がInt -> IO [Int] で、最後をreturn(take n (randoms g))にせないかん。
48:デフォルトの名無しさん
07/11/06 22:22:38
それ>>34でも教えてもらったな… 俺わかってないな…
(・´ω`・)ぅーん
49:デフォルトの名無しさん
07/11/06 22:35:47
>>46
IOモナドを使った関数も参照透明だよ。
個人的には、IOモナドを「副作用を閉じ込める」と表現したり、
値を取り出せるかどうかを云々しても混乱するだけだと思う。
むしろ、IO aとaは全然別のものであるという認識を推奨。
実際、IO aの中にa型の値など入っていない。
この辺読んでみたらどうだろう。
URLリンク(www.ice.nuie.nagoya-u.ac.jp)
50:デフォルトの名無しさん
07/11/06 23:09:33
letのところは無視してdo構文の各行を最終的な型だけで見てやったら
それぞれこんな感じになって、
1. do {r <- IO r; IO ()}
2. do {r <- IO r; String}
3. do {r <- IO r; [Int]}
これを >>= を使った形にしたらこんな感じ。
1. IO r >>= (r -> IO ())
2. IO r >>= (r -> String)
3. IO r >>= (r -> [Int])
(>>=) :: m a -> (a -> m b) -> m bだから
>>=の前後は m a >>= (a -> m b) って状態になってないといけない。
1はちゃんとそれを満たしてるからOKだけど、
2はString = [Char] = [] Charで、IO ≠ []なのでNG。
3も同様にNG。
51:デフォルトの名無しさん
07/11/06 23:39:33
>>49
読んだ 少し分かったような分からないような…?
YOUはIOモナドを使った関数も参照透明だよって言ってるけど
標準入力読んだときとか乱数生成したときとか同じ引数あげても同じ値が返ってくるとは
限らないじゃん それって困るんじゃないの? って思うの
>>50
>>49の説明と合わせたらちょっと分かったかも
そーいえばリストもモナドなんだったっけ
例示してくれた1.2.3.の例はHaskellとして正しい文法なん?
言いたい意味はわかるけどそういう書き方があるの?
前スレ952が教えてくれたサイトやら見てみたけどわかんない…
52:デフォルトの名無しさん
07/11/07 00:05:04
>>51
randomRIO :: (Int, Int) -> IO Int
というのを考えてみる。これは要するに与えられた範囲の乱数を生成する関数な訳だけど、
厳密に考えると、これは動作を返す関数で、同じ引数で呼ばれたら常に同じ動作を返す。
例えば、(0, 3)を与えて呼び出すと、常に「0以上3以下の乱数を生成する」という動作を返す。
この「動作」を実行した結果はもちろん毎回違うけど、それをHaskellプログラムが
受け取ることはないので、参照透過性には影響ない。
(この動作の結果を受け取って別のことをする、より大きな動作を作ることはできるけど)
これは別に言葉遊びじゃなくて、実際、randomRIO (0, 3)が複数回出てくる巨大な式
f x = ... randomRIO (0, 3) >> ...... fmap (1-) $ randromRIO (0, 3) ...
があったとして、これを機械的に一つにまとめて
f x = let z = randomRIO (0, 3) in ... z >> ...... fmap (1-) $ z ...
としても意味が変わらないことが保証される。これが参照透過性。
53:デフォルトの名無しさん
07/11/07 00:06:11
文法として正しいわけねぇじゃん。あくまで説明用。
54:デフォルトの名無しさん
07/11/07 00:25:41
>>52
アクションやら動作うんぬんとかいうことかー
変数に束縛して使ったときに動作が実行されて~~みたいな?
main = do
rnd <- randomRIO(0,3)
putStr $ show (rnd :: Int)
とかすると束縛したときはアクションですけどshowに渡るときにはいつの間にか数字ですよみたいなごまかし方(?)なのか?
ていうかghcでコンパイルしたあと実行すると処理が帰ってこないんだけどghciでmain呼ぶとちゃんと表示される罠 意味わかんね
>>53
だってわかんなかったんだもん いぢわるー
55:デフォルトの名無しさん
07/11/07 00:44:46
>>54
do記法で
rnd <- randomRIO (0, 3)
と書くと、rndが束縛されるのは数値Intであって動作IO Intじゃない。
矢印の右辺と左辺は別物。というかこの行だけ取り出すのは無意味。
do式全体で、「randomRIO (0, 3)を実行し、その結果がrndならばputStr $ show rndを実行するという動作」と読む。
慣れるまではdo記法をほどいて
randomRIO (0, 3) >>= (\rnd -> putStr $ show rnd)
に戻して考えるようにした方が分かりやすいかもしれない。
俺の手元ではコンパイルしたのもちゃんと動いたよ。
56:デフォルトの名無しさん
07/11/07 00:57:31
>>55
( ´3`)<よくわかんなーい
乱数を生成する動作を返す関数があって、その動作が実行されてモノホンの数値になる瞬間がある気がするんだけど気のせいなのか?
ちなみに
The Glorious Glasgow Haskell Compilation System, version 6.6.1
ghc test.hs --makeでコンパイルしてtest.exe実行→処理帰ってこない
57:デフォルトの名無しさん
07/11/07 01:41:54
>>56
いや、Haskellプログラムは最初から最後まで動作をこねくりまわしてるだけで、
いつ実行されるかという話はあまり関係ない。
「ジャガイモの皮を剥く」というレシピと「茹でる」というレシピから
「ジャガイモの皮を剥いて茹でる」というレシピを合成する、という次元のことをやってる。
この作業をするとき、実際にいつレシピに基づいて料理が行われるかを気にする必要はない。
実際には、プログラムを起動すると即座にmainが「実行」されはじめて、
それに必要な分だけ「評価」が起こる訳だけど。
58:デフォルトの名無しさん
07/11/07 07:08:36
なるほどー
レシピは完成品を作っちゃくれないってか
59:デフォルトの名無しさん
07/11/07 11:47:38
こねくり回し方を想像できない人は素人
60:デフォルトの名無しさん
07/11/07 19:57:03
Haskellの素人なのか園論の素人なのか数学の素人なのかなんの素人なのかさえ分からない俺はキングオブ素人
今日もまたわからないことがいっぱいでした…
61:デフォルトの名無しさん
07/11/07 20:16:10
この場合は処理系の素人
62:デフォルトの名無しさん
07/11/07 20:17:56
ちなみに、園論ではなく圏論(けんろん:category theory)
63:デフォルトの名無しさん
07/11/07 20:25:13
その・さとしさんが提案
64:デフォルトの名無しさん
07/11/07 20:31:53
>>63
誰?
65:デフォルトの名無しさん
07/11/07 20:50:21
>>64
園諭を提案した人
66:デフォルトの名無しさん
07/11/08 23:04:52
ハスケルルでメシ食ってる人いんの?
67:デフォルトの名無しさん
07/11/09 00:37:52
本業でやってる人はおそらくいない。(研究者除く)
68:デフォルトの名無しさん
07/11/09 03:04:27
カリーでメシ食ってるのならいる
69:デフォルトの名無しさん
07/11/09 07:50:26
GHC 6.8.1でコンパイルし直しただけで本当にプログラムが二割高速化してワラタ
それから-O2をつけた場合のコンパイル速度が六倍になったけど、これは-fasmがデフォになったおかげだな
70:デフォルトの名無しさん
07/11/09 21:01:59
お前ら
コマンドライン引数から複数のテキストファイル名を取得してその中身を標準出力に出力するプログラム書いてみてくれ
IO [String]が…[]外れねぇよチクショウorz
71:デフォルトの名無しさん
07/11/09 21:22:15
import System.Environment
main = do
args <- getArgs
mapM_ dump args
where
dump file = do
content <- readFile file
putStr content
こんなの?
72:デフォルトの名無しさん
07/11/09 21:30:54
そんなの…
俺とてつもなく頭悪い気がしてきた('A`)
73:デフォルトの名無しさん
07/11/09 23:45:24
>>71 のを短く書けばこんな感じ
import System.Environment
main = getArgs >>= mapM_ ((putStr =<<) . readFile)
74:デフォルトの名無しさん
07/11/10 01:57:22
>>71のをArrowで書けばこんな感じ
mapA :: ArrowChoice a => a b c -> a [b] [c]
mapA f = arr listcase >>>
arr (const []) ||| (f *** mapA f >>> arr (uncurry (:)))
where
listcase [] = Left ()
listcase (x:xs) = Right (x,xs)
main :: IO ()
main = runKleisli (Kleisli (const getArgs) >>> mapA (Kleisli readFile) >>> arr concat >>> Kleisli putStr) ()
-- mapAみたいに便利な関数は早く標準ライブラリに入れてほしい
75:デフォルトの名無しさん
07/11/10 12:58:22
>>74
モナドと組み合わせると恐ろしく単純にかけるようになる
main = getArgs >>= mapM_ (readFile >>> putStr)
76:デフォルトの名無しさん
07/11/10 13:01:01
>>75
Kleisliをつけたり外したりがいらないか?
77:デフォルトの名無しさん
07/11/10 13:27:49
まあ、>>>の正体は f >>> g = g . f だからなぁ。
78:デフォルトの名無しさん
07/11/10 17:30:40
arrowベースのIOってないもんかね
79:デフォルトの名無しさん
07/11/10 22:17:13
Haskellで開発会社をやりたいという夢を持つ自分はタダのバカですか?
80:デフォルトの名無しさん
07/11/10 22:20:08
実行しようとしない点でバカです。
81:デフォルトの名無しさん
07/11/10 22:25:52
>>80
何こいつスゴいかっこいいんだけど
82:デフォルトの名無しさん
07/11/10 22:26:01
>>79
保守できないに100ルピー
83:デフォルトの名無しさん
07/11/11 11:03:25
部下がpoint-free styleで1000行くらいのバグ入りコードを提出
という悪夢を見てしまった
84:デフォルトの名無しさん
07/11/11 13:55:48
>>83
現在適当な粒度の関数に分解する鶴を開発中です
85:デフォルトの名無しさん
07/11/11 13:57:05
>>79
無責任名誉会長は俺ね。
86:デフォルトの名無しさん
07/11/11 19:07:03
>>70
素直にλを残した方が分かりやすいわな。
main = getArgs >>= mapM_ (\a -> readFile a >>= putStr)
87:79
07/11/11 19:39:30
しかし、Haskellなどの関数型言語専門会社っていうのは憧れます。
自分はまだ初心者でチュートリアル勉強している段階ですけど、この世界が
広がったら素晴らしいなぁと本気で思ってますよ。
私の現在の妄想は、最近メジャーになってきたWebサービスの関数型版。
住所 -> GoogleMapAPI -> 天気予報 -> 天気マーク付き地図
88:デフォルトの名無しさん
07/11/11 19:53:47
バカっつーか、中学生臭い
89:デフォルトの名無しさん
07/11/11 19:59:51
>>87
それは俗に言う「マッシュアップ」というやつではないか?
