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「北京の大気汚染は深刻」UNEPが五輪控え
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国際オリンピック委員会(IOC)など主催の「スポーツと環境世界会議」が25日から3日間の日程
で北京で始まった。北京五輪組織委員会は環境保護対策の成果をアピールする予定だが、国連
環境計画(UNEP)は同日発表した北京市の環境調査報告書で「大気汚染は依然として市民生活
の大きな懸念だ」と指摘。イメージアップをねらう組織委の主張と大きく食い違っている。
組織委は約200ページにわたる金表紙の報告書を作製し、会議参加者に配布した。それによると、
北京市は1998年以降、環境保護計画に招致段階の公約を200億元以上上回る1230億元(1兆
8730億円)を投入した。大気の質が国家基準を満たした日数も年々増加。大気の汚れの目安と
なる二酸化硫黄、一酸化炭素、二酸化窒素、粒子状物質は平均13・8%減少したと主張する。
しかし、今年2~7月に調査を実施したUNEPは「人体にとって危険の高い粒子状物質が世界保健
機関(WHO)の定めた基準値の2倍以上になることもある」と指摘しており、組織委側が都合のいい
調査結果だけを抽出して報告していることがうかがえる。
北京五輪の準備状況を確認するIOC調整委員会のフェルブルッゲン委員長は同日の記者会見で
「来年の五輪開催にはリスクはない」と表面上は組織委を擁護した。大気汚染が深刻な場合、マラ
ソンなどの持久系競技が延期されるなどの流言も否定したが、大気汚染が依然として関心事である
ことは認めた。