07/06/16 11:53:25
大規模マルチコアプロセッサの発売に向け準備を進めるインテル
URLリンク(japan.cnet.com)
IntelのTera-Scale Computing Research Program担当共同ディレクタ
ーJerry Bautista氏によると、現在、Intelの研究者らは、コンピュータ
メーカーやソフトウェア開発者らが、大量のコアを搭載するマルチコア
チップにより簡単に適応できるようにするため、それらのチップの複雑
な機能性を意識させないための手段を模索しているという。
異種マルチコアチップ内のすべてのコアを外骨格のようなもので覆い、
それらすべてのコアを複数の従来型x86コア、あるいは1個の大きなコア
に見立てる。Bautista氏は、「それは、いわば1つのリソース貯蔵庫のよ
うになり、ランタイムがその中から適当と思うものを使用する」と述べ、
「これはプログラミングを簡略化するためだ」と付け加えた。
1個のチップ内の多様なコア間で演算タスクを分配するハードウェアスケ
ジューラを使用することにより、特定の演算タスクをより短時間で完了
できるとBautista氏は指摘する。
プログラマーたちは、キャッシュ共有技術やハードウェアスケジューリング
技術を理解したり、これに対応するためにたくさんの労力をつぎ込む必要
はない。これらのオペレーションは大抵、チップ自体によって処理される
ため表面化しないのである。