08/11/30 21:29:43 W+11595/0
演技性人格障害
これもなんだか病名を見ただけで、想像できそうですね。
演技性人格障害は常に周りの人の関心を集め、自分が中心でいないときがすまない人です。
一見魅力的なのですが、底は浅く、自分の思い通りにいかないと感情を爆発させることがあります。
ほんの最近まで「ヒステリー性格」とよばれていたのが、この演技性人格障害です。
それでは、まず、そのヒステリーについてみていくことにしましょう。
ヒステリーとは?
神経症のコーナーで一度出てきた言葉ですが、簡単にまとめますと、
自分を実際よりもよく見せたいという願望の強い性格のことを言います。
自己中心的で、虚栄心が強く、わがままで、子供っぽい性格が多いようです。
精神医学用語として、ヒステリーは使われなりつつありますが、まだまだ、ある意味便利な言葉で
実際には使われています。
ヒステリーとヒステリー性格は別々のものですので、少しだけ解説します。
ヒステリーとは「特別な心理的な原因によって起きる身体の変化です。
その変化は色々な種類があって、手足が麻痺したり、感覚がなくなったり、
夢遊状態になったり、意識混濁、記憶喪失などが出現するもの」となっています。
一方、ヒステリー性格(演技性人格障害)は「感情の昂揚しやすいこと、暗示性にとむこと、
大げさな芝居かかった行動に出ること、性的なことにむやみに関心を示すこと」となっています。
つまり、ヒステリーでは症状が身体に出ることで防御機制に出るのに対して、
ヒステリー性格(演技性人格障害)では、抑圧が十分な防御機制にならず、行動として出ることで大きく異なります。
それでは具体的に症例を見ていきましょう。