07/09/07 21:53:02 0
>>664
ν速スレに貼られたやつを見つけてきたお
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「なんなんですか、って言われてもなぁ…」
「あなたは、あの行為は冗談だと言いました。だから、ここで僕が本気ですだなんて言ったら、気持ち悪いと思われるに決まってるじゃないですか。」
なんだか急に古泉が喋り始めた。泣きそうな顔をしながら。
「だから、僕は本気だと言いたくないんです、涼宮さんが怖いからじゃありません、あなたに嫌われるのが単純に、怖いから…」
俺はたまらなくなって古泉を抱きしめた。
何の感動も無いごつい高校男児の体だ。でもその体は、今可哀想なくらい震えていて。
愛しいな、と思った。
俺の為にこんなにボロボロになってるこいつの体が、心が。
俺は怯えたこいつの顔を見上げて、ちょっと背伸びをして唇を近づけた。
古泉はビクリと震えたが、拒まなかった。
夢で見た時とは違って、結構唇がガサついていた。そんなに悩んでたのかな、と胸がきゅっと締め付けられた。
そっと唇を離すと、吃驚するくらい顔を赤くした古泉の顔が近くにあった。
「…顔、赤いぞ。」
「…あなたもです…」