08/07/16 01:28:09 h9zZoKYO0
>>278
なんと彼女はアイドル候補生だった。
自分の才能の限界を感じ、将来への希望を失いかけていた。
黒服の男達はそんな彼女を連れ戻すために事務所からやってきたのだった。
名乗ることもできないまま二人は分かれる。
別の日、ふと立ち寄った公園で再会する二人。
連絡先を交換し、いろいろな話をした。
けれど習慣からか、自分の仕事のことだけは、二人とも話題にしなかった。
こんなふうにお互いに秘密を隠したまま、次第に親しくなっていく彼女とryo。
そんな中、ryoに一件の仕事がやってくる。
あるアイドルのデビューのために一曲、書いてほしい、という。
―そのアイドルとは。