09/01/27 14:41:22 5EFHD8mW0
一瞬、場が静寂に包まれた
のりおは2人の顔を交互に見比べている
やまもと「はいはいはい、分かりました分かりましたよ」
先に静寂を破ったのはやまもとであった
やまもとは諦めた様子で語る
やまもと「のりお君は貴方に差し上げますよ。どうせもう、何の役にも立たないでしょうし」
あなごみ「………!イエロ、離れてろ!」
・▲・「えー…だるい」
何をしようとしているのか悟ったあなごみは、イエロを自分の所から離れさせる
あなごみ「やめるんだ、そんなことは絶対に、してはいけない!」
怒りと焦りを込め、あなごみは叫ぶ
しかし、やまもとはただのりおの様子を眺め、笑うだけだった
のりおは自分を支えていた柱が崩れ落ちるような感覚を感じていた
のりお「そんな、やまもと君…俺、俺…」
やまもと「のりお君。私の役に立ちたいですかね?自分の実力を、評価して欲しいですかね?」
その言葉に、のりおは顔を上げる
やまもとは極めて冷淡に告げた
やまもと「じゃあ、のりお君。だいばくはつね。はいはい」
のりお「………え…?」
やまもと「ん?できるでしょ、のりお君。僕の役に立ちたいでしょ……さっさと、やれ」
のりお「ぁ…ぅ…、うわぁぁぁぁぁぁ!!」
甲羅にヒビが入り、不健康な白い光に辺りが包まれた瞬間
絶大な爆音が響き渡った