08/12/09 13:38:07 a4sdlRuy0
埼玉県にある「日産ディーゼル工業」の工場で働く派遣労働者が、契約の打ち切りを通告
されたことを受けて労働組合を結成し、9日朝、工場の前でビラを配って雇用を継続する
よう訴えました。
労働組合を結成したのは、埼玉県上尾市にある「日産ディーゼル工業」の工場で働く派遣
労働者の男性3人です。
3人は、工場の減産の影響で、今月18日で派遣会社から契約を打ち切られることを通告され、
派遣会社の寮からも退去するよう求められているということです。このため、3人は新たに労働組合を
結成し、9日朝7時すぎから工場の前で、出勤してきた人たちにビラを配り、今後も雇用を継続し、
寮に住むことを認めるよう訴えました。
労働組合の委員長になった荒井健太郎さん(27)は「契約の途中にもかかわらず、会社の都合
だけで突然解雇され、行き場がなくなってしまうのは納得できない。解雇の撤回と寮の確保を強く
訴えていきたい」と話していました。
日産ディーゼル工業によりますと、今月末までに国内の3つの工場で派遣労働者をおよそ200人
減らす計画だということです。
今回の労働組合の結成について、日産ディーゼル工業は「コメントすることはありません」と話しています。
3人を支援している派遣ユニオンの関根秀一郎書記長は「契約打ち切りとともに寮の退去を迫られ、
住む場所に困る派遣労働者が大勢出ていて、年末にかけて路上生活に陥る人が相次ぐおそれもある。
労働者派遣法を抜本的に見直さなければ労働者の使い捨てはなくならない」と話しています。
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