08/03/28 05:32:52 BjTDSuE50
>>75
>テロメアでの解析になるんだよね?
>未だ誤差がプラスマイナス10年って世界でしょ?
テロメアというのは、細胞の中の染色体の末端の部分で、細胞分裂する時に、
末端だから、完全に複製されずに短くなる。それを若いうちは再構成する機能が
あるけれど、歳をとるとこの機能が減退してきて、染色体の長さが短くなってくる。
こういう動物一般に見られる老化の細胞レベルでのメカニズムに着目したのが
テロメア分析による年齢推定法だね。
現在実験志向で理論的にこれをまとめたスタンダードな論文はシェフィールド大学の
中川さん他の仕事ということになってる。
URLリンク(www.blackwell-synergy.com)
上の憎むべき反日科学者一覧表にも出てくるw、クラパムとかブラウネルとかの論文も
引用されてるねw
今、ネットで話題になってるのは2006年のネイチャーの論文らしいけど、これだと
ザトウクジラで実際にこの応用実験をやった、Peter Harrisonというニューサウス
ウェールズ大学の学者が、年齢推定の幅が5-10年の範囲に収まるようにしたいと、
かなり曖昧なこと言ってるんで、捕殺年齢推定派に希望を与えているんだなw
URLリンク(npg.nature.com)
Nature 442, 507-508 (3 August 2006) | doi:10.1038/442507a;
Published online 2 August 2006