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豪羊毛輸出に危機
動物権利活動家買収の嫌疑
3月8日付フェアファクス系紙の報道によると、豪羊毛羊産業タスクフォースの
コンサルタント、ケビン・クレーグ氏がスエーデンの動物権利活動家をオース
トラリアまでの無料旅行で買収する場面をビデオに撮られ、スエーデンの時事
番組「カラ・ファクタ(冷酷な事実)」で放送されたとされている。ニュージー
ランドとオーストラリアでは、羊の臀部がクロバエのウジに冒されて起きる
ハエウジ病を防ぐため、ミュールズという獣医が考案した、臀部のシワを麻酔
なしで切除する方法が1930年代から取られてきた。これをミュールジングと呼
ぶ。元々は雌羊に施していた手術をその後子羊の段階で行うようになったが、
両国内だけでなく欧米でもミュールジングは動物虐待として反対運動が高まり、
ニュージーランドはすでに廃止、オーストラリアでも2010年までに段階的に廃止
することになっている。しかし、動物権利運動家は即時廃止を要求して豪羊毛
ボイコットなどを唱えてきた。ビデオは活動家のカタリーナ・リンゲハグ・エク
ホルム氏がオトリになって撮影されたもので、その中でクレーグ氏と大使館関係
者とされる人物が、エクホルム氏に、「オーストラリアへの無料旅行はオースト
ラリアから承認を得ている。政府も知っている」と語り、見返りとしてTV4制作
のプログラムでミュールジング反対の発言をしないことを求めたとされている。
しかし、このビデオが放送されたおかげでむしろ騒ぎが大きくなり、スエーデン
国内の19小売店が豪羊毛製品をボイコット、スエーデン政府もボイコットを呼び
かける始末。タスクフォースのマーケティング組織豪羊毛イノベーションは、こ
れは買収ではないと否定したが、クレーグ氏の行為は行き過ぎとした。一方、
豪羊毛生産者協会(AWGA)は、この事件でヨーロッパへの3億7,000万ドルの羊毛
輸出が危なくなっているとして、イノベーションのイアン・マクラクラン氏の
辞任を要求している。(AAP)
URLリンク(www.25today.com)
補足すると2010年までにミュールシングを廃止するという計画は既に
撤廃されている。つまり2010年以降もこの残酷な行為はオーストラリアで
存続し続けるということ。