関数型言語と関係なくそこら辺の奴でも作れるぞ。
90:デフォルトの名無しさん
07/11/11 20:11:17
そうだな
ただのマッシュアップだな
masuidriveのブログとか見るといいような気がするよ
そして
>>71-77,86の諸氏よありがとう
よく理解できないから明日色々試してみるわ…
Haskell挫折しそう… 書いてて楽なのは分かるんだけど…分かるんだけど…
91:79
07/11/12 07:08:04
いや、マッシュアップを関数型でやってるのを見たいんだけど。
もうあるの?
92:デフォルトの名無しさん
07/11/12 11:01:32
プロシンあたりで誰か発表してるかも~
とか無責任に書いてみる
93:デフォルトの名無しさん
07/11/12 16:47:36
>>86
そこまで来たらやっぱりこう書きたくなる
main = getArgs >>= mapM_ ((>>= putStr) . readFile)
94:デフォルトの名無しさん
07/11/12 16:56:09
好みが分かれるもんだな
俺はラムダ抽象が嫌いなのでwhere節を使う
95:デフォルトの名無しさん
07/11/12 19:48:05
>>94
お前の好みはhaskellには不向きだな。
96:デフォルトの名無しさん
07/11/12 20:14:14
そうか?俺がHaskell好きな理由の一つがこれなんだが
where節みたいにローカル変数を使った後に定義できる言語は他にはCleanくらいしか知らない
それに嫌いって言っても使うことは結構ある。>>86みたいな例なら迷わずwhereを使うってだけで
97:デフォルトの名無しさん
07/11/12 20:58:37
>>96
関数の内部で関数を定義できる言語はいくらでもある。rubyとか。
98:デフォルトの名無しさん
07/11/12 21:06:16
それは知ってる。でも関数を「使った後に定義」はできんだろ
99:デフォルトの名無しさん
07/11/12 21:18:00
使った後に定義ってどういう意味?
100:デフォルトの名無しさん
07/11/12 21:19:56
>>99
ソースコード上で定義が参照よりも後に現れること
f x = g -- ここでgを使う
where
g = 2 -- ここでgを定義
101:デフォルトの名無しさん
07/11/12 21:26:38
int main(char args[][]){
owata();
}
void owata(){
writefln("\(^o^)/");
}
102:デフォルトの名無しさん
07/11/12 21:27:46
使った後に定義してるわけじゃないけど、遅延評価が便利って言いたいわけね。
103:デフォルトの名無しさん
07/11/12 21:28:18
>>101
>>98はローカル関数の話な、誤解させてすまん
104:デフォルトの名無しさん
07/11/12 21:30:21
>>102
なんというエスパー
105:96
07/11/12 21:32:27
>>102
遅延評価はあまり関係ないと思う。あくまでコード上に現れる順序の問題
極端な話、正格な言語で
f x = y where y = 2
が
f x = let y = 2 in y -- このletは正格
の構文糖なだけでも俺には十分
106:デフォルトの名無しさん
07/11/12 22:26:37
Lisp 系だったらその手の構文糖は作り放題だけどね。
実際、昔 ELisp でそんな感じの macro 自作して使ってたし。
107:デフォルトの名無しさん
07/11/12 23:36:21
はいはい自慢はいいですよ
108:デフォルトの名無しさん
07/11/13 00:18:43
興ざめするから自慢とか言わないでくれよ…
109:デフォルトの名無しさん
07/11/13 12:48:47
なら、自己満
110:デフォルトの名無しさん
07/11/13 19:37:02
初心者です。
今、いろんなテキスト漁って勉強中ですが、モナドのところ見てて不思議に思いました。
これって、早晩知らなくてもHaskellが書けるようになったりするんじゃないのでしょうか。
今はまだ途上なので、透過参照を維持できるように云々と理論的な面が表に強く出て
ますけど、近いうちに標準のAPIからは隠蔽されていくということはないですか?
111:デフォルトの名無しさん
07/11/13 19:37:31
それなら良いわ
112:デフォルトの名無しさん
07/11/13 19:42:46
>>110
>>73をモナドを使わずに書いてください
113:デフォルトの名無しさん
07/11/13 19:57:53
>>110
歴史的にはどうか知らんが、モナドは参照透過性のために仕方なくあるわけじゃなくて、
道具として積極的に使われてる。だからHaskellでモナドが使えなくなることは考えられない。
モナドを知らなくてもIOを書けると良い、という話なら、現状でもできると思う。
114:デフォルトの名無しさん
07/11/13 20:22:01
質問です
>>93をみてこんなの↓つくってみたんだけど、
main :: IO ()
main = getArgs >>= mapM_ ((>>= putStrLn.conv).readFile) >> getCPUTime >>= print
where
conv :: String -> String
conv = unlines.(map ((map toLower).(filter (/= '\"')))).lines
最初に与えたファイルパスのぶんが読まれないっぽいんよ
c:\Users\aiueo> main < c:\a.txt c:\b.txt
と入力すると、b.txtの中身とCPUTimeだけが表示されるんだよね
エロい人なぜだか教えてください
115:デフォルトの名無しさん
07/11/13 20:27:40
>>110
モナドを使わないと、実用的なHaskellのプログラムは書けない。
モナドの理論的な側面を詳しく知らなくとも、モナドを使うことはできる。
結論:
モナドの理論的な側面は今は無視して、モナドを使ってHaskellのプログラムを書けばよろし。
理論的なことは後から少しずつ覚えていけばよろし。
116:デフォルトの名無しさん
07/11/13 20:29:38
>>114
「<」これはリダイレクション
117:デフォルトの名無しさん
07/11/13 20:30:00
>>114
だってそれa.txtは標準入力に与えられてるもんよ
c:\Users\aiueo> main c:\a.txt c:\b.txt こーやれ
118:デフォルトの名無しさん
07/11/13 20:39:55
>>116,117
ありがとう!
119:デフォルトの名無しさん
07/11/13 21:09:22
ちょっとお前ら聞きたいんだけどさ
なんで>>86みたく書くんだ?
main = mapM_ (\a -> putStr =<< readFile a) =<< getArgs
でよくね?モナド使わないときとモナド使うときで読む方向違うのってやりにくくね?
なんか理由あんの?おせーておせーて
120:デフォルトの名無しさん
07/11/13 21:14:55
俺も時々下から順に実行されるdoが欲しくなる
121:デフォルトの名無しさん
07/11/13 21:25:47
>>113>>115
ありがとうございます。"モナド"という言い方がよくありませんでした。Maybeとか
リストのモナドは仰るように積極的に使われていると自分も思いました。
ただ、IOモナドがよく分からんのですね。特にIORefとか。この手のものは、単に
透過参照性を維持するためのテクニックと見えてしまいます。
122:デフォルトの名無しさん
07/11/13 21:34:19
>>119
だったら>>75が自然に見えてくるだろう
123:デフォルトの名無しさん
07/11/13 21:38:12
でも、>>75はコンパイル通らんぞw
124:デフォルトの名無しさん
07/11/13 21:41:42
>>123
処理系とそのバージョンは?
Control.Arrowをインポートしたかどうか。
125:デフォルトの名無しさん
07/11/13 21:48:31
いや、明らかに型が合わんだろ…
readFile :: String -> IO String
putStr :: String -> IO String
(>>>) :: (Arrow a) => a b c -> a c d -> a b d
instance Arrow (->)
126:125
07/11/13 21:49:19
間違えた
putStr :: String -> IO ()
ね
127:デフォルトの名無しさん
07/11/13 21:52:41
>>121
参照透過性を壊さないでIOを実現するに当たって、現状よりマシなインタフェースがあるってこと?
128:デフォルトの名無しさん
07/11/13 23:40:51
>>124
無理やりコンパイル通せばこうなるぞ。
main = getArgs >>= mapM_ (readFile >>> (>>= putStr))
Kleisli使うのは俺はパスw
129:デフォルトの名無しさん
07/11/14 01:19:08
2次関数が苦手だったから関数言語なんて滅びてほしい
130:デフォルトの名無しさん
07/11/14 01:31:50
釣られないぞ
131:デフォルトの名無しさん
07/11/14 05:55:26
a -> IO b は Kleisli IO a b と同じ構造をもつんだけど、Haskell のnewtypeが違う型として扱ってしまうために、>>75 のように楽天的にはいかないんですな
だからといって 型シノニムで定義できるわけでもないので、しょうがないんだけど
132:デフォルトの名無しさん
07/11/14 14:53:09
これでどうよ!
main = getArgs >>= mapM_ (readFile >=> putStr)
133:デフォルトの名無しさん
07/11/14 15:38:28
入門HaskellのP104にあるインスタンス宣言について質問なんですが
instance (Eq a) => Eq (Maybe a) where
の(Eq a) => はどうして必要なんでしょうか?
134:デフォルトの名無しさん
07/11/14 16:05:38
>>133
中身が比較できないとMaybeも比較できないじゃん
具体的には、
instance (Eq a) => Eq (Maybe a) where
Nothing == Nothing = True
Just a == Just b = a == b -- このa==bが意味を持つことを保証しないといけない
_ == _ = False
135:デフォルトの名無しさん
07/11/14 16:39:52
>>134
Maybe aとaを同一視してましたorz
わかりやすい説明ありがとうございました。
136:デフォルトの名無しさん
07/11/14 19:13:05
do cs <- getContents
hoge <- getContents
putStr hoge
↑のような式を>>=を使って書き直した場合、どのような式になるのでしょうか?
