08/04/20 04:58:27 Z18HrGkX0
>>68
>100以上の調査捕鯨が行われていた頃から
>の現状の流れは、科学会およびIWCの方針に沿ったものだと思う。
1986年以前というと、まだミトコンドリアを分析して母系の遺伝系列を調べ、
核遺伝子で父系との関連を調べて統合し、離れた海域に棲む個体群の間にどれだけ
の比率で生殖上の交流が起っているか調べるなんてことはできなかった時代ですね。
染色体末端部の長さを計って、細胞年齢を調べるなんてことは、思いつきもしないころです。
放射性同位元素や脂肪酸の分析、糞からのホルモン採取、超音波測定器で脂肪層の厚さを計る、
鯨の鳴き声を録音してオシログラフで表示し、鯨の求愛歌の「方言」を調べる(これは
異グループ間の生殖成功率にとって重要)etc.「鯨類調査」の手段、方法が爆発的に
進歩しているのですよ、日本以外では。
>実質、間引き等、調査の為の捕殺する事自体は認められると思うけど、
>事実上それらは陸上の野生生物での確実領域って事なんだろうね。
孤島で天敵がいないため、あるいは天敵が絶滅したために異常繁殖した野生動物種の場合、
環境が本来許容する個体数を上回っている場合がほとんどだし、遺伝子的には「貧しい」
というか、「水ぶくれ」というか、そういう状態だから、「間引き」が許容される場合が
あるようですね。
いずれにしても、最近の生態学者は「間引き」という発想が、一般の常識よりはるかに
不合理である場合が多いと見抜いてますので、「間引き」思想の裏に隠れたドロドロの
欲望にはきわめて敏感です。