08/04/21 00:18:46 t+BNv7qc0
>>105
>日本は毎年継続してやる必要があると判断しているのでしょう。
>事前に知りたいことがあるものもあれば、
20年前に知りたい、しかも致死調査でしか知り得ない、とされていたのは
年齢別死亡率ですね。これは継続性も重要だけど、とにかく多量にサンプルを
とらなきゃどうしようもないですね。殺した鯨から自然死年齢を推定しようと
いうのだから。
この個体群の年齢別死亡率が正確にわかれば、理論上捕獲の影響の不確実性が低減され、
捕獲可能数が高まるということですね。
ただ、1990年代の改訂管理方式でこの個体群年齢別死亡率が必要な基本データから
除かれたために、その必要性はほとんど無くなったということですね
(もちろん多数の補助変数、共変数のうちの一つとして、「年齢別死亡率」が
いくらかの捕獲可能頭数の増加に寄与し得るという定性的な可能性は科学委員会
も否定してませんが、そのために年間数百頭<調査捕鯨>するという、正当化
根拠にはならないというのが、科学委員会の多数派見解ですね。本気でやるんだったら
数千でも足りないはずだと、1991年に国連FAOのデラマーレがネイチャー掲載論文で
すでに指摘していた通りです。)
>調査の結果、新たに発見することもあるわけです。
それはあるでしょうけれど(たとえば鯨の体内のインフルエンザ・ウィルス発見とか)
やはりそういう科学研究は国際倫理コードに従って、座礁鯨、混獲鯨を丁寧に調べる
というふうに、科学研究競争上の平等原則を守るべきでしょう。
奇妙なことに、日本から研究条件の優位性を生かしたトップクラスの研究が出ている
かというと、そうではないようですが、だからといって研究条件の平等原則を
破ってよいということにはなりませんね。