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ドワンゴ<3715.T> ドワンゴの今期は営業益横ばい、来09年9月期は「ニコニコ動画」黒字化がカギ
音楽系を中心とする携帯コンテンツ会社ドワンゴの今09年9月期は、ほぼ期初想定ど
おり売上高268億円、営業利益4億円近辺での着地となりそうだ。
(略)
続く来09年9月期については、前期、今期にわたり本業の利益の大半を投じてきた「
ニコニコ動画」が念願の黒字化を果たせるかどうかが最大のポイントだろう。「ニコ動」
の会員数は7月末時点で800万人と、「期初に計画した期末900万人、年内1000
万人という計画を1カ月程度前倒しで達成しそう」(小玉誠一・経営企画室副室長)な勢い。
現在のところ、プレミアム会員の会費収入とバナー広告が主な収入源で、今第3四半期
までの売上高は12.8億円だが、それを上回る費用を投じているため部門営業損失10
.6億円という赤字事業だ。今期中に月次ベースでも黒字化に、というのが今期初の計画
だったが、今後の広告事業の展開の可能性などを考慮し「今期は会員ベースを増やすこと
を優先した」(同)結果、黒字化は来期以降に先送りとなった、という事情もある。
そういう意味でも、来期はまさに正念場となる。黒字化に向けての具体策としてインパ
クトが大きそうなのが、今年10月に導入される仮想通貨システムによる一部サービスの
有料化だ。詳細は未定だが、動画投稿、閲覧といった従来の基本サービスは無料のままに
しながら、新しいタイプのコンテンツについてプリペイドカード式のポイント制で課金す
る方法を検討しているもよう。一方で、「現在、広告枠が100%埋まっても月商400
0万円程度」(同)という広告収入を、広告枠拡大と単価向上の両面から増加させていく
ことも課題となる。
ドワンゴでは、今年7月からNTTドコモでiモードの事業化に携わった夏野剛氏を常
勤顧問として招聘。来期黒字化と一般化(会員層の裾野を広げる)に加え、海外展開の3
点での協力を仰ぐとしている。まずは、ナショナルブランドが関心を持つような広告媒体
価値を高めるために、夏野氏の実績や人脈を生かし、大手広告代理店をはじめとするエス
タブリッシュメント層を引き付けられるかが注目される。
(株)東洋経済新報社 四季報オンライン編集部
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記事どっか行ってしまったが
まだ人の少なかった初年度の費用だけで19億