09/02/04 15:32:02 Z3ksgiIx0
>>638
危惧された鯨が回復しているのはモラトリアムのおかげであって、まだ充分では無い。
日本が増え過ぎたと主張してるのはミンクだが生息数もまだ決まってないし現在に至る推移は
仮説でしかなくまだ科学的に証明されていない。それに近年の日本の主張はミンクだけの捕獲では
無くミンクの増加は減少気味、多種の捕獲が必要というもの。70万頭程だと言われていた時期のミンクの
捕獲枠は約2千頭ほどだが系群の新たな問題もありさらに細かい管理が必要。捕獲管理として過去の規制は
幾度となく失敗してきた事から充分でなく規制を強化し提案するのは当然。これに対し管理外のものは受け
入れられない、経費負担の問題などの反論で議論が止まってしまっている。
近年の日本は生態系管理でミンクと共に他のナガスやザトウの捕獲が必要だと証明するために調査捕鯨を
拡大し行っている。ところが科学委員会ではこれらが捕獲枠に検討される兆しすら無く肝心なミンクの
情報ですら全く進展がないと評価されている。生態系アプローチは野生生物の管理として将来的なデータ
として多くのものをもたらしているという面で評価しているがこの拡大された致死調査は科学的にも合意
を得ておらず批判も多い。
そもそも調査捕鯨には禁じられた商業の側面がとても多く規模も大きい為科学調査としては異質なものである。
生態系の管理は現状捕獲が必要とは何ら証明されておらず現状の規制は正しいものである。
海外のフォーラムをまとめるとこんな感じだ。かわいそうだからなど文化の押しつけ、日本を差別している
とかだと、ほとんど相手にされない。