08/05/24 23:39:16 78QZw4qe0
近現代史で揉める問題について事実関係を押さえたかったら、
秦郁彦先生の本からはじめればいい。
戦後日本の歴史学は皇国史観への反省もあって
基本的に左翼バネで伸びてきたので、左翼が強いのは仕方がない。
実際研究者の絶対量が違うので、学者として優れた人の数も研究も、
どうしても左翼に軍配が上がる。そこが気に食わなくても、仕方がない。
保守派の二流から学ぶよりは、左翼の一流から学ばないと。
保守派で有力な学者というと伊藤隆先生あたりか。
伊藤先生の弟子の加藤陽子先生は左翼じゃないけどリベラルだよね。
言っちゃあ悪いけど「つくる会」にはまともな日本史学者が
伊藤先生と故坂本多加雄先生くらいしかいなかったのが最大のガンだった。