07/11/19 22:13:27 0
「なんなんですか、って言われてもなぁ…」
「あなたは、あの行為は冗談だと言いました。だから、ここで僕が本気ですだなんて言ったら、気持ち悪いと思われるに決まってるじゃないですか。」
なんだか急にyonjiが喋り始めた。泣きそうな顔をしながら。
「だから、僕は本気だと言いたくないんです、小夏さんが怖いからじゃありません、菓苗に嫌われるのが単純に、怖いから…」
私はたまらなくなってyonjiを抱きしめた。
何の感動も無いごつい高校男児の体だ。でもその体は、今可哀想なくらい震えていて。
愛しいな、と思った。
私の為にこんなにボロボロになってるこいつの体が、心が。
私は怯えたこいつの顔を見上げて、ちょっと背伸びをして唇を近づけた。
yonjiはビクリと震えたが、拒まなかった。
夢で見た時とは違って、結構唇がガサついていた。そんなに悩んでたのかな、と胸がきゅっと締め付けられた。
そっと唇を離すと、吃驚するくらい顔を赤くしたyonjiの顔が近くにあった。
「…顔、赤いぞ。」
「…あなたもです…」