137:デフォルトの名無しさん
07/11/14 19:17:43
>>136
getContents >>= \cs ->
getContents >>= putStr
138:136
07/11/14 20:05:49
すいません
do cs <- getContents
hoge <- getContents
putStr hoge
じゃなくて
do hoge <- getContents
cs <- getContents
putStr hoge
の間違いでしたorz
139:デフォルトの名無しさん
07/11/14 21:17:45
>>138
getContents >>= \hoge ->
getContents >>= \cs ->
putStr hoge
このケースでは(>>=)を使う旨みはないね。
140:デフォルトの名無しさん
07/11/14 22:11:24
この場合、
A. getContentsを2回やってからputStr
B. putStr hogeをやるために1個目のgetContentsをやって2個目のは保留
のどっちの動作になるんだっけ。
遅延評価的にはBだよね?
141:デフォルトの名無しさん
07/11/14 22:18:38
>>140
IO動作は上から順に(厳密には>>=の左辺から右辺へ)実行される
getContentsの動作は特殊で、読み込み自体は文字列が必要とされるまで遅延される
だから、順序としては、
1. 1個目のgetContentsが実行され、ハンドルがセミクローズされる。遅延読みのため即座にリターン
2. 2個目のgetContentsが実行され、ハンドルがセミクローズ状態なので例外発生
で、putStrは実行されない
142:デフォルトの名無しさん
07/11/14 22:28:25
そういう風な動作になるのか。ちょっと勘違いしてた。Thanks
143:デフォルトの名無しさん
07/11/14 22:55:19
ここってクロスコンパイルネタはスレ違いですか?
144:デフォルトの名無しさん
07/11/14 23:11:31
ここしかないだろw
145:デフォルトの名無しさん
07/11/14 23:31:03
クロスコンパイルの場合、GHC(6.4.xや6.6.x)のMakefileって修正なしで通りますか?
依存関係を無視したり、更新情報を無視したり、
無いファイルを参照したり、必要なターゲットを生成しなかったりと
明らかに修正しなければならない部分が多々あるようですが
146:143=145
07/11/15 00:01:32
私の環境で6.6.1をクロスコンパイルする場合、少なくとも
ホスト、ターゲットで共通
・distrib以下のファイルに実行許可がされていない
・configureでgmpのヘッダ、ライブラリ位置を指定しても途中から無視する
・makeをやり直した場合、すでに生成したファイルで且つ更新の必要がないものでも再ビルドする場合がある
ホストでは、
・libraries/Cabal/cabal-setup/CabalSetup.hcを生成してくれない
・かといってターゲットとして生成したファイルだとundefined referenceが発生するので-keep-hc-filesを指定してCabalSetup.oをリコンパイルしなければならない
・hc-file-bundleする際、libraries/haskell-src/Language/Haskell/Parser.hsという存在しないファイルをアーカイブしようとする
(現在ビルド中ですので途中までしかわかっておりませんが)ターゲットでは
・compiler/primop*.hs-inclが空ファイルで生成される
・compiler/stage1にインタフェースファイルが生成されないためpreludeのビルドに失敗する
等が確認できました
i386-unknown-openbsd → arm-unknown-openbsdという特殊な環境ということもありますが、
普通の環境ではすんなりクロスコンパイルできるのか疑問に思えました
147:143
07/11/15 00:07:35
ちなみにOpenBSD-makeではなくGNU-makeを使用しています
148:デフォルトの名無しさん
07/11/15 01:19:56
Ubuntu上のemacs22+ghc6-6.1でHaskellのプログラムを色々試しているんですが
C-c, C-lを実行するとよくEmacsが固まってしまって何の入力も受け付けなく
なってしまいます。そのたびにkill -KILLをしているんですが
同じような症状の人はいないでしょうか?
149:デフォルトの名無しさん
07/11/15 01:36:11
debianですが、固まりませんね。
150:デフォルトの名無しさん
07/11/15 03:01:07
IORefについて質問です。
do ioref <- newIORef 0
modifyIORef ioref (+1)
readIORef ioref >>= print
という式の中でmodifyIORef ioref (+1)がiorefの値を変更している仕組みが
どうしてもわかりません。予想としては
・modifyIORefを使うと引数の値を変更できると言語の根っこの部分で決められている
という事かなと思っているんですが、この考えでいいんでしょうか?
151:デフォルトの名無しさん
07/11/15 07:23:12
>>150
C言語の例でよければ
*ioref=*ioref+1;
で変更されるのは*iorefであってiorefではない。
Perlなら
$$ioref=$$ioref+1;
といった具合で。
Cで詳細に書いてみる。
void modifyIORef(int * ioref,int (*fn)(int)){
*ioref=fn(*ioref);
}
int add1(int arg){
return arg+1;
}
int readIORef(int * ioref){
return *ioref;
}
int main(){
int * ioref;
ioref=newIORef(0);
modifyIORef(&add1);
printf("%d\n",readIORef(ioref));
return 0;
}
まあ(>>=)の部分(doで省略される部分とか)までより近く書くともっと長くなりますが。
それ以前にかけるかどうかちょっと自信ないけど。
*iorefは変更されてもiorefは1回の初期化時の変更のみということで。
152:150
07/11/15 08:04:34
>>151
つまりHaskellは、定数だけでなく、変更される変数の値を保存しておくための(つまり再代入可能な)
場所も用意しているということなんでしょうか?
153:デフォルトの名無しさん
07/11/15 10:27:06
>>152
実装上はその通り。GHCにはヒープ上に変更可能オブジェクトを置くための機構があるし、
多分Hugsも似たようなもの。
一方で、言語について「Haskellは~用意している」という言い方をするのは誤解がある気がする。
実際、>>151の言うように、IORefを使っても(Haskellの普通の)変数の値が変更されることはないし、
言語の根幹に変更を迫るような拡張じゃない。
扱える型を限定すれば、自分で(ファイル入出力を使ったりして)IORefみたいなものを書くこともできる。
154:150
07/11/15 13:37:19
>>153
よくわかりました。ありがとうございます。
今入門HaskellとふつうのHaskellの二冊を読みながら色々試しているんですが
もうちょっと詳しい説明が欲しいなと思うことがよくあります。
そこでプログラミングPerlのような
・どのようにHaskellでプログラミングするか
・Haskellはどういう理由でこういう風になっているのか
を解説した本が欲しいのですが、テンプレに載っている洋書で↑の内容に
合っている本はないでしょうか?
155:143
07/11/15 13:54:41
Makefileを読む時間的余裕が無かったのでとりあえず
find compiler/stage1 -name ¥*.o -exec rm {} ¥;して
make -C compiler boot stage=1 && make -C compiler stage=1したら
ビルド&インストールに成功したようです
後でパッケージを作って本インストールするつもりです
日本語のクロスコンパイルのドキュメントが少ないので
作業過程を簡単に書かせていただきたいと思います
(需要は無いでしょうけど)
うざったいと思われる方は「クロスコンパイル」をNGワードにしてください
156:デフォルトの名無しさん
07/11/15 13:56:24
>>154
・どのようにHaskellでプログラミングするか
→『Haskell: The Craft of Functional Programming』
・Haskellはどういう理由でこういう風になっているのか
→『Introduction to Functional Programming Using Haskell』
かなあ。両方とも良い本だと思う。まだ全部読み切ってないけど。
157:150
07/11/15 21:41:29
>>156
その二冊ですね。お金に余裕ができたら買ってみます。
話は変わるのですがHaskellのガベージコレクションは他の言語(java,ruby...)
と比べて動作する機会がほとんどないと思うんですがどうでしょうか。
変数の宣言時にしか値を入れられなくて、グローバル変数とスタック上に
載せられるローカル変数でほとんど全てが賄えるなら
どこからも参照されていないデータ(ガベージコレクタの対象になるデータ)
ができるなんてことはまずないと思うんですが・・・
158:デフォルトの名無しさん
07/11/15 22:41:43
>>157
そんなことはない。遅延評価のために何でもかんでもヒープに割り当てないといけないので、
Haskellは平均的な言語よりずっと多くゴミを出す。
GHCでコンパイルしたプログラムなら、+RTS -Sstderrオプションをつけて実行すれば
GCがどれくらい動いたかが分かる。
適当なプログラムで試してみたけど、約3秒の実行時間中にヒープから700MBほど確保し、
そのうち約9割は第0世代のGCで即座に捨てられてた。
159:デフォルトの名無しさん
07/11/15 22:45:57
具体的に数字出されるとびっくりするなw
160:デフォルトの名無しさん
07/11/15 22:47:23
俺もびっくりしたwww
161:デフォルトの名無しさん
07/11/15 23:07:27
700MB?
700mBの間違いじゃないのか
162:デフォルトの名無しさん
07/11/15 23:15:22
700*2^20 bytesね
741,834,476 bytes allocated in the heap
108,671,480 bytes copied during GC (scavenged)
2,030,404 bytes copied during GC (not scavenged)
13,955,072 bytes maximum residency (11 sample(s))
1415 collections in generation 0 ( 0.55s)
11 collections in generation 1 ( 0.43s)
32 Mb total memory in use
163:デフォルトの名無しさん
07/11/16 01:10:19
やさしい Haskell 入門を今見ているんですが
4.4 遅延パターン
URLリンク(www.sampou.org)
での最初の例
reqs = client init resps
resps = server reqs
client init (resp:resps) = init : client (next resp) resps
server (req:reqs) = process req : server reqs
がどういう意味なのかさっぱりわかりませんorz
どうして↑がだめで
client init resps = init : client (next (head resps)) (tail resps)
だとOKなんでしょうか?
164:デフォルトの名無しさん
07/11/16 02:19:04
>>162
これって瞬間最大メモリ使用量が700MBってこと?
165:デフォルトの名無しさん
07/11/16 02:50:58
うさのパソコンはメモリ256MB!
