08/12/14 17:56:35 9VzxvhCA0
[803]名無しさん@お腹いっぱい。<sage>
2008/12/12(金) 22:11:05 ID:8spEw2EB0
このスレで未だに「元動画がキャラ使ってたら楽曲が著作権侵害扱いになる」とか言ってる人、理解力がエキノコックス以下でしょ。
クリはそんなことを問題にしているのではなくて、その企業がその楽曲を使って商売する時に、その付加価値的要素として初音ミクと
錯誤されやすいような歌手名やパチモンキャラで商展開した場合を問題にしている。
「個人の作家が自分の権利を握ったまま、企業に任意にアプローチをかける場合」は、例え商展開上キャラクターが使われて
いたとしても、動画共有サイトに上がっている作家自身の作品やその派生作品が問題にされることはないと、クリは明言してる。
勿論、この商展開上のキャラクターや名称の使用に関して、クリとその企業がちゃんと契約している場合の話だよ。
>前者は個人の作家様主導のもと自らの意思で、自らの権利作品を企業様の機能性を活用し、
>作品の流通を行う場合です。ここで想定されるのは、あくまで作家個人様が主体であり、流通
>販売に関する機能を持った企業は、そのサポートを行う立場となります。こちらのアプローチの場合、
>特に企業側からの作品や権利自体への干渉は無い事が一般的と考え、キャラクターが使用され
>ていると言う理由で、動画共有サイトにおけるご自身の作品や二次創作作品が問題になることは
>ないでしょう。
クリの危惧は「コンテンツ企業側から個人の作家様にアプローチをかける場合」に起こる可能性がある。
この場合、必ずしも作家自身が全ての権利を持ったままとは限らず、その企業と作家との契約内容によっては、権利譲渡や
独占契約がなされていることがある。
これらの企業は「多角的なビジネス展開を目的」としているのが基本で、ただその作家の曲を「その作家の曲」として売って終わり
ではなく、やはり「初音ミク」というブランドイメージをコンテンツの「華」として添えたいと考えるわけだ。
「映画『地球が静止する日』」よりも、「マトリックス三部作のキアヌ・リーブス主演!映画『地球が静止する日』」の方が、お客さん
へのアピールになると考えるのは当然だし、さらにキアヌを別のコンテンツと結びつけることも視野に入れている。
話をミクに戻すが、その企業がキャラクターや名称を使用したいとなれば、クリと企業が契約を結び、一般流通することになる。
そして、次がクリの求めている部分だ。
>キャラクターを使用しない条件を望まれる場合も、基本的にはその内容について“確認”をお願いさせて頂いております。
その“確認”の段階で、キャラクターを使う場合も使わない場合も、クリがのめない条件がある場合は断ることもあるとしている。
>そのなかで契約条件など内容で折り合いがつかない場合、また流動的な包括独占契約などを提示された場合などは
>企業間のお話し合いにより、お断りさせていただく事もございます。
で、ここまでは企業間の話で契約を断ることがあるとしても、実際に権利侵害が表面化することはないので問題のない状態だ。
(つづく)