08/03/30 23:24:22 PqVAqGBR0
>>156
>将来捕鯨が再開される可能性がある限りは、
>捕鯨技術の伝承、加工流通経路の確保のための調査捕鯨は必要なんじゃないでしょうか?
これも耳タコの議論で、英語の論文読んでるひとたちにはウンザリな話です。
国際捕鯨委員会科学委員会季刊誌の先号だと、ノルウェーの新しい鯨瞬殺法の
紹介記事が出てます。
鯨に銛を打ち込んでも、死ぬまでにずいぶん時間がかかって、これが現在
世界共通の屠殺倫理にひっかかるというのが、穏健派でも気にかけていた
もんだいだったのですね。
それで、捕鯨国ノルウェーとしては、頭のちょっと下、中枢神経がまとまって
いるところにライフル弾を撃ち込んでいわば麻酔状態にして苦しみを感じさせずに
捕鯨するという手法を開発しましたです。
こういうふうに、捕鯨の技術も変化してゆくわけですから、加工流通も
含めて、伝わってきたものを保全する必要があるという主張は、説得力が
弱いでしょう。保全するのは生態系、種の多様性あるいは本当に伝統的な
文化であって、中途半端な産業技術じゃあないはずです。