08/08/01 23:11:08 LxyygCbk0
マリア様がみてる
まず一言・・・ヘテロ臭い
登場人物・・・主人公女A(Bの妹)、ヒス女B(Aの姉)、その他
ストーリー・・・由緒正しきカトリック系の女学校に通う主人公Aは、とあるきっかけでBと姉妹の契りを結び、恋愛感情には至らないが友人以上の関係を築いていく。以下略。
感想・・・全体を通じてラブラブなストーリー展開、姉妹の絆以外にこれといった主張のない作品。
主に前半の軽いB様かわいいよB様の作風から、後半はシリアスがメイン展開になるというお決まりのパターン。
メインストーリーで描かれるのはすれ違いを通して主人公とヒロインが成長していく様子と、仲間との関係の深まりくらいなもの。
それ以上でもそれ以下でもなし。
何の寓意性もないし、何の主張もみえてこないし、特に目を引く演出もない。
主人公はウジウジ悩んでは復活し、落ち込んでは復活しを繰り返し、毎度毎度同じパターン。
全13話のうち多くをこういったラブコメパートに振っているので、なんとも退屈。
また、コメディ寄りな小話も基本的に百合すぎる展開で、レズに黴が生えたよう。
主人公AがBによって変態な関係に堕ちていくという小話が多いが、その話から変態要素を取り除くと一体なにが残るのだろうか?なにも残らないだろう、反語。
単なるキャラ萌えラブコメでしかないのではないか。
評価・・・三十五段階評価で下から三十二番目。2プラスくらい。
ある種、百合姫原作アニメなノリというべきか。
あまり多くをアニメに求めなければ、そこそこ楽しめるかもしれない作品。