166:デフォルトの名無しさん
07/11/16 02:52:24
アプリ側がメモリ確保に成功しても、
OS側で本当に実メモリを消費したとは限らないから
調べないと分からないか。
167:デフォルトの名無しさん
07/11/16 03:27:46
>>164
アロケートされたメモリの数が700MBってことなのだが、実際はgeneration 0に割り当てられた少ないメモリが使いまわされているだけだから、メモリの使用量自体は少ないはず。
168:デフォルトの名無しさん
07/11/16 07:15:29
>>164
OSから確保したのが32MB
実際のヒープオブジェクトの総量が瞬間最大で13,955,072 bytes
コピーGCだからOSから確保した領域の半分以下しか貯められない
169:デフォルトの名無しさん
07/11/16 17:49:52
StateモナドでunsafeInterleaveIO的な関数って書けますか?
do
xs <- interleaveState $ sequence $ replicate 3 get
sequence $ map set xs
で get set get set get setの順になるようなやつ
170:デフォルトの名無しさん
07/11/16 18:08:04
unsafe禁止令
171:デフォルトの名無しさん
07/11/16 18:26:23
xs <- sequence $ replicate 3 $ interleaveState get
の間違いか?
どっちにしても無理だろ
172:デフォルトの名無しさん
07/11/16 18:36:40
>>171
すいません、間違いでした
無理orz
173:デフォルトの名無しさん
07/11/16 22:22:17
モナドと代数的データ型に的を絞って詳しく扱ってるテキストはないでしょうか
174:デフォルトの名無しさん
07/11/17 03:16:48
foo >>= bar
としたときに実際に>>=がどのインスタンスに定義されている>>=の処理を行うのか、
というのはどうやって決まるんでしょうか?
175:デフォルトの名無しさん
07/11/17 07:11:03
>>174
型推論。fooの型とbarの型とその式の使われ方が勘案される。
176:デフォルトの名無しさん
07/11/17 11:11:46
>>175
それはコンパイル時と実行時のどちらでされるものなんでしょうか?
177:デフォルトの名無しさん
07/11/17 11:43:58
>>176
実行時
178:デフォルトの名無しさん
07/11/17 11:57:24
・型推論自体はコンパイル時。
・ただし、型クラスのディスパッチは実行時まで遅延される。
・ただし、どのインスタンスについてのコードを生成すれば良いか静的に決まる場合は、
最適化の一環としてディスパッチを省略する。
こんな感じか。
179:174
07/11/17 12:49:35
>>177、178
なるほど、静的に型をチェックしつつ、動作は動的に決まるんですね。
ところで
数学パズル ものまね鳥をまねる―愉快なパズルと結合子論理の夢の鳥物語
URLリンク(www.amazon.co.jp)
E3%82%92%E3%81%BE%E3%81%AD%E3%82%8B%E2%80%95%E6%84%89%E5%BF%AB%E3%81%AA%E3%83%91%E3%82%BA%E3%83%AB%E3%81%A8%E7%B5%
90%E5%90%88%E5%AD%90%E8%AB%96%E7%90%86%E3%81%AE%E5%A4%A2%E3%81%AE%E9%B3%A5%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%
83%A2%E3%83%B3%E3%83%89-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%A4%E3%83%B3/dp/4627019017/ref=sr_1_9?ie=UTF8&s=books&qid=1195271100&sr=1-9
この本を読んだことがある人いますか?関数プログラミングの土台の考え方がわかる本らしいんですが。
180:デフォルトの名無しさん
07/11/17 13:28:59
>>179
途中まで読んだだけだけどコンビネータの話。
S,K,I とか。Yコンビネータも出てきたかは覚えてない。
181:デフォルトの名無しさん
07/11/17 16:07:56
a 1 = "hoge"
a 2 = 2
のような引数によって異なる型の値を返すことはOKなんでしょうか?
182:デフォルトの名無しさん
07/11/17 16:22:37
>>181
template haskell
183:デフォルトの名無しさん
07/11/17 16:25:26
>>181
ダメ
184:デフォルトの名無しさん
07/11/17 16:30:24
2種類の型のどちらかを返したい場合はEitherを使う。
a :: Int -> Either String Int
a 1 = Left "hoge"
a 2 = Right 2
185:182
07/11/17 16:51:52
template haskellじゃなくてgeneric haskellだった・・
186:デフォルトの名無しさん
07/11/17 22:16:41
>>163
今日Haskell始めたばかりのド素人なんだけど、
ones = addlist 1 onesでも、
addlist init xs = init : head xs : tail xs -- [1,1,1,1,1,1,1,1,1,1]
addlist init xs = init : xs -- [1,1,1,1,1,1,1,1,1,1]
addlist init ~(x:xs) = init : x : xs -- [1,1,1,1,1,1,1,1,1,1]
addlist init (x:xs) = init : x : xs -- C stack overflow
ってなる。要するに(x:xs)が含まれる部分が先に解釈されるとマズいってことじゃないかな。
単体でのxsはパターンはパターンでも手続き型言語での仮引数と同じ程度の意味しかもたないパターンだから暗黙的に遅延される。
head xsやtail xsも関数だからxsが未確定なら遅延される。
でも(x:xs)というパターンは未確定でも遅延しないでxとxsを照合しようとする。
結果的にinitに値がセットされる前にx:xsを延々と調べ続ける。それではマズいので、(x:xs)を遅延パターンにする、ってことじゃないかな。
187:デフォルトの名無しさん
07/11/17 23:24:01
>>163
明日からHaskell始めるつもりのド素人なんだけど、
関数の仮引数xがconstructor pattern(たとえばy:ys)の場合、
それはcase x of y:ys -> ...という形に変換される。
で、caseの条件式はWHNFまで評価されてしまうので、
遅延させたい時には使えない。
188:186
07/11/17 23:31:58
>>188
あ、なるほどそういうことなのか。
ありがとう。無理して答えた価値あったわ。
189:163
07/11/17 23:59:14
なんとなく理解できました。ありがとうございます。
Haskellの考え方に慣れるまでまだ時間がかかりそうですorz
190:デフォルトの名無しさん
07/11/18 00:28:05
sequence :: Monad m => [m a] -> m [a]
sequence = foldr mcons (return [])
where mcons p q = p >>= \x -> q >>= \y -> return (x:y)
↑のsequenceの定義を見るとfoldrが使われているんですが、それだと
sequence [putStr "foo", putStr "bar"] の場合リストの後ろの方、
つまりputStr "bar"の方が先に評価されるのに、実際には
fooの方が先に出力されてしまいます。どうして後ろからではなく、先頭から
評価されるんでしょうか?
191:デフォルトの名無しさん
07/11/18 00:55:14
式の評価順とIOモナドの実行順は別物。
192:デフォルトの名無しさん
07/11/18 01:04:47
sequence [A, B, C]
= A `mcons` (B `mcons` (C `mcons` (return [])))
= A >>= (\x -> (B `mcons` (C `mcons` (return []))) >>= \y -> return (x:y))
よってA, B, Cの順にエフェクトが出る。
193:デフォルトの名無しさん
07/11/18 01:17:35
>>178
Haskell今日始めた人なんだけど
その最適化の一環としてディスパッチが省略された場合ってのは
C++でいうとtemplateによってコード生成された状態と考えていいんですかね
194:デフォルトの名無しさん
07/11/18 02:12:23
main = putStr "hoge" >>= \x -> putStr "foo" >>= \y -> return x
main = putStr "hoge" >>= \x -> putStr "foo" >>= \y -> return y
main = putStr "hoge" >>= \x -> putStr "foo" >>= \y -> return "bar"
↑のように最後にreturnさえすればエラーにならずhogefooと出力されるということは、
IOモナドはMaybeモナドやListモナドと違って、最後に何を返すかではなく、
動作をどういう順に行うのかを決めるための仕組みだと考えればいいんでしょうか?
195:デフォルトの名無しさん
07/11/18 08:09:29
>>193
そんな感じ。
>>194
何を返すかによってmainの型が違う。
上の二例ではIO ()で、最後の例だとIO String。
両方コンパイルが通るのは、mainの型はIO αという形なら何でもよく、
生成されたα型の値は無視されることになってるから。
196:デフォルトの名無しさん
07/11/18 13:45:25
>>178
実行時にならないとどのインスタンスのコードが実行されるか
静的に決まらない場合ってどんな場合??
197:デフォルトの名無しさん
07/11/18 13:51:59
>>196
クラスのインスタンス一般に対して書かれた関数は全部そう。例えば、
double :: (Num a) => a -> a
double x = x + x
こんな関数を定義したら、これをコンパイルする時点ではどの(+)を使うべきか決まらない。
198:193
07/11/18 13:56:54
>>197
その関数doubleに対して具体的に値を入れたときに
コード生成される(静的に生成?)んじゃないんですかね?
頭がC++脳なのでtemplateのことばっかり頭に浮かんでしまうんですがね…
199:デフォルトの名無しさん
07/11/18 14:08:31
>>198
少なくともGHCやJHCならdoubleが定義されたモジュールをコンパイルする時点でコードを生成する。
そうじゃないと、doubleを使う度に毎回doubleをコンパイルすることになって、
分割コンパイルの恩恵が薄れる。(C++はあえてこれをやってるわけだが)
それから、Haskellの仕様上、完全に静的に済ますわけにはいけない。
newtype P a = P a deriving Show
nq :: (Show a) => Int -> a -> String
nq 0 x = show x
nq n x = nq (n-1) (P x)
こういう関数をtemplate式でコンパイルしようとしたら、無限にnqのインスタンスを生成する必要がある。
あと、実際にはdoubleのような小さい関数はインライン化されるので、ディスパッチが省略される可能性はある。
200:196
07/11/18 14:27:36
>>199
なるほど、値(この場合Int)に依存してどういうインスタンスのコードが
実行されるかが決定する場合があるってことか
201:デフォルトの名無しさん
07/11/18 14:34:20
1:2:3:[] -> [1,2,3]
↑がこうなるのはわかるんですが
1:2:3 -> ?
とやった場合はどんなデータができるんでしょうか?
202:186
07/11/18 14:42:10
3はリスト型じゃないからエラーになるんじゃないかな?
