07/12/18 23:43:26 ORjEosQx0
「違法サイト」からの動画・音楽のダウンロードが違法と
される方向が、私的録音録画小委員会で固まった。
違法化への反対意見も踏まえながら、ユーザーが大きく
不利益をこうむらない形で制度設計するとしている。
文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会に設けられた「私的録音録画小委員会」
の第15回会合が12月18日に開かれ、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロード
したサイト(以下「違法サイト」)からのダウンロード」を、著作権法30条で認められた
「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法
とする」という方向性がまとまった。
小委員会ではこれまで、30条の適用範囲について、権利者側、消費者側の意見が対立
してきた。権利者側は「違法サイトからのダウンロードで多大な経済的損害を受けている。
(現行法でも違法となっている)アップロードだけでなく、ダウンロードも違法に
すべき」と主張。消費者側は「経済的不利益は実証されておらず、違法化することで、
悪意のない一般ユーザーが潜在的な“犯罪者”とされる。現行法のままアップロードを
取り締まれば十分なはず」などと主張してきた。
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