08/04/28 12:45:50 voWjaSRg0
続き。
適当に彩色してPNGで出力したものがこちら。
>URLリンク(www6.uploader.jp)
主線カーボン色は茶系の多値彩色で、塗り残し穴を気にせず本当に適当にクリックして
塗っただけのものです。総クリック数は塗り領域の数+10クリックほどでしょうか。
ちなみにインポート前に青系の色をシアンに近くするようにフィルタをかけて
その上で同じ手順で塗るとこんな感じになりました。
>URLリンク(www6.uploader.jp)
ところどころゴミが出ますが、これなら十分使用に耐える品質かなと思います。
と、こんな感じでAniLaでもゴミが出るようなので、もしかしたらスキャン後に
かけている画像補正を少し工夫すればAnimeStudioでもうまく塗れるかもしれません。
目で見る色と、トレスソフトで必要とされる色情報はかなり差がありますし、
AniLaで読んだ時も主線の周囲にかなりノイズが乗っていました。
今さらかもしれませんが、そのあたり工夫してみるといいかもしれません。
とはいえ私が自分で描いた線を読ませたときも結構ノイズが乗っているので、
革新的な結果が出せるかどうかはちょっと微妙ですが。
大きな絵で読み込ませたときの画像例を貼ってみます。
>URLリンク(www6.uploader.jp)
左側がインポート直前の線画画像、右側が出力した彩色済みセルの画像になります。
A4に約27×15cmのフレームを切って作画し、144dpiでスキャン、PC上でクリンアップして
サイズを合わせ、コントラストを上げてインポートしています。クリンアップも、
ゴミ消しと線の太い所を消しゴムで削る程度のちょこちょこ修正という感じです。
インポート直前の画像が1600×900ピクセルになっています。
大きい絵、高画質の絵で読ませて多値で出力できるのがAniLaの本領発揮かと。
このくらいの大きさで描いて読ませると、ほとんどフィルタなしでも楽に塗れます。
もちろんPCへの負担が非常に大きくなりますが。参考になれば幸いです。