203:デフォルトの名無しさん
07/11/18 14:43:06
あ、名前欄消すの忘れてた……
204:デフォルトの名無しさん
07/11/18 14:46:12
>>201
(:) :: a -> [a] -> [a]
205:デフォルトの名無しさん
07/11/18 14:48:27
>>201
やってみりゃいいじゃん。それで挙動に疑問があったらここでもう一度聞いてみな。
206:201
07/11/18 15:25:47
やってみたんですがテキストに書いてコンパイルしようとするとエラーに
なるのにghciで:t 1:2とやると
1:2 :: (Num t, Num [t]) => [t]
というなんだかよくわからないメッセージが出ます。
:tだと型チェックしないのかなと思ったんですが
:t putStr 1
とやると今度はきちんとエラーが出ます。
・1:2 :: (Num t, Num [t]) => [t] は一体どういう意味なのか
・なんで:t 1:2はエラーにならないのに:t putStr 1はエラーになるのか
↑2つになる理由は何故なんでしょうか?
207:デフォルトの名無しさん
07/11/18 15:43:17
>>206
GHCは型クラス周辺を微妙に拡張してるからそのせいだろう。
Haskell98では(Num [t])という文脈はありえない。
Hugsで :t 1:2 と入れたらエラーが出たし。
208:デフォルトの名無しさん
07/11/18 15:44:43
ghcはIOの実装も特殊なんだよなー
209:デフォルトの名無しさん
07/11/18 15:53:43
一応解説。
Haskellでは1とか7とかの整数リテラルは(Num a) => aという型を与えられる。
つまりNumのインスタンスなら何にでもなり得る。具体的にはIntでもIntegerでもRationalでもいいし、
未知のユーザー定義型でもいい。
「1:2」という式では、とりあえず「1」の型をtと書くと、整数リテラルだから(Num t)という制約が必要。
(:)の右辺の型は左辺の型のリストだから、「2」の型は[t]。これも整数リテラルだから制約(Num [t])も要る。
式全体の型は右辺と同じで[t]だから、結果として(Num t, Num [t]) => [t]になる。
210:201
07/11/18 16:16:46
やっと理解できました。ありがとうございます。
211:デフォルトの名無しさん
07/11/18 16:19:47
なるほど、どこかで instance Num [Int] のようなことが
書かれていないとも限らない、ということですか。
212:デフォルトの名無しさん
07/11/18 16:44:20
すいません
初歩的な質問でごめんなさい。
main = do
cs <- getContents
putStr.unlines $ lines cs
これはコンパイル通るんですが
main = do
cs <- getContents
putStr.unlines.lines cs
これは通りませんでした…これって何故なんですか?
てっきりlinesとunlinesというのは対になってるもんだと思ってたんですが…
213:デフォルトの名無しさん
07/11/18 16:50:06
putStr.unlines.lines $ cs
なら通るよ。
関数適用とか演算子の優先順位の問題だね。
f $ g x == f . g $ x /= f . g x
214:デフォルトの名無しさん
07/11/18 16:55:54
うろ覚えだが関数抽象より関数適用のほうが優先されるので、
「putStr.unlines.lines cs」の部分が
putStr.unlines.(lines cs)
って解釈されるはず
main = do
cs <- getContents
(putStr.unlines.lines) cs
ならたぶん通る
215:デフォルトの名無しさん
07/11/18 16:58:16
二項演算子の周りにはスペースを入れようぜw
216:デフォルトの名無しさん
07/11/18 17:00:37
C言語で、関数と括弧の間にスペース空ける人?
217:デフォルトの名無しさん
07/11/18 17:09:39
いや、そこは詰める
まあ>>215をあまり真に受けないでくれ
218:デフォルトの名無しさん
07/11/18 17:23:42
(.) の周りにはスペースを入れない派なんだが
f.g x.h のように関数が引数を持つ場合にやるとなんか微妙
219:デフォルトの名無しさん
07/11/18 17:25:16
関数合成が関数適用より優先度低いのが許せない。
こう決めた理由はあるの?
220:デフォルトの名無しさん
07/11/18 17:25:37
Haskellの解説文を読んでいて、どっかで見たことある書き方だなぁと
思ったら、数学の教科書とソックリです。
つまり、Haskellは数学ができる人向けってことでしょうか?
221:デフォルトの名無しさん
07/11/18 17:31:13
>>213-214
うお、通りました。ありがとうございます。
関数合成と関数適用の優先順位の問題だったんですね。
222:デフォルトの名無しさん
07/11/18 18:15:00
>>219
関数適用最強の原則を守るためじゃないか?
俺は現状で満足だ。
map (fromMaybe 0 . fst) xs
とか書けるし。
223:デフォルトの名無しさん
07/11/18 18:34:32
>>219
うざい括弧をつけなくて済む
224:デフォルトの名無しさん
07/11/18 20:16:16
(f.g) x
↑↑うざい括弧
225:デフォルトの名無しさん
07/11/18 20:23:03
f.g $ xじゃね?
226:デフォルトの名無しさん
07/11/18 20:42:38
>>224
C言語風には f(g(x))
うざくない?
227:デフォルトの名無しさん
07/11/19 03:14:41
URLリンク(hpcgi2.nifty.com)
このページの2007-07-04の日記を参考にプログラムを書いているのですが
これで横型探索できる理屈がまったくわかりません
228:デフォルトの名無しさん
07/11/19 03:39:03
Stateモナドについて質問なんですが
instance Monad (State s) where
m >>= k = State $ \s -> let
(a, s') = runState m s
in runState (k a) s'
↑の式でm >>= k が m >> kなら、右辺は
State $ \s -> let
(a, s') = runState m s
in runState k s'
((k a)がkだけになる)
という風になると考えていいんでしょうか?
229:227
07/11/19 04:04:21
227ですが一応目処が立ちました。
230:デフォルトの名無しさん
07/11/19 04:24:37
>>228
それでOK。
ただm >>= kとm >> kのkはそれぞれ別の型だってことに注意。
m1 >> m2 = m1 >>= const m2 なので k=const m2 と考えると
runState (k a) s'
= runState ((const m2) a) s'
= runState m2 s'
231:228
07/11/19 10:59:03
うーん、難しい
>>=が一つだけならなんとか頭で理解できるんですが>>=が二つ以上ならんでいたり
do式で表されていたりすると脳味噌が追い付きませんorz
232:143
07/11/19 23:12:23
*GHC-6.6.1のクロスコンパイルについて公式ページのwikiに書いてない部分*
<ターゲット、ホストに共通>
デフォルトサーチパスにGNU MPがない場合は--with-gmp-{includes,libraries}で指定する必要があるが、
途中からこの指定(ライブラリサーチパス)を見てくれなくなる上、
できあがったGHCでも-Lオプションを指定しなければいけなくなるので
(少なくともlibgmp.so.*かlibgmp.aファイルのどちらかを)デフォルトサーチパスにシンボリックリンクしておくほうがいい。
<ホスト>
ghc-6.6.1/Makefileの
echo ghc-$(ProjectVersion)/libraries/haskell-src/Language/Haskell/Parser.hs >> hc-files-to-go
という行を削除またはコメントアウトする必要がある。
libraries/Cabal/cabal-setup/CabalSetup.hsが作られないので、
cd compiler && make boot && makeの後、
cd libraries/Cabal/cabal-setup
rm CabalSetup.{o,hi} cabalsetup
../../../compiler/ghc-inplace -H16m -O -H32m -package Cabal -c CabalSetup.hs -o CabalSetup.o -ohi CabalSetup.hi -keep-hc-files
../../../compiler/ghc-inplace -o cabal-setup -H16m -O -H32m -package Cabal CabalSetup.o
する必要がある。
make hc-file-bundle Project=Ghcの前に、
make -C rts AutoApply_thr.hc AutoApply_thr_p.hc AutoApply_debug.hc AutoApply_thr_debug.hc
する必要がある。
続く
233:143
07/11/19 23:14:33
*GHC-6.6.1のクロスコンパイルについて公式ページのwikiに書いてない部分* 続き
<ターゲット>
いきなり/usr/localにインストールするのではなく、stage1のためのディレクトリにインストールして、
それを利用してもう一度ghcをビルドしたほうがいいと思われる。
*-hc-tar.gzをソースツリーにコピーするのではなく、展開されるghc-6.6.1を手動でソースツリーに上書きする必要がある。
distrib以下のスクリプトに実行権限を与える必要がある。
hc-buildが完了した後、
cd compiler
rm -f *.hs-incl
make primop-can-fail.hs-incl primop-commutable.hs-incl primop-data-decl.hs-incl
primop-has-side-effects.hs-incl primop-list.hs-incl primop-needs-wrapper.hs-inc
l primop-out-of-line.hs-incl primop-primop-info.hs-incl primop-strictness.hs-inc
l primop-tag.hs-incl primop-usage.hs-incl
find . -name \*.o -exec rm {} \;
make boot stage=1 && gmake stage=1
cd ..
make install stage=1
で完了。
ちなみにザウルスのOpenBSD上では16MB以上のテキストセグメントがある実行ファイルは実行できないので
テキストセグメントを32MBに拡張したカーネルを使用しなければビルドできませんでした。
GNU makeがmakeという名前以外(gmakeなど)でインストールされている場合は、適宜読み替えてください。
かなり効率の悪い方法なので、Makefile等をちゃんと読めばもっと最適化できると思います。
古いGHCで新しいGHCをビルドするのはうまくいきますが、
新しいGHCで古いGHCをビルドするのはなかなかうまくいきませんね。
234:デフォルトの名無しさん
07/11/20 08:39:00
一度評価された式をもう一度評価しようとする場合って、再度最初から評価しなおすんですか?
例えば
add x y = x + y
という関数があって、一度
add 1 2
という式を評価した後もう一度
add 1 2
を評価しようとするとき、内部では律儀に 1 + 2 を行うんでしょうか?それとも
add 1 2 = 3
みたいな式が内部で作られてたりするんでしょうか?
235:デフォルトの名無しさん
07/11/20 09:30:04
↑の場合は俺も知りたいです
俺が知ってるのは
f x a b c = a*x*x + b*x * c
という関数に対して
f (1+2) 3 4 5
と呼び出した場合に1+2が1度しか評価されないことくらい…
236:デフォルトの名無しさん
07/11/20 10:20:01
>>234
Haskellの規格では規定されてないけど、普通は評価しなおす。
関数を全部メモ化していたら、救いようのないメモリリークが起こるはず。ただし、
map (\x -> x * add 1 2) xs
のようなコードが最適化されて
let _z = add 1 2 in map (\x -> x * _z) xs
になって、add 1 2が一回しか計算されない、という場合はある。
237:デフォルトの名無しさん
07/11/20 11:41:31
>>234-235
コンパイラのコンパイルオプションによっても動作が違うかな
import System.IO.Unsafe
f n=seq (unsafePerformIO $ putStrLn "hello") n
a=f 1+f 1
main=print a
のようなコードだとGHC6.6.1の場合で最適化なしの場合とありの場合でhelloの表示回数が違ったりする。
238:237
07/11/20 11:44:46
追記
a=f 1+f 2
でも最適化ありで1回表示、 無しで2回表示でした。
239:デフォルトの名無しさん
07/11/20 18:31:21
質問なのですが、
ドラキュラとかが眠ってそうな感じの、棺おけ型のベッドというのは市販されているのでしょうか?
