08/05/05 03:47:24 AtFD3SsD0
>>642
>水産ジャーナリストの梅崎義人氏によれば、
>日本の沿岸では2万5000頭のミンククジラの資源量が確認されてるそうな
梅崎義人ってチンピラの名前出してきたのは釣りでつか?
別にチンピラ様のご高説聴かなくてもIWCの公式サイトに北西太平洋・オホーツク海の
ミンククジラ推定生息数は2万5000頭と書いてある。
URLリンク(www.iwcoffice.org)
North West Pacific and Okhotsk Sea 1989-90年 25,000 (95%信頼区間12,800 - 48,600)
これが商業捕鯨解禁となると、日本韓国中国北朝鮮ロシアで取り合いになるんだが...
どっちにしても、ポピュレイション・ストラクチャーや過去ログ捕鯨データがいい加減に
しかわかってないから、当分解禁にはならないだろう。幸か不幸か。
上に出てたよーつべGP製レポートだと、科学委員のニック・ゲイルズが、捕鯨管理に必要な
データは1)ポピュレイション・ストラクチャー、2)現在生息数、3)自然状態の生息数
を知るための過去の捕獲データ(過去の商業捕鯨&混獲)、この3つだと言ってたな。
このポピュレイション・ストラクチャーという言葉、同じビデオに出てきた森下丈二発言だと、
鯨の年齢構成、若い鯨が増えてこれが健全な将来のポピュレーションに繋がる、みたいな
使い方をしてた。
ところがゲイルズが言ってたポピュレーション・ストラクチャーというのは、系統群のことで、
年齢構成とは関係ない。
上の2万5000頭だと、少なくとも日本海側のJストック(系統群)と、太平洋側のOストック
にわかれ、更にこのOストックがOeとOwの東西にわかれ、またその外側に...と、死ぬほど
膨大な量のDNA分析統計処理が現在進行中だ。
これがわからないと鯨は捕れないし、これがわかるために「調査捕鯨」は必要ないというのも
明らかだ。遺伝子数ミリグラム採るだけでいいんだからね。
「水産ジャーナリストの梅崎義人氏」は、こういうこと知ってなきゃいけないはずなんだけど、
なんでそう書かないのかねえ。
こういうこときちんと知らせてもらってないと、日本人対抗動画作家が無知をさらして恥を
かくことになるじゃないの。