【VOCALOIDボーカロイド】初音ミク 専用Part1【CV01】at STREAMING【VOCALOIDボーカロイド】初音ミク 専用Part1【CV01】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト731:名無しさん@お腹いっぱい。 09/01/15 13:55:36 AmfN86QH0 「ちょっと待て、アイスパック持ってきたから当ててやる」 「わひゃっ!」 「ごめん、しみるか?でも冷やしてれば痛み和らぐからさ」 どす黒い、とまでは行かなくても、あちこちが紫色に変色したミクの顔は痛々しかった。 僕はミクの頬を冷やしながら、ガーゼでミクの唇の血をぬぐってやる。 本当にひどい傷だ。 少しでも兄さんに情があれば、躊躇というものがあれば、 これほどまでの傷を負うことはなかっただろう。 「何ででしょうか……?」 ミクが先程の明るい口調(とは言っても、カラ元気なのは見え見えだったが)とはうってかわって、 弱々しく元気のない口調でポツリと呟いた。 「ミクが……ミクが、嫌いだから、マスターはミクに乱暴するんでしょうか…っ」 言葉を詰まらせたかと思うと、たちまちミクは大きな瞳からぼろぼろと涙を溢し、 苦しそうにしゃくり上げながらも喋り続けた。 「えぐっ……ひくっ、みっ、ミクは…悪い子だから…っ、あうっ、 マスターは……えぅっ…ミクをぶつんですよね……っ…ひぐっ…」 「ミク……」 「うぁ…何で…何でかなぁ…っ、ミクは少しでも、マスターにほめて貰いたくて……! がんばってるはずなのに…あぁっ……!」 堪え切れなくなったのか、ミクは天井を仰ぎ見るように顔を上に向けて、 狼が吠えるかのごとく激しく嗚咽した。 「ひぐっ、あ、えっ、うぇぇぇぇ…!もう……ミク…壊れちゃったほうが、いいのかなぁ…っ!」 僕は黙って、ミクの小さな肩を抱き寄せた。 そのことに驚いたのか、人肌のお陰で落ち着いたのか、ミクは少し平静を取り戻した。 「あう…お…弟さん……だ、だめですよう……」 「落ち着け、ミク」 「ひぐっ、ミク、ミク……」 「ありがとう、と、ごめんなさい、がキチンと言える子は良い子だよ」 「…すみません、じゃなくてですか?」 「どっちでも良いさ。お礼とお詫びが言える子はいい子だ。だからミクはいい子だ」 「あぅ、すみま…じゃなくて、ごめ…じゃなくて……ありがとう…ゴザイマス」 そうして体を離し、ミクの頭を優しく撫でてやると、 ミクは嬉しげに微笑んだ。本当のミクの笑顔を見るのは久しぶりのことだった。 そのとき、玄関の扉が強く開く音が響いた。 兄さんであった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch