08/08/19 22:54:44 q1RoZXBu0
かりん
以前数話見て放置していたものを、もう一度最初から一気見
・登場人物・・・主人公かりん(吸血鬼もとい増血鬼、という設定らしい)、けんた(主人公の恋人)、主人公の家族達、その他
・舞台・・・人間社会の隅っこで、吸血鬼がひっそり暮らす現代日本
・吸血鬼の設定・・・覚醒するまでは普通の人間と同じ生活を営む。覚醒後は血の嗜好がそれぞれ異なる(主人公は不幸の血に反応)。
吸血鬼に噛まれると、一時的にそれまでの傾向と逆の人格になる(憂鬱な人が躁状態になったり等)。
・ストーリー・・・いつまでも吸血鬼になれない主人公は、吸血鬼である家族と一緒に過ごせずちょっぴり寂しい毎日を過ごしていた。
そんな折、主人公の通う学校にケンタという転入生がやってくる。一目見るなり噛み付きたい衝動に駆られる主人公・・・そう、ケンタはとてもとても不幸な男の子だったのだ。
ケンタの不幸を直さないと自分の正体がバレてしまう・・・主人公は頑張ってケンタの不幸の元を取り除こうと努力するのだが・・・以下略
・感想・・・基本的にラブコメなので演出はベタ、映像もベタ、シナリオもベタだが、それでも基本的な部分は押さえているので気楽に楽しめる。
独自設定が多いが、ここら辺はキャラクター同士の台詞の掛け合いなどを使い、説明口調にならないようにしながら上手に説明できている。好印象。
登場人物はキャラの被りなどがなく、しかもなかなか濃い設定で面白い。登場人物が多くなりすぎず、ここらへんも好印象。
ただ残念な点としては、以前レビューしていた方も書いていたけれど、設定を使いきれていないこと。
コミックが未完だったので仕方ないが、アニメ版においてはほとんど使っていない設定が多すぎる。
また、究極的には「噛んじゃえばいいんじゃないの?」と思ってしまうのはご愛嬌。
ラストにかけてのシリアス展開がちょっと飽きる。
あぁそれから、OPのエロさはなんなんだろうか。
あれ、意味あったのかな・・・
・評価・・・無難なつくりでよく出来ているが、ラストにかけてが少々残念。並の上くらい。5段階評価で3プラス。