07/11/24 03:18:06
>>279
時間領域における入力信号とFIR係数列の畳み込み演算は、
周波数領域におけるFFTされた入力信号とFFTされたFIR係数列の各項乗算に対応する。
つまり時間領域でのFIRフィルタ係数をFFTしたのが周波数領域でのフィルタ特性。
> FIRの方が処理速度が速いが、後者の方が精度が高い(遷移周波数帯域幅が狭い)結果が得られる
FIRはn^2 FFTはnlognなのでFFTの方が速い。
周波数領域での直接設計なら遷移周波数帯域幅も何もスパっと切れるけど、
実際にはあんまり急峻に切ると時間領域のFIR係数の収束が悪くなって(要するに
Sincに近づく)、逆に打ち切り誤差が出やすくなったりして、そう簡単にはいかない。