08/08/01 02:11:48 M7GQ+GMo0
いぬかみっ
まず一言・・・古臭い
登場人物・・・主人公男A(Bの主人)、狐女B(Aの僕)、その他
ストーリー・・・由緒正しき犬使いの家系に生まれた主人公Aは、とあるきっかけでBと主従の契りを結び、世に蔓延る悪を切るため活動する。以下略。
感想・・・全体を通じてベタなストーリー展開、かつ特にこれといった主張のない作品。
主に前半の軽いコメディタッチの作風から、後半はシリアスなメイン展開になるというお決まりのパターン。
メインストーリーで描かれるのは戦いを通じて主人公とヒロインが成長していく様子と、仲間との関係の深まりくらいなもの。
それ以上でもそれ以下でもなし。
何の寓意性もないし、何の主張もみえてこないし、特に目を引く演出もない。
主人公は殺されかけては復活し、殺されかけては復活しを繰り返し、毎度毎度同じパターン。
全26話のうち多くをこういったシリアスパートに振っているので、なんとも退屈。
また、コメディ寄りな小話も基本的に古臭すぎる展開で、シナリオに黴が生えたよう。
主人公AがBによって変態なシチュエーションに放り込まれるという小話が多いが、その話から変態要素を取り除くと一体なにが残るのだろうか?
単なるキャラ萌えラブコメでしかないのではないか。
評価・・・五段階評価で下から二番目。2プラスくらい。
ある種、ジャンプ原作アニメなノリというべきか。
あまり多くをアニメに求めなければ、そこそこ楽しめるかもしれない作品。