冬の暖房の時期に、部屋ごと暖めるのでは効率が悪いので、棺おけの中だけ温度調節できれば
コスト安になると思ったのです。
また、フタをつけるので静かですし、明かりもシャットアウトできてよいと思うのです。
240:デフォルトの名無しさん
07/11/20 19:04:23
ドラキュラとかが眠ってそうな感じの、棺おけ型のベッドというのは市販されているのでしょうか?
(計算をデフォルトで遅延させる機能のある、関数型のプログラム言語は市販されているのでしょうか?)
冬の暖房の時期に、部屋ごと暖めるのでは効率が悪いので、
(評価されない可能性のある式を正格に評価するのは効率が悪いので)
棺おけの中だけ温度調節できればコスト安になると思ったのです。
(必要になってから評価できれば計算コストを削減できると思ったのです。)
また、フタをつけるので静かですし、明かりもシャットアウトできてよいと思うのです。
(一度評価されればメモ化されるので計算量が少なくなりますし、バグの混入もシャットアウトできてよいと思うのです。)
答え:Haskellは無料で公開されています
こうですか!? わかりません!
241:デフォルトの名無しさん
07/11/20 19:27:37
感動した
242:デフォルトの名無しさん
07/11/21 04:31:54
質問です
GHC6.8.1にはHGL入ってないんですか?
243:デフォルトの名無しさん
07/11/22 01:59:38
Windowsアプリ作っていて気づいたんだが、
Win32モジュールにはSetLayeredWindowAttributesのラッパは入ってないんだな・・
自作するしかないんだろうか。
244:デフォルトの名無しさん
07/11/22 07:26:41
書いてパッチを送るんだ!
245:デフォルトの名無しさん
07/11/22 12:20:00
>>244
>書いてパッチを送るんだ!
いや、これってwindows2000以降の機能で、Win32モジュールに入れるべきかどうか正直迷うんだよね。
246:デフォルトの名無しさん
07/11/22 23:16:48
Windows2000以降のラッパをまとめたWin32exモジュールを作ったので公開しました。
ツッコミなどよろしく。
247:デフォルトの名無しさん
07/11/23 09:58:22
>>245
Windowsに詳しくないので間違ってたら済まんが、2000以降のみの関数も
普通にwin32パッケージに入ってないか?setConsoleCPとかfindFirstChangeNotificationとか。
>>246
どこに置いたかも書けよw
248:デフォルトの名無しさん
07/11/23 10:06:51
246はPeyton Jonesだ。
場所は、わかるだろ。
249:デフォルトの名無しさん
07/11/26 23:05:20
関数型言語はマルチコア時代にフィットしているという話を聞いたことがあります。
既存の流行している言語は対応できてないと。
これはどういう理由でしょうか?遅延評価とか、その辺のことを指しているんでしょうか。
250:デフォルトの名無しさん
07/11/26 23:13:40
知らんけどミュータブルな値があるとスレッドセーフにならないとかそういうへんの話じゃね?
251:デフォルトの名無しさん
07/11/26 23:23:18
MapReduce の「副作用が無ければ無限にスケールする」というのが
一人歩きしてるだけじゃないかな。実際には何をするにも副作用は
あるし、MapReduce だって Reduce の作業はスケーラビリティが
殆ど無いか少ない。関数型言語には副作用が無いというのと同じ様な
勘違い。ただ副作用が無い=スケールする部分を奇麗に切り出せる
のであれば有用ではある。
252:デフォルトの名無しさん
07/11/27 11:43:41
ああいう大規模データパラレルとマルチコアはあんまり関係ないじゃん。
>>249の話は伝聞なんで雲を掴むような話だけど。
253:249
07/11/27 11:48:13
ありがとうございます。透過参照性がスレッドセーフというのはよく分かります。
遅延評価っていうのは、別に関係ないんでしょうか。何かそっちの話を聞いた
ことがあるんです。自分の初心者脳では、正格では無限のリソースを前提に
した関数を書けないが、Haskellのような言語だと記述可能、とか思ったのですが、
ちょっと頭悪いですか?w
254:デフォルトの名無しさん
07/11/27 12:16:38
遅延評価や投機実行をうまく使えば、
CPUコアの利用効率を上げられますが、
それには頭のいいスケジューラが必要なわけで。
例えば、
URLリンク(www.fixstars.com)
にプチ解説があるようなstragglersの問題。
ただ実行順序が規定されてないので、
工夫する余地がまだまだ残されているとは言えると思う。
Erlangのような言語が、あまりpure functionalじゃないとはいえ、
一通りの実績を上げていますし。
また、プログラマがスケジューラに自由を与えるような
プログラミングスタイルを強制されているという見方もあると思う。
255:デフォルトの名無しさん
07/12/06 10:41:19
F#のスレは毎日更新されてますが、こちらは静かですね・・・
関数型で今イチバン売れ筋なのはF#なんですかね。
256:デフォルトの名無しさん
07/12/06 17:36:48
Haskell始めてから3週間目の今の感想。
・概念的にはMonadよりArrowのほうが分かりやすいんじゃないか?とか。
・Monadって何?って聞かれるとなんと答えていいかわからないが、
Arrowなら『矢印をカプセル化したようなもの』と言える。
あとは適当に結合演算とか普通の関数をアロー化する演算とか実装していけばおk。
脳内のイメージも矢印をつないでいくだけだし。
Monadをイメージしようとしてもなんかいまいちピンとこない……。
bindにやる夫関数とか適当に名前を付けて無理矢理イメージしたけど。
・Monadのbind演算子(>>=)はm a -> (a -> m b) -> m bで非対称的。
Arrowの(>>>)はa b c -> a c d -> a b dで比較的対称性があって気持ちよい。
・Arrowは『計算を結合』しているのが自明的に表現されてる。
Monadは別にそうは見えない。……値と計算を結合なのか?意味わかんね。
・そもそも非対称な二項中置演算子はイマイチ気に入らない。
リスト結合演算子とか`elem`とかは仕方ないけど、せめてあまり高階にしてほしくない
・Monadの計算部(a -> m b)は結構重要なパーツの一つなのに、名前が付いてない。
だから『モナドを返す関数』としかいえねえ。
しかもbindした後にはその返り値とは(型は同じだけど)別の奴が帰ってくる。無駄に混乱。
その点Arrowは計算部がずばり『Arrow』。カプセル化されていて美しい。
・Monadは(>>=)は左から右へ流すように使えるが
普通の関数は右から左。もちろんliftMとかも右から左。
(=<<)も右から左。しかし関数を拡張して適用するという見方で見るとこっちが自然という謎さ。
結局どっちからどっちへ読むべきか迷う場所が多く、思考停止してしまう。
ArrowだったらArrowとして結合されている部分は左から右。
普通の関数は右から左で思考が自然に切り分けられる。
257:デフォルトの名無しさん
07/12/06 17:37:32
・Monadでポイントフリースタイルをやろうとするとかなりキモくなるよね。
Arrowはまあ基本的にポイントフリーな感じがするし、普通の関数と分けられていいんじゃない?
・Arrowの構造を作ったりする関数は基本的にArrowだけを返す。
Monadの関数はなんかリストとかに入ってたりして気味が悪い。モナドのリストって、最中十個入りじゃないんだから。
・Arrowの構造を作る関数はキチンと構造を作ってるように見える。
Monadの場合は解読に時間がかかる。なんのためにこんな書き方をしてるんだろうとか……。
・ArrowでStateを自作してみたら比較的分かりやすかった。
Monadのは今見ても訳が分からん。というかMonadの対象が関数って何だよ。
・Monadに慣れ親しんでる人はMonadを扱うのに苦労しないだろうから、
簡単なものなら短い表記が出来るMonadのほうがいいんだろう。
しかし、初心者にいきなり教えるのならArrowのほうが直感的。
ポイントフリースタイルを使いまくってムツカシイことさえしなければ。
・Arrow講座みたいな入門編とかでArrowを書くとき、
関数がそのままアローになるからってやたら省略しないでいただきたい。
アローな部分と普通の関数の部分が綺麗に分かれてるのがいいんだから……
それにarrってやっておけばその部分は一般のArrowでも使えるし。
SF f >>> SF g = SF (f >>> g)とか出来るからそういう書き方が出来ること自体はありがたいが。
・arr.uncurryとかarr.constってよく出てくるけどそういう関数はないのか……
・Arrow関係ないけどデータ構築子と型構築子が同じ名前って混乱するな。時々イラっとくる。
・aとかbとか何を表してんのか直感的じゃねえよ。型変数だったり、引数だったり……
fって名前だから関数かと思いきやArrowだったり。
ネーミング規約みたいなものはないのか……
Arrowが引数で来たときの名前の付け方とかおもいつかねえけど。
・そろそろふつける買おうかな……。
・初心者のくせに身の程をわきまえない長文失礼しました……
258:デフォルトの名無しさん
07/12/06 17:42:34
>>257
> ・Monadでポイントフリースタイルをやろうとするとかなりキモくなるよね。
もう少し他人のコードを読んでいくと感覚がつかめてくると思いますよ
259:デフォルトの名無しさん
07/12/06 18:11:18
モナドのリストを返す関数なんてそんなに使うか?
しかし「モナドのリスト」って言い方は何か違和感あるな。
[IO]みたいなのを想像してしまう。
260:デフォルトの名無しさん
07/12/06 18:16:50
俺のポリシーではIOはmain内でしか使わない
261:デフォルトの名無しさん
07/12/06 18:25:06
>>258
把握。
>>259
ライブラリを見返してるけどそこまではなかったかも……。
初めて見たときに比べればそこまで疲れないし。
やっぱり慣れの問題なんだろうか。『モナドを返す関数』が普通の関数と同じ地位にいるのがイマイチだけど。
引数の数でバージョンがいくつもあったりするのもなんかいただけない。
でもやっぱり慣れれば気にならなくなるんだろうな……。
なんかJavaやったらCのポインタが理解できた時の気持ちを思い出した。(違うか)
262:デフォルトの名無しさん
07/12/06 18:30:02
モナドなんてステートとIOとリストとMaybe以外はほとんどつかわねーぜ
263:デフォルトの名無しさん
07/12/06 18:30:44
IORefもつかうか。
264:デフォルトの名無しさん
07/12/06 18:38:36
a0 -> a1 -> ... -> m bの形の関数を呼ぶのにはmonadic functionという名前が使えるはず。
日本語だと「モナドな関数」か。
俺のコードの大部分はモナドな関数になってるな。
普通の関数より書きにくいから嫌なんだが、変更に強いコードにするために仕方なく。
265:デフォルトの名無しさん
07/12/08 12:05:09
やさしいHaskell入門での質問です。
URLリンク(www.sampou.org)
> (ここで、同値性といっているのは、「値同値性」のことです。
> 対照的な概念としては、「ポインタ同値性」というのがあります。
> たとえば、Java 言語の == です。
> ポインタ同値性は参照透明性を持ちません。
> それゆえに純粋な関数型言語とは相性がよくありません。)
なぜポインタ同値性は参照透明性を持たないのですか?
266:デフォルトの名無しさん
07/12/08 12:26:42
>>265
ポインタ同値をテストする関数eqがあったとすると、
let v = [1,2] in eq v v
はTrue。一方、vを展開して
eq [1,2] [1,2]
とするとFalseになるかもしれない。
参照透過って言うのはそもそも、こういう展開をしても
プログラムの意味が変わらないってことだから、
eqによって参照透過性が破られたと言える。
267:265
07/12/08 12:37:55
>>266
おー!なるほど。わかりやすい説明ありがとう。
[1,2] が複数箇所に出現する場合、メモリ上に別々に配置されるかもしれないわけですね。
勉強になりました。
268:デフォルトの名無しさん
07/12/09 15:29:39
『A a』っていう表記が使われる場所によって
Aは型構築子、全体は多相型、aはパラメータ
Aはデータ構築子、全体はデータ構造、aはその中身
aは型クラスAのインスタンス、何かの型の一部
って変わるのがちょっとわかりにくいね。もうちっとなんとかならんか。
269:デフォルトの名無しさん
07/12/09 21:35:19
Haskell勉強してなくてよくわからないんですが、
乱数生成器をsplitしていくつかにしてseed固定で乱数を作れといわれました。
どう作ればいいんでしょうか?
初歩的な質問だったらすみません。
270:デフォルトの名無しさん
07/12/10 00:51:19
日本語でおk
271:デフォルトの名無しさん
07/12/10 15:07:15
無限リストって便利だけど、末尾を正格に要求する関数について型安全じゃないよね。
でも無限リスト型を再定義するとリストに関して作ったすべての関数について委譲関数を作んなきゃいけなくて現実的じゃない。
結局これは妥協するしかないのか?それともなんらかのテクニックで回避できる?
272:デフォルトの名無しさん
07/12/11 10:46:48
>>271
日本語でおk
273:デフォルトの名無しさん
07/12/11 10:52:25
>>271
俺の知る限り、妥協するしかない
274:デフォルトの名無しさん
07/12/11 12:46:45
>>271
評価がとまらないだけで型安全だよ。
275:デフォルトの名無しさん
07/12/11 13:17:06
そう言えば、厳密に言うと無限ループでも型安全なんだな
でも全域関数でない関数が厄介なことは事実だから、何か呼び名が欲しい
276:デフォルトの名無しさん
07/12/11 17:14:07
>>275
よくわかんないけど、チューリングの停止問題のこと言ってるの?
277:デフォルトの名無しさん
07/12/11 17:30:25
>>276
いや、Haskellには失敗し得る関数があるじゃん
例えば、headはリストが空の時例外を飛ばすし、
lengthは無限リストに適用されたら終わらない
一方で、例えばdropみたいに、引数に未定義値が含まれない限り、
あらゆる引数に対してちゃんと値をもどす関数もある
だからこの二つを区別できるように、短い呼び名があれば便利だな、ということ
「型安全」という言葉を使いたくなるけど、これは>>274の言う通り誤用だし
278:デフォルトの名無しさん
07/12/11 17:40:12
>>277
そういう一般的な関数のことを部分関数というんじゃないかね
279:デフォルトの名無しさん
07/12/11 18:03:01
>>278
全域関数も部分関数の一種だから、とか考えてたけどカジュアルに使う分には問題ないか
グダグダですまん
280:271
07/12/11 19:46:50
いや、同じ構造のデータ型でも、
型システムで『無限リストかそうでないか』をカッキリ分けられたら、
そっちのほうが型安全にならないかな?と思って271を書いたんだけど。
たとえば幽霊型とか使ってそういうのが解決できないかとか思ったんだけど、
それじゃ現行の関数を活かせないし、あんまり意味ないなあ、と。
281:デフォルトの名無しさん
07/12/12 01:00:18
>>280
言いたいのは、型システムを使って、
無限リストのフロー解析をして、
プログラムの停止性、正当性などを知ることができないかってこと?
それならリストの有限性の抽象解釈をやるってことになると思うけれど。
282:271
07/12/12 01:16:01
>>281
違う。返り値が無限リストの関数で、その関数の型を明示しておけば、
無限リストに対して使ってはいけない関数の引数にした時に型エラーになるようにしたい。
まあ無理っぽいのでもう諦めてるけどな。
283:デフォルトの名無しさん
07/12/12 02:43:32
※起こりえる全てのリストのうちどれが有限リストかを確かめることは
無限に長いリストに対して演算を行うことと同じ
ってだれかが言ってた
284:デフォルトの名無しさん
07/12/12 07:57:59
だから誰も自動チェックしてくれって言ってるわけじゃないじゃない……
静的に型推論してくれるんだから、
enumFromにInt a => a -> [a] Inf
って書けるとして
lengthに[a] Ltd -> Int
みたいに指定したらコンパイルエラーになって欲しいとかそういう問題だって。無理だけど。
285:デフォルトの名無しさん
07/12/12 08:17:31
enumFromよりrepeatのほうが良かったな(repeat :: a -> [a] Inf)
あとコンパイルエラーになって欲しいのは『length.repeat x』みたいな文脈な。
286:デフォルトの名無しさん
07/12/12 09:39:03
strictな言語なら、force/delayみたいに陽に指定するんだろうから、
>>281の言うような方法も効果を挙げるだろうが、
lazyな言語だと、リストを生成する全ての関数が、
無限リストを返す可能性があるので>>276でFAだが。
[1..]が無限リストであることも、解析が必要になるし。
うまくできるケースもあるが、希少すぎる。
287:デフォルトの名無しさん
07/12/12 11:18:26
>>271が見事に無視されててワラタ
288:デフォルトの名無しさん
07/12/12 11:39:59
言葉の使い方間違ってるよな。
289:デフォルトの名無しさん
07/12/12 17:16:57
なんというか残念賞な言語だな。
関数言語としてのおいしいところは全てC#3.0に持っていかれてしまった。
290:デフォルトの名無しさん
07/12/12 17:26:09
それはギャグのつもりでいっているのか
291:デフォルトの名無しさん
07/12/12 17:27:04
>>289
関数言語?w
C#3.0?w
292:デフォルトの名無しさん
07/12/12 18:12:14
>>289
F#じゃなくて、C#かよ・・・
293:Wadler
07/12/12 22:26:38
Haskell初心者です。
a->[a]という(型の)monad(仮にDとしましょう)をつりたくて困っています。
どなたか教えてください。
とくにDのmapFにあたる関数も教えていただけれありがたいです。
294:デフォルトの名無しさん
07/12/12 23:11:10
>>293
はい?
295:デフォルトの名無しさん
07/12/12 23:12:01
とりあえず、日本語でおkと言ってほしいのですか?
296:デフォルトの名無しさん
07/12/12 23:13:50
>>295
日本語でおk
297:デフォルトの名無しさん
07/12/13 00:02:02
よくわからんが
data D a = mkD (a -> [a])
instance Monad D where ...
ってことか?
あとmapFってなんだ?fmap?
298:デフォルトの名無しさん
07/12/13 01:20:15
>>293
よくわからんが、釣りってことか?
299:デフォルトの名無しさん
07/12/13 01:23:14
>>297
mkDはなぜ先頭が大文字になってないんだ?
受理されないだろ。
300:デフォルトの名無しさん
07/12/13 01:25:29
なんなんだ?
近頃Haskellerの質の低下が激しすぎるぞ
301:デフォルトの名無しさん
07/12/13 02:15:06
昔からです
302:デフォルトの名無しさん
07/12/13 02:20:10
割と玉石混淆なイメージだね
303:デフォルトの名無しさん
07/12/13 02:23:35
暇つぶしで弄ってる学生がここで暇を潰しているイメージ
304:デフォルトの名無しさん
07/12/13 08:17:19
>>299
>>303
そのとうりですすいません……
305:デフォルトの名無しさん
07/12/13 11:07:28
>>268-304
この辺からおかしくなってきてる
306:デフォルトの名無しさん
07/12/13 11:49:46
なんにしてもHaskellerが増えるのは喜ばしいことだ
307:デフォルトの名無しさん
07/12/13 11:51:12
rubyみたいになるぐらいなら少なくてもいい
308:デフォルトの名無しさん
07/12/13 16:58:02
少数精鋭投入ならこれでいいだろうけど
大人数投入用にコードもデータもブラックボックスにできる仕組み(命令型のオブジェクト指向同等?)誰か作らないのかな
309:デフォルトの名無しさん
07/12/13 17:07:09
大人数投入っていまどき流行らないよ
人海戦術でプログラミングする時代は終わった
310:デフォルトの名無しさん
07/12/13 17:23:49
>>308
ブラックボックス化ってどんなの?
