08/03/30 18:11:01 85aLv/790
>>137
英語読むのは、日本語読む場合の100倍も手間取るんで、とりあえず>>134が特筆してくれてる
24~28ページの部分だけ読んでみたよ。
まあなんつうか、全般で言うなら別に「壊滅」ってわけでもない。査読なんてのは、突っ込み入れ
まくり、そして改善点を勧告するものでしょうから、学生さん扱いに見えるのもしょうがないでしょ
うしね。
読んだ範囲では、どのレポートに関しても、別に「箸にも棒にもかからん」と評価されているもの
はありません。それは、日本側が提供するデータ欲しさからの考慮かもしれません。
最後のまとめのとこなんて「JARPAが価値ある生データを提供してくれていることには同意する」
って調子で、確かにこれではフィールドワークの学生扱いと言えなくもない。
種間競合については、SC/D06/J19, J22, J23とかが(直接に)関連してますが、どれについての
評価も、著者の見解に別に否定も肯定も与えていないようです。
(ってまあ、分析や考察の足りなさへの「勧告」が、実質否定の意味かもしれんけど)
まあ何にせよ、種間での競合という観点は、"5.5 Synthesis"での一節、
The Workshop noted that in the presentation of SC/D06/J26, a general
hypothesis of inter-specific competition had been used to provide a
framework for the analysis."
というとこからすると、それを否定するものではなく、今後も考慮に値する考え…いや、根本に
据えて扱っていくものだとしていると思われます。
ただしこれは、ミンクがナガス達を圧迫とかいうような、特定の種間についての、日本側の見解を
認める意味じゃあないわけだけど。
というわけで、ミンクがナガスの回復の邪魔云々は、可能性指摘という程度なら、現段階では
別に否定されるわけでもないけど、あまり断定的な調子だと後で困るかも。
また、今回は読んでないとこに思わぬ落とし穴もあるかも。
というところで、後は動画の監督さん自身で判断してください。