08/05/12 07:51:09
>>511
極めて単純なものだけに有効でしかないよ
総列挙を行うと、ひとつ条件分岐が増えるごとに二倍になる。倍々ゲームだからな。
宇宙の全素粒子をトランジスタにしたって追いつかないほどの並列度がすぐに必要になる。
そして、総列挙以外の方法で解けない問題はNP問題といって、楽しい研究対象だ。
量子コンピュータは、時間的な並行宇宙が倍々ゲームで増えていくことを利用して、
自分たちが感知できない別の宇宙にコンピュータを配置する、
今配置すれば、処理を何工程か経ることによって未来の並行宇宙に倍々ゲームでマシンを配置できる。
これに一斉処理をさせれば、宇宙の全素粒子の冪乗に当たるような並列度が取れるので、解けることもある。
ただし、結果を得る方法がきわめて特殊なので、結局解けないケースが多い。
それにしても一番気になるのは計算機よりも並行宇宙そのものだ。