カプセル化なら標準のモジュールシステムがあるけど
311:デフォルトの名無しさん
07/12/13 17:28:42
>>308
そんなにオブジェクト指向がやりたいなら
つ O'Haskell
312:デフォルトの名無しさん
07/12/13 17:30:17
でも、そもそもオブジェクト指向は型理論に包含されるものだから・・・
313:デフォルトの名無しさん
07/12/13 17:31:50
デバドラ屋と少数のhaskellerがいればたいていのプロジェクトは成功する
・・・夢を見た
314:デフォルトの名無しさん
07/12/13 18:14:01
>>308
そもそもhaskellにはオブジェクト指向は不要なんですよ。
というのも、関数の再利用できる範囲がCやらjavaやらとは桁違いに大きいのが特徴だからです。
315:デフォルトの名無しさん
07/12/13 21:20:25
Haskellでモジュールつかってカプセル化してコード書いている人あまりいないような気がするんだけど気のせいかな。
316:デフォルトの名無しさん
07/12/13 21:22:03
なにを根拠に?
317:デフォルトの名無しさん
07/12/13 21:35:09
>>315
そもそもhaskellを使って実用アプリを公開してる人があんまりいないんだから
仕方ないだろ。
318:デフォルトの名無しさん
07/12/13 22:49:47
Haskellって関数型言語の勉強用じゃないの?
319:デフォルトの名無しさん
07/12/13 23:10:30
それだけのための言語だとどうして思うのですか?
320:デフォルトの名無しさん
07/12/14 00:39:15
GHC 6.8.2が出てるね。
GHCiの機能追加がメインっぽい。
321:デフォルトの名無しさん
07/12/14 00:53:25
HaskellはOOじゃなくて、
generic programing指向だからなあ。
Genericsの世界では最強認定を受けてる。
322:デフォルトの名無しさん
07/12/14 01:21:07
OfficeがHaskellで書きなおされるまで俺はその有用性を認めない。
323:デフォルトの名無しさん
07/12/14 02:29:17
スケーリングのための言語じゃないんだよな
工場制手工業ならOOであることやポピュラリティ(みんなが使ってること)は必須だ。
324:デフォルトの名無しさん
07/12/14 13:26:48
別に必須じゃないし。
今流行ってること取り入れたってどうせちぐはぐになるだけ。
325:デフォルトの名無しさん
07/12/14 13:28:05
っていうかさ、人海戦術の奴隷商売に慣れすぎていて、理性的な考え方を失ったお猿さんですか?
326:デフォルトの名無しさん
07/12/14 14:15:06
ポピュラリティが必須というのは分かるけど、OOが必須というのはおかしくね?
OOは一手法に過ぎないんだから、もっと良いものが知られればそっちが使われるようになるだろ
327:デフォルトの名無しさん
07/12/14 14:21:57
OOは現時点でのポピュラリティの1つって事ならわからなくもないけど、
わざわざ分けて必須って言うほどのものではないな。
328:デフォルトの名無しさん
07/12/14 14:54:59
つーか、OOはstableなlibrary構築にはいいんだけど、
意外とreusabilityが悪いから、
generic programmingが注目されているのが現状です。
Haskellのtype classとかC++のconceptみたいなやつ。
C++はtemplate/traitsでやってましたが、ちょっと非力なので、
Haskellのtype classそっくりの"concept"が入る事になりました。
329:デフォルトの名無しさん
07/12/14 14:59:18
実際これはOOと比べてどうなんだとか思ってたんだけど
実際使ってみたら意外とオブジェクト指向のメリット包含しててSUGEEとか思った
330:デフォルトの名無しさん
07/12/14 14:59:57
>>328
日本語でおk
331:328
07/12/14 15:35:51
日本語ですよ?
332:デフォルトの名無しさん
07/12/14 15:45:42
決して英語が読めないわけではないが、
不自然だ
読みにくい
目が痛い
333:デフォルトの名無しさん
07/12/14 16:23:51
理論はそのとおりなんだが、残念だがそんな理論を理解出来る人間は少数派なんだよ。
共産主義みたいなもん。高尚な理屈よりも明日パンが、今日のバグを潰せるかが問題なわけだ。
いいじゃない。Haskellは芸術的な小物を個人で作るのに向いてるってことで。
334:デフォルトの名無しさん
07/12/14 17:07:50
>>333
多数のバカよりも少数の優秀な人間でプログラミングしたほうが安く早くできます。
335:328
07/12/14 17:08:28
>>332
そういう意味か。すまん
>>328については、
URLリンク(journals.cambridge.org)
で。探せばピィーディーエフも見つかるようです。
336:デフォルトの名無しさん
07/12/14 17:09:42
>>333
どの辺の理論のことを言ってるの?
337:デフォルトの名無しさん
07/12/14 17:10:46
>>335
不自然だ
読みにくい
目が痛い
お前は日本語文書の常識を勉強したほうがよさそうだな
338:デフォルトの名無しさん
07/12/14 17:16:49
どっちにしろ、今みたいに人気がなくて、そのせいでライブラリも
周辺環境も整っていない状況だと、小物を個人で作るのすら満足にできん。
339:デフォルトの名無しさん
07/12/14 17:43:43
wxhaskellが使いやすい
が、6.8系用が出てない・・6.6系は非公式
340:デフォルトの名無しさん
07/12/14 17:52:21
いまだと.NETやJavaVMに乗せちゃえばライブラリ不足は一挙に解決だな。
341:デフォルトの名無しさん
07/12/14 17:56:18
>>339
普通にdarcs版をビルドできないか?
342:デフォルトの名無しさん
07/12/14 17:56:46
>>340
なんで?
343:デフォルトの名無しさん
07/12/14 19:53:13
conceptの導入をもってHaskellはC++のサブセットになります
つまりこれで全ての言語がC++のサブセットになるというわけです
344:デフォルトの名無しさん
07/12/14 20:54:45
本日をもってHaskellはウジ虫を卒業する
本日からHaskellはC++のサブセットである
兄弟の絆に結ばれる
Haskellのくたばるその日まで
どこにいようとC++は貴様らの兄弟だ
多くはベトナムへ向かう
ある者は二度と戻らない
だが肝に銘じておけ
C++は死ぬ
死ぬために我々は存在する
だがC++は永遠である
つまり――Haskellも永遠である!
345:デフォルトの名無しさん
07/12/15 07:46:00
初心者質問です。
test = flip fun1 . fun2
の場合、
1. test = flip (fun1 . fun2)
2. test = flip (fun1) . fun2
どっちの意味なんでしょうか。(.)が使用されている場合、flipが対象とする
関数がどこまでかかるか分かんなくなってしまいました。
346:デフォルトの名無しさん
07/12/15 08:05:18
(.)よりも関数適用のほうが優先度が高いから答えは一応 2.なんだけど、
括弧の付け方としては (flip fun1) . fun2 のほうが正しい。
347:345
07/12/15 14:13:25
>>346
ありがとうございます。合成関数全体にかかるのかと思ってました。
もう少しいいでしょうか。
URLリンク(ja.doukaku.org)
にある、
attachIndex = map (uncurry (flip zipWith [0..] . ((,) .) . flip (,))) . zip [0..]
がよく理解できないのですが、
(flip zipWith [0..] . ((,) .) . flip (,)) 0 "abc"
の部分は
zipWith (((,) .) $ flip (,) 0) [0..] "abc"
と考えられると思うのですが、何ででしょうか。(flip zipWith [0..] . ((,) .) . flip (,)) の
第一引数"0"がまず部分適応されてflipされるところが理解できません。
348:デフォルトの名無しさん
07/12/15 14:41:26
(flip zipWith [0..] . ((,) .) . flip (,)) 0
から始める。まずこの式は(A . B . C) 0という形だからA (B $ C 0)に直せて、
flip zipWith [0..] ( ((,) .) $ flip (,) 0 )
これはflip A B Cという形だからA C Bと書き換えられて、
zipWith ( ((,) .) $ flip (,) 0) [0..]
349:345
07/12/15 15:29:30
>>348
ありがとうございます。しかし、まだちょっと理解できませんw
1.第一引数"0"の部分適応を行う
2.flip する
の順番の根拠がよく分かりません。
(flip zipWith [0..] . ((,) .) . flip (,)) 0 "abc"
の第二引数が最後に適応されるのは何故でしょうか。
あと、これは変な質問なんですけど、
(flip zipWith [0..] . ((,) .) . flip (,)) 0 "abc"
の形を慣れた方は直接記述できちゃうんでしょうか。それとも、
zipWith ( ((,) .) $ flip (,) 0) [0..] "abc"
の形から変形させていく形でプログラム書いていくんでしょうか。
350:デフォルトの名無しさん
07/12/15 15:37:45
>>349
Haskellでは基本的にどんな順番で簡約しても結果は同じだから、分かりやすい順序でやっただけ。
もっと実装に即した順序でやることもできるけど、面倒なだけな気がする。
>の形を慣れた方は直接記述できちゃうんでしょうか。
俺はできない。読むのも二分くらい掛かった。
351:デフォルトの名無しさん
07/12/15 15:42:07
あ、でもそのnobsunという人は日常的にそういうコードを書いてるみたいだから、
たぶんすらすら書けるんだろう。
352:デフォルトの名無しさん
07/12/15 15:46:11
俺思うんだけどさ、デザインパターン中毒みたいにポイントフリー中毒ってあるんじゃないかなあ。
そーいうのって可読性犠牲にしてまでやるものなのか?
353:デフォルトの名無しさん
07/12/15 15:47:28
>>350
> Haskellでは基本的にどんな順番で簡約しても結果は同じだから、分かりやすい順序でやっただけ。
(flip zipWith [0..] . ((,) .) . flip (,)) 0 "abc"
自分がどうも腑に落ちないのは、どうして
zipWith ( ((,) .) $ flip (,) 0 "abc") [0..]
こうじゃないんだろう?ってとこなんですね。もちろん、こういう解釈だとダメなんですけど、
引数一つだけ取って、ある関数を返してから、次に行くってのがルールだったりするのかな、
と思ったのですが。
> 俺はできない。読むのも二分くらい掛かった。
そうですかw。いや、直感的に書ける人って凄いなぁって思ったんですが、なかなか
そういう人はいないんでしょうかね。