09/01/28 01:59:35 Sx/MVAMz0
ヤスとタカは落ち着いていた。
2人も手紙を見たときは同じようにひどく狼狽したからだ。
ヤス「俺達も焦ってさ、従って生贄をだそうとしたんだ。けど…」
タカ「従うフリをしてそいつのしっぽをつかもうと思ったんだ。」
しんすけは焦りを何とか落ち着けようと大きく呼吸しながら2人に聞いた。
しんすけ「なんでたろちんなんだ。手紙じゃイボーンだろ、どう考えても」
ヤス「それはタカがどうしてもイボーンに迷惑をかけたくないっていいだして…」
タカ「たろちんならいいかなーと思って」
しんすけ「…………」
つっこんでいいのか解らず、しんすけは横目で2人を見ながら頭ではあの時を思い出そうと集中した。
ふと思いついた疑問をヤスが見切るようにを話し始めた。
ヤス「しんすけに黙っていたのは、その手紙をくれた奴を欺こうと思ってさ。」
「俺達が仲違いしてしんすけを差し出すように見せかけて、しんすけの存在を隠そうとしたんだ」
タカ「監禁するふりしてね。よく言うだろ?騙すなら身内からって。」
しんすけはあの時の「安全だったのに」というタカの言葉を思い出した。
ヤス「でも…予定外のことが起きてさ…」
ヤスは疲れたような目で加藤を見た。加藤はその目線に気づくと心外といわんばかりに反論した
加藤「そんなの知らねーよ!!ヤス俺のこと好きだっていっただろー!!」
ヤス「きもいしね」
タカ「…そういう訳で、加藤がしんすけを逃がして話がややこしくなったって訳なんだ」
「でも、様子を見るからに他の実況者にも同じような手紙が届いているんだと思う」
加藤「2人ともおれの体を弄んだのかよ!!」
加藤が騒いでいるのをヤスとタカは適当に相槌を打つ。