08/10/18 02:25:50 IcPtZI2m0
>>430
妄想型分裂病:
破瓜型、緊張型よりも遅く30歳あるいはそれ以後に発病することが多く、
妄想あるいは幻覚妄想状態などいわゆる陽性症状を主とし、
そのほかの分裂病症状である感情鈍麻、意欲低下、自閉症などの陰性症状は目立たず、
慢性に経過し、人格障害は起こっても比較的軽度で出現に長年月を要する。
妄想は被害妄想が主であるが、嫉妬妄想、心気妄想、誇大妄想などもある。
経過とともに妄想に過去や現在の出来事が取りこまれ妄想は次第に発展し、
ひとつのまとまった妄想の体系を形成するのが普通である。
自分が被害を受けるという被害妄想から、
それは自分が特別な人物だからだという確信が生じ、
誇大妄想に発展することもある。この場合、宗教妄想、血統妄想、
自分は救世主であるとの妄想などのために狂信的な政治、宗教団体を作ることもある。
人格障害が比較的軽い時期には、妄想はあっても社会生活はある程度可能で、
被害妄想や嫉妬妄想のために周囲の人と争ったり、奇嬌な行動にでたりする。
人格障害が進むと、妄想の内容も次第に非合理的、荒唐無稽なものが多くなり、
最後には妄想はあってもそれに無関心になり、妄想と共生して自閉的生活を送るようになる。