08/04/23 15:31:35 RaFNiMkj0
雨足が強くなる、だとまだ少しおかしいから、「雨足は一層強まり」の方がいいかもしれない
"一層強くなった"が"雨粒"と"街灯の光"両方にかかっている場合は
「薄暗かった外の雨足は一層強まり、まだ開いた玄関の扉からは街灯の光が、明るさを増して差し込んできていた。」
等、少し写実的だけれど、この方が自然な日本語だと思う
もし"一層"の後に言葉を入れ忘れただけなのなら本人の心の中で推敲してくれればOK
意味は(少なくともオレには)通じた
このストーリーから察することができるのは
雨の日は、耳の不自由な人にとって太陽が早く沈むようなものだ、ってことだな
そして登場人物の父は、雨の日に失ってしまった過去の友人へと心を寄せるように
静かに、でも繰り返し、彼の娘に語りかけている
雨の日に起こった過去の不吉を厭い、娘の身を案じているのかもしれない
あるいは、彼自身が耳が不自由なのかもしれない
だがそんなことはどうでもいい
もしかしたら下の妹は将来、お姉さん以上の日本通になるかもしれないな
上の妹さんは、若い母として今を懸命に生きているのだろう
三姉妹というのは、どうもドラマには格好のモチーフのようだ