08/08/30 18:25:48 /rc5HlWU0
>>261
地方ロケの夜、別々の部屋で寝ているとドアをノックする音が響く。
ドアを開けると、そこに立っていたのはやよいだった。枕を抱き、潤んだ瞳でこちらを伺っている。
「どうした?」訝しみながら聞くと、震える声で>>259。どうやら外の雷雨が気になりなかなか眠りにつけないようだった。
その普段の姿とはまた違う、やよいの弱い部分を垣間見たことに彼女からの信頼を感じながら、プロデューサーはやよいを部屋の中に招きいれた。
一つのベッドに二人で座り、今日のロケのこと、明日のスケジュールのこと、プライベートのことを話しているとやよいも眠くなってきたようだった。
うつらうつらし始めたやよいに、そろそろ寝ようか、そう打診しようとした瞬間、今までで一際大きな雷の音が鳴り響く。どうやらかなり近くに落ちたようだった。
雷光で一瞬照らされる部屋。雷の音。数瞬遅れて、ベッドに倒れこむプロデューサー。押し殺した悲鳴を上げながら、抱きついたやよい。
しばらく後、しんと静まりかえる部屋。よほど雷が怖かったのだろうか、やよいの体は少しだけ震えて見えた。少しだけ泣いているのかもしれない。プロデューサーの後ろに回された手は二人をしっかりと離さなかった。
そんなやよいに抱き返しながら、頭を撫でてやりながら、やよいってこんなにやわらかくていい匂いがするんだな、とプロデューサーは場違いなことを思ったのだった。
ここまで妄想した