07/06/19 18:08:06
例外を、単なる別のエラー処理技法のように扱ってはいけません。
エラー コードを返したり、グローバル変数の設定したりすることと
同レベルだと思ってはいけません。例外は、それを取り巻くコードの
構造と意味を、根底から覆します。例外は、プログラムの実行時
セマンティックを一時的に繋ぎ変え、通常実行しているコードを迂回し、
こういう状況でなければ決して実行されないコードを動作させます。
例外は、エラー状態を認知させ、プログラムの死という罰則を用いて
その状態を改めようとします。
このように、例外には単純なエラー処理を超えた特性があります。
これらの特性を必要としない、理解しない、あるいは文書化したく
ないなら、例外をスローしてはいけません。
例外以外のエラー処理技法を探してください。